【ダイソー】ふきこぼれを防ぐ「コトコトくん」の効果は?そば・ラーメンを実際に茹でて検証してみた!

暮らし・生活・ペット

テレワークの一人ランチにも便利な麵類。筆者はよく食べるのですが、小さな鍋だと茹でるときに吹きこぼれるのが嫌で大きな中華鍋を使っていました。しかし、先日ダイソーで気になっていた、麺を茹でるときに一緒に入れるだけで吹きこぼれなくなるという「コトコトくん」(100円)を購入、実際に使ってみた結果をお伝えします。

執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9平方メートルの仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

100円ならと思い購入した「コトコトくん」

もし効果がなくても100均アイテムなら諦めが付く

ダイソー以外の100均でも頻繁に同じような商品をみかけることの多い、鍋の中に入れて麵類を茹でると吹きこぼれなくなるというアイテム。昔から気になっており、ダイソーで100円の「コトコト」を購入しました。

筆者は自宅のテレワークが多く、一人ランチに麵類を茹でて食べることが多いのですが、この際に吹きこぼれるとガス台なども汚れてしまい、後始末が面倒なのです。そのため、一人分の麺を茹でるには、かなり大きいのですが、吹きこぼれる心配のない直径約30cmの中華鍋に約2Lの水を入れて麺を茹でていました。

水もガスも無駄遣いであることは認識していたのですが、後片付けの手間を考えると吹きこぼれない中華鍋のほうが便利だと思い、そのままにしていました。しかし、ガス代はもちろんあらゆるものが値上げされる昨今、家庭内の意味のない無駄遣いを見逃し続けるわけにはいきません。

そこで購入したのが「コトコトくん」です。

やや厚めのステンレスの鉄板を3つのシワがあるビールの王冠状に加工したような「トコトコくん」。これを鍋の底に沈めて、麺などを茹でると吹きこぼれが劇的に少なくなると言います。コトコトただし「コトコトくん」のパッケージにも「鍋が吹きこぼれない!?」と記載されており、本当にこれを鍋の底に沈めるだけで、麺類などを茹でる時にも鍋が吹きこぼれなくなるのか? なぜ吹きこぼれなくなるのか? 疑問はたくさんあります。

しかし、わずか100円で鍋が吹きこぼれなくなり、ガス台の掃除の手間なく、ガスも水も節約できるなら、試してみない手はないと考えたわけです。

劇的!とは言わないが確かに効果は感じられる

まずは乾麺の蕎麦を茹でてみた

直径約18cmの雪平鍋に水を約1L入れ、一人前(約100g)の乾麺の蕎麦を茹でてみました。 同じ条件で「コトコトくん」ありなし、それぞれで規定時間約6分蕎麦を茹でた結果が下の写真です。

「コトコトくん」ありで乾麺の蕎麦を茹でた状態。麺を茹で始めて約6分が経過しており、湯面は泡立ち、吹きこぼれてもおかしくない状態ですが、湯の表面全体が真っ白な泡に覆われることはありません。

「コトコトくん」の影響なのか、水流のようなものが発生して、激しくお湯が泡立っても全体が泡に包まれた状態になり、吹きこぼれることはありませんでした。

「コトコトくん」を使っていない以外、同じ条件で乾麺の蕎麦を茹でました。茹で始めてから約5分が経過すると、上に掲載した写真のように湯面全体が白く泡立ち、いつ吹きこぼれてもおかしくない状態になりました。

「コトコトくん」を使った時と違い、水流が発生しないようで、湯の表面の泡が、全体を覆い盛り上がってきてしまうのです。

今回の実験では、大きく盛り上がった泡は最終的に吹きこぼれることなく、無事に麺は茹で上がったのですが、まさにたまたまと言った印象です。

差が明確になるように2人前のラーメンを茹でてみた

1人前の乾麺の蕎麦茹でたところ「トコトコくん」ありなし両方で、差は見られるものの吹きこぼれは起きなかったので、生麺のラーメンを同じ条件で2人前茹でてみました。

1Lの水に生のラーメンを2玉入れているので、かなり窮屈な印象です。差を明確にして吹きこぼれを確認したいという意図があります。

まずは「コトコトくん」なしからです。

「コトコトくん」を使っていないので、湯の表面は全体に白く泡立ち、しっかりと盛り上がり、最終的には吹きこぼれが発生しました。

さすがに吹きこぼれたままにはできないので、火を弱くするなどして対処しましたが、この後ガス台も掃除をしなければいけないので、かなり面倒です。

上に掲載した写真が「コトコトくん」を使って、水1 Lで生ラーメンを2人前茹でているところです。不思議なことに湯の表面全体が真っ白に泡立つことはなく、その泡が膨らんで吹きこぼれることもありませんでした。

時折鍋の底にある「コトコトくん」が揺れるのか? 大きめの気泡が発生することがあり、それが浮かび上がってきたショックで、お湯が飛ぶことがありましたが、吹きこぼれることはありません。

筆者にはどういう理屈なのかよく分かりませんでしたが、確かに「コトコトくん」を使うと、吹きこぼれをある程度抑えることができるようです。

まとめ

絶対ではないが、吹きこぼれの不安は大きく軽減

「コトコトくん」は、ダイソーでわずか100円だったので「もし効果がなくてもいいや」と軽い気持ちで購入しましたが、写真などで見ていただいたとおり、期待以上の結果が得られました。

鍋の大きさや水の量、入れる麺類の量や種類などによっても、影響を受けるのでしょうが、同条件であれば、麺を茹でる湯面全体が真っ白い泡に覆われて、泡が膨らみ吹きこぼれると言った事態は、かなり軽減してくれるようです。

筆者には「コトコトくん」を使うだけで、どうしてこうなるのかはよくわかりませんでしたが、鍋の底に沈めておくだけで吹きこぼれはかなり軽減してくれるでしょう。これなら鍋を小さく、水を少なくして、ガス代も節約すると言った目的を達成してくれそうです。

麺を茹でる時の「吹きこぼれが嫌!」という方は一度試してみてはどうでしょうか。

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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