【キヤノン】高速連写と高画質を両立したミラーレス一カメラ 新開発の有効画素数最大約3250万画素のイメージセンサー搭載

文具・ホビー・カメラ

キヤノンは、RFマウントを採用するミラーレスカメラ「EOS Rシステム」のAPS-Cハイエンドモデルカメラとして「EOS R7」を発売した。本機は、「EOS Rシステム」初となる新開発のAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラで、その有効画素数は最大約3250万画素。先進の映像エンジン「DIGIC X」との連携により、常用ISO感度をISO100~32000を実現している。

キヤノン
EOS R7

●実売価格:ボディ単体=19万7800円程度、レンズセット=24万6200円程度

最高8.0段の手ブレ補正と高速連写・高性能afを実現したミラーレスカメラ

キヤノンは、RFマウントを採用するミラーレスカメラ「EOS Rシステム」のAPS-Cハイエンドモデルカメラとして「EOS R7」を発売した。

EOS R7(RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM装着時)

本機は、「EOS Rシステム」初となる新開発のAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラで、その有効画素数は最大約3250万画素。先進の映像エンジン「DIGIC X」との連携により、常用ISO感度をISO100~32000を実現している。

「EOS R」シリーズ最速となるAF/AE追従により、最高約15コマ/秒の高速連写を実現。電子シャッターによる撮影時においては、AF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写を可能としている。「EOS R3」のAF被写体検出技術を継承し、人物の瞳・顔・頭部・胴体、動物(犬・猫・鳥)の瞳・顔・全身、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の全体・スポット検出に対応するなど、ディープラーニング技術を活用したアルゴリズム「EOS iTR AF X」により、優れた検出性能と被写体追尾性能を実現している。

また、電子シャッターによるRAW画像の連続撮影機能「RAWバーストモード」(AF/AE追従)を搭載しており、クロップなしで最高約30コマ/秒の連続撮影が可能だ。シャッターボタン半押し状態で撮影を開始し、シャッターボタン全押しの最大約0.5 秒前から記録できる「プリ撮影」にも対応する。

本機は、新開発の有効画素が数最大約3250万画素APS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」の組み合わせにより、優れた高感度性能を達成。APS-CサイズCMOSセンサー搭載のEOS史上最高解像性能を実現している。

新開発のAPS-CサイズCMOSセンサー

静止画撮影時に常用で最高ISO32000の高感度撮影を実現しており、高感度撮影時のノイズを低減し、暗い場所でも自由度の高い撮影表現が可能だ。

また、レンズの収差などを補正し、解像感を向上する「デジタルレンズオプティマイザ」に対応。高速連続撮影時でも高い補正効果が得られる「強め」の設定が可能となっている。「HDR PQ」方式での静止画/動画記録にも対応し、高速でブラケット撮影を行い、カメラ内で3枚の写真を1枚に合成する「HDRモード」の搭載で、階調性豊かな映像表現が可能になった。さらに、自動的にピント位置を変えながら連続撮影を行うフォーカスブラケット撮影においては、EOSシリーズで初めて、カメラ内深度合成処理を実現。深度合成した画像をその場で確認することができるようになった。

本機では、EOSシリーズ初となるパノラマ撮影機能を搭載しており、スイングしながら約5コマ/秒の間隔で連続撮影を行うと、高画質なパノラマ画像として記録できる。

EOSシリーズ初となるパノラマ撮影機能を搭載している

今回のモデルより、スペシャルシーンモードの機能が向上しており、「流し撮り」や「手持ち夜景」「HDR逆光補正」などのモードで、カメラまかせでより本格的な撮影が可能となっている。

また、クロップなしの7Kオーバーサンプリングによる高画質4K UHD Fine動画の撮影が可能で、低感度から高感度まで、優れた解像感と色再現性を実現している。

本機にボディー内5軸手ブレ補正機構を搭載することで、手ブレの発生しやすい環境でも快適な撮影が可能となった。さらに、レンズ内ISを搭載したRFレンズ装着時は、カメラとレンズそれぞれの手ブレ補正機構が協調することで、最高8.0段の手ブレ補正効果を発揮してくれる。なお、キットレンズ「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」装着時の手ブレ補正効果段数は7段となっている。

協調制御による手ブレ補正のイメージ

ボディー内手ブレ補正機構のロール補正機能を利用すれば、CMOSセンサーが動くことで撮影画面が水平になるよう自動で補正してくれるから、カメラの水平出し時間を短縮し、撮影の効率化を図ることができる。さらに動画撮影時には、ボディー内とレンズ内の手ブレ補正機構の協調制御に加え、動画電子ISの併用も可能だから、歩きながらの撮影など、多様化する動画撮影にも対応する。

本機より新たに搭載された、新しいサブ電子ダイヤルは、ファインダーを覗いたまま、設定から撮影まで行うことが可能で、使用頻度が高いマルチコントローラーと同軸にダイヤルを配置することで、ホールド時に自然に指が届くため、指を大きく動かすことなくさまざまな操作が可能となっている。

新サブ電子ダイヤル

また、小型・軽量なボディーでありながら、UHS-II対応のSDカードスロットを2基搭載。

デュアルカードスロット

さらに、バリアングル液晶モニターの採用により、自分撮り時に構図確認を行いながらタッチ操作でAFや撮影開始などの操作が可能になった。動画縦位置情報を付加したことで、スマホなどで再生したときに動画が縦位置で再生されるように設定することができる。ちなみに、動画連続撮影は、最大6時間まで記録可能。

撮影をしたデータは、スマホなどの携帯端末へのWi-Fi/Bluetoothによる接続が可能なうえ、デジタル端子(USB)による携帯端末との有線接続にも対応している。カメラから「image.canon」(クラウド)への画像自動転送機能も搭載しており、「image.canon」の店頭サービスを利用して、YouTubeに接続すれば、カメラからの映像をストリーミングでライブ配信することが可能だ。

本体サイズは、約幅132mm、奥行き91.7mm、高さ90.4mm、重さは、約530g(ボディ単体)。背面に搭載すモニターサイズは、3インチ、約162万ドット。搭載するOLEDカラー電子ビューファインダーは、0.39型の画面サイズと約236万ドットの解像度で、視野率は約100%となっている。

※価格は記事作成当時のものです。

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