窓の下に幅2m、奥行きと深さ50cmのコンテナを置くだけの極小ガーデンについてご紹介します。宿根草のクレマチスが生い茂ることで、窓辺のグリーンカーテンになり、外からの目隠しにもなります。書籍『宿根草で手間いらず 一年中美しい小さな庭づくり』著者でガーデンデザイナーの阿部容子さんに解説していただきました。

お手入れポイント

花壇に竹の支柱を数本立て、軒下にフックを取りつけます。
支柱とフックを麻紐でつなげば、つるがからんで自然に上に伸びていくので、手入れがらくになります。

画像1: お手入れポイント

フックと支柱をつなぐ麻紐。

画像2: お手入れポイント

熱で接着剤を溶かして貼れるフックが便利。

画像3: お手入れポイント

花は切り戻すことで一年に2回咲かせることができます。
1回目は5〜7月の約2か月間。7月過ぎになると花つきが減ってくるので、つるを半分くらい切ってリセットします。
切り口付近から再びつるが伸び始め、1か月ほどで葉が茂り、窓を覆うようになります。
8月中旬〜10月まで、2回目の花が楽しめます。窓の上方で咲く赤い花は、つるバラの‘サラバンド’。

画像4: お手入れポイント

クレマチス ‘ジャックマニー’

画像: クレマチス ‘ジャックマニー’

クレマチス ‘プリンセスダイアナ’

画像: クレマチス ‘プリンセスダイアナ’

プロからのコメント

窓下のわずかなスペースでも、一度クレマチスを植えるだけで、毎年花が楽しめるというアイデア植栽ですね。
地面が掘れない場所でもコンテナを置くだけなので、誰でも試せる方法です。
地植えの場合は、深さ45cm以上根が地中に伸ばせるスペースがあるか、事前に掘って確認しましょう。
また、上方に軒がある場合は雨水が当たらないので、表土が乾いたら水やりが必要です。
冬の間は花壇が寂しくなるので、一年草のビオラなどを植えれば、一年中花が楽しめます。

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なお、本稿は書籍『宿根草で手間いらず 一年中美しい小さな庭づくり』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。宿根草は、一度植えると翌年以降も長く庭を彩ってくれます。季節の変わり目に少し手をかけるだけで、庭づくりを無理なく楽しめます。何度も植えつけたり掘り上げたりする手間がかからず、お財布に優しいのも魅力です。本書は、植物の選び方から、プロのガーデンデザイナーのテクニックまで、豊富な写真とともにやさしく丁寧に解説しています。

画像: 〈実例〉宿根草ガーデン 目隠しにもなるクレマチスのカーテン|小さな庭づくり
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2022-05-17 11:09


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