腰から股関節を支えている筋肉の中には、「サボリ筋」が存在します。腰周りのサボリ筋こそが、腰痛をはじめとした腰トラブルの根源になっています。「サボリ筋コンディショニング」で、腰や脚の痛み・しびれがよくなり、健康面・美容面・精神面でも、多種多様なメリットがあります。「サボリ筋コンディショニング」について、著者で理学療法士の笹川大瑛さんに解説していただきました。

10秒で筋力が変化し、「理想的・健康的な腰」に

腰周りにサボリ筋があると、そのサボリ筋が本来果たすべきだった役割を、そばにある複数の筋肉が頑張ってフォローしようとします。
ですから、サボリ筋の周囲にある筋肉にとっては、過剰な働きをこなさなければいけなくなります。
それはまさに、「サボリ筋のそばにある『他の筋肉』にも悪影響が及ぶ」ということです。

私は、こうしてサボリ筋の〝マイナスぶん〟を補うために働く筋肉を「ガンバリ筋」と呼んでいます。
例えば、腰周りにある「腸腰筋」という筋肉がきちんと働かず、サボリ筋になると、そばにある「大腿筋膜張筋」「大腿直筋」「梨状筋」などの筋肉がガンバリ筋になってしまうということです。

腰の痛み・動き・安定 にかかわるサボリ筋 ガンバリ筋

画像: *腰を左側から見た図

*腰を左側から見た図

「サボリ筋コンディショニング」は、このような腰周りの筋肉の「アンバランスな状態」を瞬時に解消し、「理想的・健康的な腰の状態」に整える方法です。

サボリ筋へのピンポイントの刺激によって、

サボリ筋が本来果たすべき働き・機能を回復させられる
サボリ筋がきちんと仕事をこなせるようになるため、ガンバリ筋が自動的に緩む
腰周りの「筋肉を使う割合」が理想の状態に変わる
腰から股関節の動き・安定性が向上し、骨盤の状態も整う
脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰などの腰痛に加え、坐骨神経痛も改善・解消する

という好循環が生まれるのです。

また、腰を支える筋肉に必要な要素は、太さや量だけではありません。
実は、脳からの「働け」という指令の頻度・伝達ぐあいも大きく影響しています。
普段の動作や姿勢のクセ、加齢などの影響で、脳からの「働け」という指令通りに働けなくなってしまった筋肉に、サボリ筋コンディショニングはピンポイントでアプローチするので、生理学的には10秒間で弱っていた筋肉を強化できるのです。

こうしてサボリ筋の状態を整えることにより、〝眠っていた力〟を目覚めさせるからこそ、腰のトラブルはみるみるよくなっていくのです。

本稿は『腰の痛みが10秒で解消!サボリ筋コンディショニング 体操やストレッチより効果絶大!』(KADOKAWA)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。



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