災害が増えている今、アニメやゲームのキャラクターをモチーフにした防災グッズが注目を集めています。SNSでは「推しのグッズに身を助けられた」という投稿がトレンドに上がることも増えました。話題を集めた人気コンテンツの防災グッズや、オタク定番のグッズを使ったプチ防災術を紹介します。

身近なオタクグッズも防災に役立つ

停電時にはライブで使う「アレ」が大活躍

普段の推し活で使う定番グッズも、実は防災に役立ちます。特に停電時にお勧めなのが、ライブの必需品・ペンライトです!

実は、電池が長持ちする色は「緑・青・赤」だといわれています。理由は、この3つは単色のため、消費電力が少ないから。反対に、消費電力が大きいのが「白」。一見シンプルで長持ちしそうな色に見えますが、「緑・青・赤」の3色を全て使うため、電池が早く消耗してしまうのだそうです。推し色が白の人は、この時ばかりは控えた方がいいかもしれませんね。

画像: たくさんのペンライトをつければ、ライブ感覚になって気分も楽しくなる。

たくさんのペンライトをつければ、ライブ感覚になって気分も楽しくなる。

メンタルが弱まる非常時こそ、推しの力を借りるべし

非常事態が起こった時、真っ先に身体の健康を確保しようとする人は多いでしょう。一方、意外に見落としがちなのが精神の健康です。避難所生活や家から出られない生活でストレスが溜まった時にこそ、日常で癒しと活力を与えてくれる推しの存在が役立ちます。

実は筆者は、東日本大震災で被災した1人。東北の沿岸部の高校に取り残され、3日ほど学校で寝泊まりした経験があります。その時に自分を支えたのが、当時大好きだったゲームの小説でした。不安な時でも自分の好きな挿絵やシーンを眺めているだけで、いい気晴らしになったものです。

いつ何が起こるかわからない時にこそ、自分のお気に入りの本やグッズなど、自分のメンタルを維持できる娯楽を忍ばせておくことをお勧めします。

画像: 非常用持出袋に好きな小説やフレグランスを入れるのもオススメ。

非常用持出袋に好きな小説やフレグランスを入れるのもオススメ。

まとめ

堅苦しいイメージが強くなりがちな防災。しかし、推し活の一環にしてしまえば楽しく手軽にできること間違いなし!心も体も守ってくれる推しの防災グッズで、いざという時の備えを固めてみてはいかがでしょうか?堅苦しいイメージが払拭され、防災に対する意識も高まるかもしれません。

◆執筆/石崎希(Editor)
1993年生まれ。出版社に勤務し、健康雑誌の編集に携わる。趣味はボードゲームの収集・実践で、所持数は約300作品。「ボードゲームをやってみたい」という人を見つけると、旅行バッグにありったけのボードゲームを詰め込み布教活動に励む習性を持つ。現在は推し活や競馬観戦、一人飲みなどにもドハマり中。最近の悩みは物の置き場所がないこと。



This article is a sponsored article by
''.