本稿は『ずぼらに健康、やせ体質! 瞬食オートミールダイエット』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。
調味料の選び方がやせとデブの分かれ道
食材だけでなく、調味料の中にも、糖分・添加物が多かったり、質の悪い油を使っているなどの「太る調味料」があるので注意が必要。
大切なのは、選ぶときに原材料をよくチェックすること。特に糖分が多いものでは、「果糖ブドウ糖液糖」を含む調味料に要注意です。
果糖ブドウ糖液糖は、強い甘みで美味しく感じさせるため、ドレッシングやソース、ケチャップなど多くの市販の調味料に使用されています。この糖分は体に吸収されやすく、血糖値が急激に上がってしまうという問題があります。
また、こってりとした濃い味付けのものばかり食べていると、味覚が狂ってしまい、一気に「デブ味覚」に。さらに濃い味付けを求めて、どんどん太りやすい体へ……という悪循環に陥ってしまうのです。
一方で、皆さんの身近には「やせ調味料」も多く存在しています。
例えば、下で挙げているようなしょうゆ、塩麹、味噌などの日本人に馴染み深いシンプルなものがそう。これらの調味料には、基本的に甘味料などの余計なものが含まれていないため、素材の味を生かした調理ができ、狂った味覚を正常化させることができるのです!
味覚が正常になれば、食欲もコントロールできるようになり一石二鳥。ドレッシングやケチャップなどは、やせ調味料で手作りするのが効果的です(後述)。
また、調味料の量を減らしたいときは、昆布や鰹節などでとっただしを加えたり、大葉やミョウガなどの薬味を加えたりするのがおすすめです。レモンや酢、ごまや干しえびなどで酸味や旨みを加えたり、スパイス・ハーブをプラスするのも◎
やせ調味料はこんなに身近なものばかり!
しょうゆ
無添加の本醸造がおすすめ。薄口を使う場合は、塩味が濃くならないよう使用量に注意。
酢
酢酸には脂肪を分解する効果があります。玉ねぎやキャベツを漬けておくとさらにやせ効果が!
塩麹
米麹に塩を加えた塩麹には整腸作用のある乳酸菌が含まれており、ダイエット効果も。
みりん
みりん風調味料は「果糖ブドウ糖液糖」を含む場合が多いので、本みりんがマスト。
味噌
本醸造の味噌には生きた酵母が入っているので、腸内環境の改善が期待できます。
塩
「天日・平釜」などと記載されたものは、天然のミネラルが豊富。なかでも海塩がおすすめ。


もっと知っ得!
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