【ダイソー】湯たんぽで暖房代節約!大・小使いわけでいつでもホカホカ!クラシックだけど鉄板アイテム

暮らし・生活・ペット

電気はもちろん、灯油にガス、すべての燃料が高騰する今年の冬をどう乗り越えるか? 真剣に考えている方も多いでしょう。北国北海道に住む筆者もそんなひとりです。とりあえずは、本格的な暖房をいつまで使わないで済ませるかを検討していますが、そんななかでクラシックですが、効果的な方法として注目したのが「湯たんぽ」。筆者はダイソーの「湯たんぽ」大・小ふたつを使い分けて、初冬の寒さをホカホカで乗り切っています。その実際をみなさんにお伝えします。

執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9平方メートルの仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

見つけたら大・小どちらも即買い

600円の1.7lと400円の610mlのどちらもおすすめ

電気代はもちろん、灯油にガスと燃料費すべてが高騰する昨今、今年の冬の寒さをどうやってしのごうかと頭を悩ませている方も多いでしょう。筆者もそんなひとりで、思いついたのがクラシックな手法ですが「湯たんぽ」です。

思いついた本人が「湯たんぽ」程度でどのくらい暖かくなるのか?と半信半疑だったのですが、実際にダイソーで購入して使ってみると予想以上にポカポカ。ぜひみなさんにも試していただきたいと思ってます。

2022年11月現在、筆者の近所のダイソー数店を回ったところ、販売されている「湯たんぽ」は600円の「湯たんぽ 1.7l」と400円の「湯たんぽ 610ml」の2種類です。もうすでに寒い北海道という条件もあるためか、店舗によっては「湯たんぽ 1.7l」が品切れという店舗も多く、見つけたら筆者はふたつとも即買いしておくことをおすすめします。

ちなみにダイソーのWEBサイトでは「湯たんぽ用カバー」も販売されているのですが、筆者の近所の実店舗でもすべて売り切れていて手に入れることができませんでした。多くの人が暖房費の節約を意識しているのでしょう。「湯たんぽ」本体もカバーも早めに入手することをおすすめします。

「湯たんぽ 1.7l」は600円、ポリエチレン製で中に入れることができるお湯の量は約1.7l。大きさは25×19cmの小判型で重さはお湯などを入れない状態で約290gになっています。本体の耐熱温度は110度と熱湯を入れても耐えられる設計のようです。

夜寝るときに布団のなかに入れる、いわゆる昔からの「湯たんぽ」として非常にイメージしやすいデザインと大きさと言えるでしょう。

もう一方の「湯たんぽ 610ml」は400円。寝るときに布団に入れる「湯たんぽ」としては、少し小さな印象で大きさは約18×12cmの小判というよりは平べったい俵型といった感じです。重さはお湯などが入っていない状態で約220gとなっています。

とりあえず「湯たんぽ 1.7l」と「湯たんぽ 610ml」のどちらを買えばいいのか? という疑問があるかと思いますが、筆者は昼間は「湯たんぽ 610ml」、寝るときは「湯たんぽ 1.7l」と使いわけ、24時間「湯たんぽ」生活でヌクヌクを楽しんでいるため、両方即買いをおすすめします。しかし、どちらかひとつで十分という方は、実際に使っている様子から、ご自身のライフスタイルに合わせて、選択するとよいでしょう。

「湯たんぽ 610ml」は昼間の暖房におすすめ

テレワークやパソコン作業などに大活躍してくれる小型「湯たんぽ」

「湯たんぽ」といえば、ご高齢の方が夜寝るときに使う暖房という印象が強く、すでに電気毛布などに駆逐された印象でした。しかし、実際に小型の「湯たんぽ 610ml」を使ってみると、夜寝るときよりも昼間ひとり、自宅でテレワークをしているときの暖房として、とても便利なことに気付いたのです。

必要なお湯の量が610mlと少ないので、筆者の場合、妻と息子をそれぞれ送り出した後、お茶を淹れるついでに、お湯を沸かして「湯たんぽ 610ml」の準備をします。

この「湯たんぽ 610ml」に、残念ながら「湯たんぽカバー」は売り切れで入手できなかったので、薄手のタオルを巻いて温度を調整しています。低温火傷などに注意も必要ですし、個人的な好みもあるでしょうが、筆者はかなりペラペラの安めのタオルで巻いたくらいの温度が好きです。

タオルを巻いた「湯たんぽ 610ml」を筆者は寒くなってくると室内でトレーナーのように着ている薄手のダウンジャケットのなかに入れて、お腹や心臓の付近を暖めています。胸の付近で「湯たんぽ 610ml」がうまく安定するのは、お腹の肉のおかげなのは気が付いていないことにするルールです。

「たったそれだけで、暖かいの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。実際、筆者も「そんなに暖かい訳がない」と思っていたくらいです。しかし、かなり暖かいのです。当然、個人差はあるでしょうが、筆者の場合薄手のダウンジャットのなかにお湯を入れた「湯たんぽ 610ml」を抱きかかえているだけで、16度程度の室内で寒さを気にすることなくパソコン作業が出来ています。この原稿を書いているときも、そんな条件ですが指先の冷たさなどもほとんど感じません。

どうやら、身体の中心部分胴体や頭などが十分に暖まると手足といった末端にも温かな血液が十分に送りこまれるので「湯たんぽ 610ml」ひとつで思った以上の効果が得られるようです。

おかげで普段なら暖房を使いたくなるような室温でも、「湯たんぽ 610ml」ひとつで快適にテレワークやパソコン作業が行えます。自宅にひとりといった状況での暖房代が節約できるので、とてもおすすめです。

「湯たんぽ 1.7l」ひとつで家族3人ヌクヌク快眠

息子の布団を暖めて、パパが抱いて寝るスタイルでみんな快適

筆者がひとりで自宅にいるテレワークの時間帯はだいたい「湯たんぽ 610ml」を服のなかに入れて、カイロのように暖をとっているのですが「湯たんぽ 1.7l」は使いません。「湯たんぽ 1.7l」は夜、家族で寝るときに活躍してくれるのです。まさにクラシックな「湯たんぽ」として使うわけですが、我が家では家族3人でひとつしか使っていません。

約1.7lのお湯を入れた「湯たんぽ 1.7l」。こちらも本来「湯たんぽカバー」が販売されているのですが、残念ながら筆者の近くのダイソーの実店舗では売り切れており、入手できませんでした。

そのため、我が家の2歳の息子の小さくなったカバーオールのなかに「湯たんぽ 1.7l」を入れて、温度調整して使っています。

夕食の準備の際などに約2lのお湯を沸かして「湯たんぽ 1.7l」のなかに入れて「湯たんぽ」の準備をします。寝る直前ではなく早めに準備するのがポイントです。

準備した「湯たんぽ 1.7l」は息子が寝る時間よりも早くから、息子の寝る位置に入れておきます。我が家では布団の真ん中。右に父、中央に息子、左に母の配置で寝ています。

そして、ここがポイントですが、息子が実際に布団に入るときには、暖かくなった布団に息子を入れ「湯たんぽ 1.7l」自体は息子が触れることのない父もしくは母を挟んだ布団の端側に移動します。

2歳の息子が触れない位置に「湯たんぽ 1.7l」を移動する理由はふたつです。ひとつは新陳代謝の激しい2歳の息子は温まった布団に入ってしまえば、あとは冷える心配はないため。ふたつめの理由は低温火傷を起こさないようにするためです。

「湯たんぽ 1.7l」の説明書にも書かれていますが、低温火傷は心地よく感じる程度の温度でも皮膚の同じ部分に長時間接触していると発生する火傷で、50度では2〜3分、46度では30分から1時間、44度でも3〜4時間で発生するため、意図して一定時間ごとに「湯たんぽ」の位置などを変えられない2歳の息子には触れることができないように使っています。

実際にはパパである筆者に息子がおとなしく抱かれて眠ることはなく、ママにぴったりくっついて寝るので、寝ているときに寒いのはパパである筆者だけです。そのため、十分に温まった布団で仲良く眠るふたりの横で小さくなった息子の服を着せた「湯たんぽ 1.7l」を抱っこして筆者は眠るわけです。

それでも「湯たんぽ 1.7l」は十分に暖かく快適です。筆者がなぜか少し寂しい以外は「湯たんぽ 1.7l」ひとつで家族3人がヌクヌクと快眠を楽しめています。

まとめ

アウトドアや災害時にも役に立ちそうでおすすめ

あまりにもクラシックな暖房というイメージが拭えない「湯たんぽ」ですが、実際にダイソーの「湯たんぽ 1.7l」と「湯たんぽ 610ml」を使ってみた感想は、予想以上に使えるといったものです。

極論すれば、単純にお湯を入れた容器なわけですが、大きな「湯たんぽ 1.7l」はもちろん、小さな「湯たんぽ 610ml」でも数時間単位で十分に暖かく、お腹や心臓の周りなどを温めておくだけで、多少の寒さは気にならなくなるのが素晴らしいところです。

以前に【100均アイテムで暖房費節約】テレワークの冷える指先に!セリアの「ふわふわ手袋 指切り」でキーボード作業がヌクヌクっで紹介した「ふわふわ手袋 指切り」などと併用すれば、さらに暖かく過ごせることは間違いありません。

また、筆者はキャンピングカーやアウトドアで使用するポータブルバッテリーで暖房などができないかなども実験しているのですが、バッテリーで暖房に十分なエネルギーを確保するのはなかなか難しいのが現状です。しかし「湯たんぽ」は焚き火などで発生した熱エネルギーでお湯を沸かし、車内やテント、寝袋などのなかでも比較的安全に使用できる暖房なので、アウトドアはもちろん、災害時にも活躍してくれそうです。

「湯たんぽ 1.7l」と「湯たんぽ 610ml」のふたつ買っても合計1,000円とリーズナブルな価格でもあるので、持っておいて損のないアイテムといえるのではないでしょうか。

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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