【税抜39,800円のスマートテレビ】フルHD4枚分の情報表示可能!「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」が自宅モニターに本気でいい!

家電・AV

2022年末あたりから、ドウシシャが販売するオリオンブランドのチューナーレススマートテレビがちょっと引くくらい安いのをご存じでしょうか。なんと4Kの50V型で39,800円(税別)です。筆者はこれを使えば、自宅のテレワーク用に最強レベルのモニター環境を構築できると、早速導入してみました。フルHD(1,920×1,080)モニター4枚分の情報を一度に表示できる4K50インチモニターの魅力をみなさんにお伝えします。

執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9平方メートルの仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

ちょっと引くくらい安いオリオンの4Kモニター

モニター用には50インチがおすすめだが、ほかのサイズも安い

イオンスタイルオンラインで販売されている「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」は税別39,800円。

ドウシシャが販売するオリオンブランドのチューナーレス4Kスマートテレビは、手頃な価格で人気を博していたが、2022年11月頭にイオン限定の50インチの「AEUD-50D」の販売を開始。税抜39,800円(税込43,780円)とちょっと引くくらい低価格で全国194店舗とイオンスタイルオンラインで現在も販売されています。筆者が今回導入したオリオンの「チューナーレス スマートテレビ 50V型」は「SAUD501」というイオン以外でも販売されるモデルですが、筆者の調べた限りで仕様や性能面の違いはみられませんでした。

そのため本記事では実際に使用したのは「SAUD501」ですが、以下「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」と記載させてください。

【2039062】オリオン 50V型4K対応液晶 チューナーレススマートテレビ SAUD501 (納期目安:1-2週間〜)※配送のみ
型番:SAUD501 画面サイズ:50V型 画素数:3840×2160(4K) 音声出力(スピーカー):10W+10W 消費電力:105W 本体寸法:幅111.7×高さ70.1×奥行21.2cm(スタンド有) 本体質量:9.8kg(スタンド有) 付属品:リモコン×1個、単4形乾電池×2本、電源コードx1本、スタンド×2、スタンド取付用ネジ×4本、転倒防止用フックx2、ネジx2(本体取り付け済)、取扱説明書×1部、保証書×1部
¥ 50,800
2023-01-26 4:41

4Kモニターの快適さを実感するなら50インチが本気でおすすめ

大きすぎても、小さすぎてもダメなのよ

筆者の家のリビング。みなさんに読んでいただいている記事は、こんなリビングの片隅で生まれています。

みなさんは1日に何時間くらいモニターを見ていますか? 筆者はだいたい起きている時間の半分以上は基本的にモニターを見ています。原稿書きなどの仕事でモニターを見ているか、テレビや映画を見ているか、ゲームをしているか、WEBを見ているか、など仕事であったり、プライベートであったりと要件はいろいろですが、基本的にモニターの前にいるといっていいでしょう。

そのため、少しでも快適な環境で仕事も、遊びも行いたく、パソコンの画面を表示するモニターにはパソコン本体以上にこだわりが強いのです。筆者の場合、PC(パソコン)でゲームは基本的せず、動画の編集もしないので、あまりPCの処理能力に強いこだわりはありません。しかし、この原稿を書いているときもそうですが、WEBでスペックや価格、マニュアルを確認したり、掲載するための写真を編集したりといった作業を複数のウインドウを開きながら、同時の行うのが普通なので画面の大きさと表示できる情報量(解像度)には強いこだわりがあるわけです。

その結果、さまざまな環境で実際に作業してきました。

58インチや65インチといったサイズでは大きすぎた

58インチのモニターを配置した筆者の仕事部屋。デスクのほかにモニターを設置するための台を別途置いています。

筆者の家は、筆者と妻に2歳の息子の3人暮らし。しかし、今回導入した「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」以外に65インチと58インチの比較的大型の液晶テレビが2台あります。どちらも4K対応で実際にパソコンをつないでいたのですが、最終的にメインの仕事用にはなりませんでした。

理由はふたつ。子どもができて、普段からテレワークが多い筆者は、子どもが熱を出して保育園に行けなくなると、子どもの様子をみながら自宅で仕事をすることもあります。すると、60インチクラスの大型モニターを設置するために大きなデスクも設置した仕事部屋で作業をするのは難しく、リビングの隅にデスクを置いて仕事をしているのです。そのため仕事用としてはやや小さめな120×60cmほどのデスクしか置けなかったので、横幅が130cmを超えるような58インチや65インチといったモニターは設置できないのです。

しかし、それ以上に重要な問題は個人差もあるとは思いますが、4K(3,840×2,160)で画面表示を行ったときに、気持ちよく文字などが読める距離に座ると画面が大きすぎて、上側の隅などを見るのに、かなり首を動かす必要があり疲れるのです。

フルHD2枚では情報量が物足りない

フルHDモニター2枚という仕事環境。これでも比較的恵まれているのかもしれませんが、一度4Kを体験してしまうと狭いのです。

リビングに設置可能な120×60cmのデスクスペースで、それなりに快適に原稿書きなどをするために筆者は、32インチのフルHDモニターと15インチのモバイル用フルHDモニターの2台体制に移行しました。

実は32インチのフルHDモニターは2台持っているので、これを2台並べていた時期もあるのですが、横幅が1台約72cmあるので幅約120cmのデスクには2台並べることができず、2台目のモニターをモバイル用の15インチにしていたわけです。

文句を言うような環境ではありませんが、一度4Kの大型モニターを使った経験があるが故に一度に確認できると情報量に不満が出てきます。

病院でドクターが使っていた45インチ

筆者はさほど頻繁に病院に行くタイプではないのですが、偶然行った病院で出会ったドクターが使っていたのが45インチの4Kモニター。「この診療室は45インチの4Kテレビを使っているけど、50インチのほうがおすすめ」だといいます。その時気が付いたのですが、最近のドクターは診療の時もパソコンのデータだらけ、カルテや各種データ、レントゲンやエコー検査などのデータを複数のウインドウで開きながら、さほどの広くない診療室で診療や解説などを行うので、情報量が多くて、見やすく、それでいて省スペースなモニターを追求したといいます。

実際に筆者もドクターがパソコンの画面を指し示しながら、病状などについて説明してくれるのを聞きながら「次の4Kモニターはこのサイズ感」だと確信したわけです。

「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」を導入

4K50インチで39,800円は反則レベルなのでは?

到着した「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」。箱のサイズはだいたい125×72×15cmほどあるので、かなりの大きさです。

次に導入するなら4K50インチのモニターと思っていたところに、現れたのが最近流行のチューナーレステレビです。チューナーが付いていない分当然価格は安く、テレビなのでかなり大型の物までラインアップされています。すでにお話したのですが、我が家には60インチクラスのテレビがすでに2台ありますから、地上波を受信することができるモニターはこれ以上いらないですし、最近ほとんど地上波を見ていません。そのためチューナーはいらないのです。

「チューナーレスで十分」と思っていたところに現れたのがドウシシャが販売するオリオンのチューナーレス スマートテレビシリーズ。24インチから、32インチ、40インチ、筆者が探していた50インチ、さらに2022年11月末に65インチと75インチが追加されました。この50インチモデルが2023年1月現在イオンスタイルオンライン(https://aeonretail.com/)で39,800円。税別で個別配送料も税別で1,000円かかりますが、どう考えても破格ですよね。

同じ時期にアマゾンでは50インチは売り切れ中。楽天でも税・送料込みで4万円台半ばくらいからと、ちょっと驚く位お安くなっていたので導入を決定しました。

横幅約112cm、高さ約70cm、奥行約21cmはまさにシンデレラフィット

約120×60cmサイズのテーブルに「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」を設置したところ。まさにシンデレラフィットです。

作業用デスクとしては一般的なサイズの約120×60cmの筆者の机に「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」を設置してみました。「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」の正確なサイズは横幅約111.7cm、高さ約70.1cm、奥行21.2cmです。デスクとのサイズバランスはジャストフィットといえるのではないでしょうか。

この原稿も実際に設置した「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」で画面を見ながら書いているのですが、筆者の場合ほぼ視界全体がモニターという感じです。また、macOSを使っていますが、Googleドキュメントやブラウザーの文字サイズも40代後半の筆者でも十分に見やすいサイズが確保されています。人間の視野の関係でどうしても上側の両端がやや視認しづらい傾向ですが、58インチや65インチを使っていたときのように大きく首を動かす必要がないので楽です。

さまざまなサイズや解像度のモニターを使ってきましたが、まさにベストといえる満足度になっています。

Android TV搭載でスマートテレビとしても優秀

チューナーは内蔵していませんが、スマートテレビとしてAndroid TVに対応。NETFLIXやYouTube、prime videoなどを楽しむことができます。

「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」は、地上波などを受信するためのチューナーは搭載されていませんが、スマートテレビでありAndroid TVに対応しているので、スマートフォンの同じようなイメージでGoogle Play ストアからアプリをインストールし、さまざまな動画配信サービスなどを利用できます。これはGoogle Play ストアから配信されるアプリ次第でさまざまな機能を付加することができるので、ここで詳しい解説は行いません。

ただし、スマートテレビというと起動や反応などが鈍いのでは? と心配される方もいるかもしれませんが、筆者が普段リビングでテレビとしてのメインで使っている2020年製のスマートテレビよりも反応が体感で分かるレベルで速いのに驚いたことはお伝えしておきます。リモコンのNETFLIXやYouTube、prime videoボタンもさほど待たされる感覚もなく、気持ちよく使えます。

画質や音質などについて

付属のリモコン。普通のチューナー付きテレビのリモコンに比べるとボタン数もかなり少ないです。こういった部分もコストダウンされているのでしょう。

税込4万円台の4K50インチモニターにどこまで求めるかは、人それぞれだと思います。「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」は視野角が上下左右ともに約170度、応答速度は5msです。これをどうとらえるかは、使い道にも大きく影響されるでしょう。ただしアクション系のゲームなどをせず、ほとんどモニターの正面に座って作業をしている筆者にはほとんど関係はありません。

また、毎日のようにそれなりに長時間モニターの前で原稿を書いたり、写真に加工をしたりしていますが、画面がチラつくとか、特別に目が疲れるといった印象はありません。逆に特別に画像がキレイといった印象もないといったところでしょうか。とても普通です。そして、筆者の用途を十分に満たしてくれています。

さらに音質についても簡単にお知らせすると音声出力(スピーカー)は10W+10Wだそうです。ちょっと失礼な言い方になりますが、音は鳴るといったレベルでしょうか。内蔵スピーカーは残念ながら、音楽などを楽しみたいレベルの音質ではありません。

Dolby Audioに対応しているので、必要であればHDMIのARC機能やデジタル音声出力端子から市販のサウンドバーやスピーカーシステムに接続するとよいでしょう。またBluetoothのVer5.0にも対応しています。

まとめ

有効視野角を覆い尽くす50インチ4Kモニターの世界にぜひ!

安い! デカい! 情報量たっぷりの「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」を使ったパソコン環境。きっともう後戻りはできません。

お持ちのパソコンがHDMIの4K出力に対応しているか、どうかに大きく依存しますが、かなりの確率で最近のパソコンだとHDMIの4K出力に対応している機種が多いようです。しかしながら、4K出力の恩恵を体感している人は少数派だと思います。この4K出力によるパソコン画面の表示なのですが、モニター自体が小さいと表示される情報量が増えても、文字のサイズなどが小さくなりすぎてメリットが十分に享受できません。逆に筆者のように大きなモニターにし過ぎるとモニターとの鑑賞距離が合わず、画面が遠すぎたり、広すぎる画面を眺めるために頻繁に首を動かす必要があり、疲れてしまうわけです。そこで筆者は現状ベストと感じているのが約120×60cmのデスクに50インチの4Kモニターです。

今回実際に使用した「オリオン チューナーレス スマートテレビ 50V型」は、奥行が約20cm。実際にモニターの前に座るとモニターから顔までの距離は60cm程度、視野のすべては埋め尽くせないものの、実際に認識できる有効視野をモニター表示が完全に覆い尽くすサイズです。表示される文字サイズも40代後半の筆者でも気持ちよく認識できるサイズが確保できます。しかも実勢価格は4万円代。

自宅での仕事効率を劇的に上げるパソコンモニターとして非常におすすめです。当然50インチのスマートテレビとして、ネット放送やゲームなども楽しめるので、オンオフとも無駄のないアイテムといえるでしょう。非常におすすめです。

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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