【キヤノン】新開発のCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラ 手軽に本格的な静止画・動画撮影ができる

ガジェット

キヤノンは、小型・軽量ボディーに「EOS Rシステム」の高い性能を凝縮し、本格的な静止画・動画撮影をより手軽に楽しむことができるミラーレスカメラとして「EOS R10」を発売する。本機は、ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広い撮影にニーズに対応する、APS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラ。新開発の「RF-Sレンズ」に対応するほか「RFレンズ」や「マウントアダプター EF-EOS R」を装着することで「EFレンズ」も使用できる。

キヤノン
EOS R10

●予想実売価格:ボディ単体=12万8500円程度、レンズキット(RF-S18-45mm IS STM)=14万4000円程度、レンズキット(RF-S18-150mm IS STM)=17万7000円程度

本格的な静止画・動画撮影をより手軽に行えるようになったミラーレスカメラ

キヤノンは、小型・軽量ボディーに「EOS Rシステム」の高い性能を凝縮し、本格的な静止画・動画撮影をより手軽に楽しむことができるミラーレスカメラとして「EOS R10」を発売する。

ボディ単体

本機は、ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広い撮影にニーズに対応する、APS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラ。新開発の「RF-Sレンズ」に対応するほか「RFレンズ」や「マウントアダプター EF-EOS R」を装着することで「EFレンズ」も使用できる。

写真左:EOS R10(RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM 装着時)
写真右:EOS R10(RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM 装着時)

高画質化を実現するため、新開発の有効画素数最大約2420万画素APS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」を搭載することで、有効画素数最大約3250 万画素のCMOS センサーを搭載する「EOS 90D」、「EOS M6 Mark II」と同等の解像性能を達成している。

「EOS R3」のAF被写体検出技術を継承しており、人物の瞳・顔・頭部・胴体、動物(犬・猫・鳥)の瞳・顔・全身、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の全体及びスポット検出にも対応する。ディープラーニング技術を活用したアルゴリズム「EOS iTR AF X」により、優れた検出性能と被写体追尾性能を実現。また、電子シャッターによるRAW画像の連続撮影機能「RAWバーストモード」(AF/AE追従、クロップ)を搭載してことで、最高約30コマ/秒の連続撮影ができるようになった。さらに、シャッターボタン半押し状態で撮影を開始しすれば、シャッターボタン全押しの最大約0.5秒前から記録できる「プリ撮影」も可能だ。

メカシャッター/電子先幕による撮影時は、EOS Rシリーズ最速となるAF/AE追従で最高約15コマ/秒の高速連写を実現しており、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約23コマ/秒の高速連写を可能にしている。

高画質と高速性を両立

また、静止画撮影時には、常用で最高ISO32000の高感度撮影にも対応したことにより、高感度撮影時のノイズを低減することができるから、暗い場所でも自由度の高い撮影表現も可能になった。

暗い場所でも自由度の高い撮影ができる

さらに、レンズの収差などを補正し、解像感を向上する「デジタルレンズオプティマイザ」にも対応。高速連続撮影時でも高い補正効果が得られる「強め」の設定が可能だ。また、「HDR PQ」方式での静止画/動画記録に対応しており、高速でブラケット撮影を行い、カメラ内で3枚の写真を1枚に合成する「HDRモード」を搭載するなど、階調性豊かな映像表現ができる。

写真左は、HDR設定なしの写真、写真右は、HDRモードにした写真

自動的にピント位置を変えながら連続撮影を行うフォーカスブラケット撮影では、EOSシリーズで初めて、カメラ内深度合成処理を実現。手前から奥までくっきりとした画像を生成できるうえ、深度合成した画像は、その場で確認することも可能だ。

手前から奥までくっきりとした画像が生成できる

本機は、EOSシリーズでは初となるパノラマ撮影機能を搭載しており、スイングしながら約5コマ/秒の間隔で連続撮影を行えば、高画質なパノラマ画像として記録をすることができるようになった。

高画質なパノラマ画像も撮れる

そのほか、スペシャルシーンモードの機能が向上したことにより、「流し撮り」「手持ち夜景」「HDR逆光補正」などのモードで、カメラ任せでより本格的な撮影が可能になっている。

動画撮影機能においては、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K/30P動画撮影を実現しており、さらにクロップ時には4K/60P動画の撮影ができる。また、動画電子ISにより、レンズ内ISを搭載していないレンズであっても手ブレを抑えた安定した動画撮影ができる。レンズ内ISを搭載したRFレンズ装着時は、動画電子ISとレンズ内ISの協調制御によってブレをより効果的に軽減。歩きながらの撮影など、多様な撮影シーンに対応する。

バリアングル液晶モニターの採用により、自分撮り時に構図確認を行いながらタッチ操作でAFや撮影開始などの操作が可能で、動画縦位置情報を付加し、スマホなどで再生したときに動画が縦位置で再生されるように設定することもできる。動画連続撮影は、最大2時間まで記録可能だ。

操作面においては、操作部材を最適にレイアウトすることでファインダーをのぞいたまま操作することができるシンプルで分かりやすい配置を採用している。

マルチコントローラーをファインダー横に配置し、サブ電子ダイヤルをカメラ上部に配置することで、AFや露出の設定、再生操作などをスムーズに行うことが可能になっている。

(1)マルチコントローラー
(2)サブ電子ダイヤル

さらに、ファインダーを覗いたままでもAF/MFの切り換え操作が行えるフォーカスモードスイッチを搭載。フォーカスモードスイッチを備えていないレンズを装着した時に有効で、ファインダーを覗いたままでも、指先の操作だけで素早く切り替えができるから、シャッターチャンスを逃さず撮ることができる。なお、フォーカスモードスイッチを備えたレンズを装着している場合はレンズの設定が優先される。

フォーカスモードスイッチ

本機には、高度な通信機能を持つ「マルチアクセサリーシュー」も搭載しており、対応するアクセサリーとの組み合わせることにより、静止画撮影時の外部ストロボのコントロールや、動画撮影時の音声のデジタル入力、スマホとの接続によるネットワーク活用が可能となっている。

EOS Rシリーズでは、初となる内蔵ストロボを搭載しており、自然光や室内光では、光量が足りない時や、逆光になってしまった時などに、気軽に明るく撮影ができる。調光方式は、「E-TTL II」で顔を優先させた評価測光や、調光補正が行える。

内蔵ストロボを搭載

本機は、スマホなどの携帯端末へのWi-Fi/Bluetoothによる接続が可能で、撮影した静止画や動画は、クラウドで保存・管理ができる。Wi-Fi経由でクラウドサービス「image.canon」へのアップロードが簡単に行えるほか、「image.canon」の転送サービスを利用してYouTubeに接続することもできるから、カメラから映像をストリーミングでライブ配信したりも可能だ。

本体サイズは、幅約122.5mm、奥行き83.4mm、高さ87.8mm、重さは、約429g(バッテリー、カード含むボディ単体)。搭載モニターは、TFT式カラー液晶モニターで、サイズは3インチ。視野角は上下・左右ともに約150°、視野率は、約100%となっている。

※価格は記事作成当時のものです。

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