今回は、パイオニアから今年の3月2日に発売されたドライビングパーソナル音声AIを搭載した全く新しいタイプのコネクテッドデバイスを実際に体験してきたので、その体験した際の感想と、その後実際に使ってみたので、その使い心地を併せてお伝えしたいと思う。

パイオニアのデモ車に乗って体験

さて、ここまでは製品の説明をしてきたわけだが、実際のところ、どうなの?本当に使いやすいの?音声だけも大丈夫?などいろいろな不安要素があると思われるが、私も体験する前まで、同じようなことを考えていた。しかしながら、結論から申し上げると、予想に反して想像以上に使えるやつだ、不安要素はほぼ感じることがなかった、そして楽しいと、まずはお伝えしておこう(100点満点ではないけれど…。そしてあくまでも個人的な感想になるが…)。

設置された実物を見てみる

早速だが、パイオニアのデモ車両に取り付けられた「NP1」を見ると、少々大きいかな、とも思ったのだが、画面がない分、薄いが奥行きがあるといった形状だから、視界の邪魔にはならなさそうだ。配線は、シガーソケットから電源を取る方法と、バッテリーから直で取る方法のいずれかから選択することができる辺りは、一般的なドラレコと変わらない。デモ車両ということもあり、バッテリー直から電源を引いていることからとてもキレイに設置されていた。

画像: 前方方向から撮影

前方方向から撮影

画像: 右側面から撮影。画面がない分薄く作られている。視界の邪魔にならなさそう。

右側面から撮影。画面がない分薄く作られている。視界の邪魔にならなさそう。

いよいよドライブの開始

一通りの説明が終わり、いよいよエンジンを始動しパイオニアの方のドライブで目的地に向かうのだが、まず、目的地の設定をするため、「NP1」に向かって発話をする。「NP1、目的地を〇〇にして」とパイオニアの方が発話すると、すかさず「NP1」は、「目的地を〇〇に設定しました。安心して走行できるルートで案内を開始します。」と返答してくれる。このやりとり、なんかに似ている、と思いながら「NP1」の案内通りに目的地に向かっていよいよドライブが始まった。

画像: 専用アプリ「My NP1」で画面も起動して走行を開始した。

専用アプリ「My NP1」で画面も起動して走行を開始した。

画像: スマホで、撮った映像をすぐに確認することもできる。

スマホで、撮った映像をすぐに確認することもできる。

感心したことその1

ドライブ開始後、まず私が感心したのは、音声案内がとても丁寧だということ。例えば、複数車線がある場合などでは、走行するレーンまで案内してくれるため、どのレーンを走行すればいいのか、迷うことがない。また、右折、左折の案内も、直前案内ではなく、数十メートル手前(2つ先の信号を右折ですなど)からしっかり案内してくれるから、ナビ画面に慣れている人でも、違和感なく使用できそうだった。仮に、道を間違えてしまった場合でも、すぐにリルートをしてくれるあたり、画面付きナビと同じ感覚で使えそうだ。

画像: 音声ナビの案内が丁寧だから、同乗していても、終始安心して乗っていられた。

音声ナビの案内が丁寧だから、同乗していても、終始安心して乗っていられた。

感心したことその2

さらに感心したのは、店舗検索などについてだ。これは、例えばドライブ中にお腹が空いてしまったとしよう。この場合、これまでは、一旦車を駐車させてスマホで付近の情報を調べてから、住所をナビに打ち込み、案内させるという方法を行ってきたが、「NP1」では、「この辺で美味しい〇〇を食べることができるお店を教えて」と発話するだけで良いのだ。すると、「NP1」はすかさず案内を開始してくれて、「〇〇〇m先を左に曲がって、〇〇mの場所に〇〇というお店があります」と教えてくれるのだ。検索のために車を停車させるスペースを探す必要がないから、とてもスマートに、お店探しをすることができる。

また、空いている駐車場を探す場合でも「駐車場を探して」と発話すれば、駐車場の空き状況の検索だけでなく、周辺で空いている駐車場を自動で検索・提案もしてくれるのため、駐車場に行ったけど、満車で入れない、ということも避けることができる。これは、画面付きナビでは経験したことがないパフォーマンスで、非常に便利だと感じた。

視覚的な安心が必要な人には

音声案内の利便性に感心しつつも、やはり、視覚的にも確認して安心したいと思う方も居ると思われる。ましてやこれまで画面付きナビに慣れてきている人であれば、なおさらだろう。私は、たまたま所有するクルマが18年前の車ということもあり、付いている純正ナビは、ほぼ使い物にならないお飾りと化しており、出掛ける度に、ナビ画面上では道なき道を走行していることになっている。そのため、視覚的に安心感を得たい(行先を画面で確認したい)という欲求はないのだが、車の運転に慣れていない方であれば、音声だけではどうしても不安、と思う方も居ると思われる。

そこで、登場するのが、スマホだ。ここ最近、スマホをナビ代りに使用している人も多いかと思うが、スマホ用のナビは、精度がイマイチなことがままある。我が家でも、純正ナビが使い物にならないことから、妻のスマホでナビをしてもらうものの、大体の場所はあっていても、付近を走行すると案内が終了してしまうケースがしばしばある。

そういった時に便利に使えるのが「NP1」専用のアプリ「My NP1」だ。このアプリを使えば、目的地の詳細な住所を検索することができるから、「NP1」が画面付きのナビのように使うことができるのだ。スマホに入力したデータを、「NP1」に送れば音声ナビが開始され、スマホとも連動するから、視覚的の案内を見ることもできる。

画像: スマホを設置して、同乗者に見てもらうのもいいかもしれない。

スマホを設置して、同乗者に見てもらうのもいいかもしれない。

実機を自身で試してみた

実は、今回、同乗体験の後、どうしても自分で試してみたくなり、実機を借りて試してみることにした。残念なことに、そこで「NP1」が100点満点ではないことを感じてしまったのだ。今回、ちょっとしたトラブルがあり、フロントガラスに設置して使用することはできず、ダッシュボードに置いて使用したのだが、その使用とは別に、気になった点が2点あった。

実際の使用で気になった点、1点目

1点目は、音声案内だ。今回、数年ぶりに首都高速を走行してみたのだが、私が住んでいる場所から最も近い場所が高井戸になるため、高井戸インターから首都高速に合流した。走行後まもなくして永福の料金所が現れるが、「NP1」から聞こえる案内は、どぉしても、「まもなく"レイフク"料金所です」としか聞こえないのだ。音声のボリュームが小さいからなのか、それとも、私の耳が悪いからなのか、何度聞いても「レイフク」としか聞こえない。まぁ、だからと言って、何か問題があるわけではないのだが、なんとなく、ほかの案内についても、少々気になってしまった。

実際の使用で気になった点、2点目

2点目は、録画映像の速度表示についてだ。これは、走行した映像を自宅に戻ってから確認した際のことになるが、今回試走した首都高速のトンネル内走行中の速度表示についてになる。流れにのって走行していたこともあり、そこそこの速度は出ていたものの、「あれっ、速度出すぎじゃない?!」とか、「あれっ、速度が1桁になってる」など、速度表示が安定しない場面が見受けられた。概ね表示されている速度は、トンネル以外では、ほぼ誤差はなかったものの、トンネル内ではGPSの測位が難しいのかもしれないという理由からなのか、そんな場面が何回か見受けられた。

画像: 高速道路を走行しているのに、なぜか8km/hという表示が。

高速道路を走行しているのに、なぜか8km/hという表示が。

仮に、トンネル内で事故に遭遇してしまった場合、証拠としてデータを提出するようなことがあると、「あれ、速度超過してますね」など、不利になりそうだと思ってしまった。トンネル内以外は、正確に測位していたので、概ね問題はないと思うが、この点も気になってしまった。(このあたりは、一般的なドライブレコーダーと同じようだ。)

今回気になった2点についても、「NP1」は、日々細かいアップデートを行っているので、今後改善されることを期待したい。

「NP1」は、日々進化するナビ

「NP1」のアップデートは、日々行われており、5月には年4回ある大型アップデートの第一弾として行われた。今回のアップデートでは「Amazon Alexa」に対応することになり、これにより、「NP1」に「アレクサ、〇〇して」という問いかけが可能となったのだ。自宅で「Amazon Echo」を使用している方であれば、慣れ親しんスマートスピーカー同様の使い方が可能となったことで、より「NP1」が身近な存在になり得るのではなかろうかと思った次第だ。また、6月には、音声ナビで、渋滞や規制状況の確認ができる「渋滞チェック」機能の他、トンネル内での位置情報の確認などもできる様にアップデートされるなど、日々進化し続けている。

画像: 車内の様子、かなり鮮明な映像が撮れる。

車内の様子、かなり鮮明な映像が撮れる。

体験及び使用に伴う感想

今回、「NP1」を体験及び実際に使用してみて思ったことは、上半期で一番欲しいアイテム、と思えるほどのアイテムになったということ。理由は、我が家では、「Amazon Echo」をよく使用することもあり、「Amazon Echo」に問いかけて何かを調べたりすることが日常的に行われている。そんななか、車で出掛ける際にも、「Amazon Echo」のように話しかけたら応えてくれる、そんなナビがあったらと思っていたからだ。

そんな思いが届いたのか、今回試した「NP1」が今年の3月に発売された。当初は、本当に使えるのかな?という懐疑的な思いもあったが、いざ体験及び使用をしてみると、まぁ、この上なく便利に使えたので、上半期で一番欲しいアイテムになったのだ(個人的に)。

まとめ

「NP1」は、これまでにない体験ができ、かつ音声で道案内などをしてくれる新しいタイプのナビだ。また、ドライブレコーダーも搭載しており、ドライブレコーダーで録画した映像は、クラウド上にアップされ、スマホで、映像をすぐに確認することができる。さらには、Wi-Fi機能も搭載しており、一度に5台のデバイスと接続できるから、渋滞などで退屈しがちな車内においても、個々が各々の時間を楽しむことができる。車内で欲しいと思っていた機能がこの一台に凝縮された、私にとっては、このうえなく理想的なアイテムと言える。

これまで、妻のスマホでナビをしてもらうこともしばしばあったが、もし、下半期に我が家のクルマに導入することができたならば、これまで以上に安全で楽しいカーライフが待っているようなそんなイメージを抱いている。今回の体験を通して、私にとっては、100点満点中95点のアイテムになったのだが、残り5点は、リアカメラを早くに発売してほしいという期待を込めての点数付けとなった。リアカメラがオプション設定されたら、概ね100点と言えるアイテムといえる、あくまでも個人的になるが。

もし、今後導入することになったら、今回の記事の第2弾として、アップデートの内容や使い勝手についてお伝えしたいと思うので、気になる方はチェックして頂ければと思う。

画像: 【ルポ】全く新しいタイプのコネクテッドデバイス「NP1」を体験音声ナビは、想像以上に使えるアイテムだった!
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