メイクブラシといえば昔は「ヘアメイクさんのような方が使うアイテムだよな〜」と思っていましたがここ最近で一気に需要が一般の方の間でも広まってきたように思います。
筆者もその一人でフェイスパウダーやチーク、アイシャドウにハイライトなどをメイクブラシへ最近移行。まぁ初めてだから安いものでと、それでも仕上がりには満足していました。
そんな私がウエダ美粧堂さんの「リキッドファンデーションブラシ」と「栞 SHIORIパウダーブラシ」を実際に使って感動して、ショックまで受けたお話をご紹介します。
業界初。表裏で使い分けるリキッドファンデーションブラシの実力
私が今まで使ってきたリキッドファンデのブラシはどうにもブラシ跡がつくのが嫌でした。
硬いし、ボテッとファンデーションがついてしまい、ブラシのスジが気になってブラシでつけた後に結局スポンジを使っていました。このままブラシでこするとブラシ跡は消えますが肌の負担とファンデーションが下地と混ざってヨレてしまいます。わたしには合わないなと感じてリキッドファンデーションにブラシを使うのはやめてしまいました。

以前使用していたファンデーションブラシ。どうしてもブラシのスジ跡が残ってしまう

ウエダ美粧堂さんの「リキッドファンデーションブラシ」。黒と白の毛の半々に分かれている
ウエダ美粧堂のブラシの特徴は半分に分かれた毛。毛の色で用途が違います。
黒い毛の面でまずファンデーションを取り肌に伸ばし、その後に白い毛の方で伸ばしたファンデーションをなじませます。この工程でブラシ跡もなくきれいに密着してくれる。

黒い毛の面でファンデーションを肌に乗せる

白い毛の面でファンデーションをなじませる

ファンデーションがぴったりと密着する
サラサラだけど艶も残してくれるのが嬉しい。
毛の色が違うだけでなくそれぞれ毛の質も異なります。黒い毛はリキッドをお肌へうつして広げる役割なので表面がツルっとしていて汚れも落ちやすい毛質。白い毛はリキッドを肌へなじませるために表面に少し凹凸があり、そこにほどよくリキッドがのることで肌へ馴染ませてくれるます。また本当に優しくて柔らかな肌触りで毛穴浮きもしない。目尻の小ジワにもぴったり密着してあたかも小ジワがなかったかのような仕上がりに導いてくれました。
使用している動画を撮りましたのでぜひこちらからご覧ください(特選街web公式YouTubeチャンネル)▼▼
普段スポンジでリキッドファンデーションを伸ばしていましたが、どことなくスポンジにファンデが吸収されてしまって薄づきになってしまうのと、毛穴(私はインナードライ肌でたるみ毛穴)は強く押し込まないと毛穴浮きしまうといった印象でした。ですがこのブラシなら毛穴や小ジワもムラなくしっかりカバーしてくれますし、密着してサラっとしているのに程よい艶も残る仕上がりへ!!!
これはすごい。
吸い付くような肌触りのパウダーブラシ
「栞 SHIORIパウダーブラシ」
次に試したのは「栞 SHIORIパウダーブラシ」。
まず肌に当てたときにハッとするくらい柔らかな肌触りに感激。こちらはリスの毛を模した人口毛だそうで肌当たりが優しくほんのりしっとり吸い付くような感触が体感できます。ルースパウダーを出して含ませたら……

あまりブラシを動かしていないのにブラシがパウダーを優しく包み込む……
パウダーを優しく毛が包み込んで馴染んでいきました……。今まで使っていたブラシはなんだったのでしょう。

今までのパウダーブラシ。粉がボテッとつくか、落ちてしまうかでブラシが粉をキャッチできていない
よく販売されている人口毛のブラシは毛の表面がつるりとして粉を吸着できずに粉が先に落ちてしまうか、ボテッとついてしまうかという使用感。
これは“毛質”によるもの。下の画像で左がよくある人口毛の毛の表面、右が「栞 SHIORIパウダーブラシ」の毛の表面それぞれ顕微鏡で見たものです。右の毛の表面にある凹凸構造によって天然毛に近い感触を生み出します。パウダーを一旦筆に吸着して、それから肌に馴染むように粉を離してくれるので均一に塗れて自然な仕上がりになります。

研究を重ねて開発されたこだわりのフェイクアニマルヘアー
こちらも動画もご紹介いたしました。(特選街web公式チャンネル)▼▼

いつまでも撫でていたくなる肌触りの良さ。肌への摩擦が少ないのもうれしい
実際に肌にパウダーを馴染ませると、肌をいたわるような柔らかい感触にショックを覚えました。
ブラシに吸着したパウダーを均等に肌に乗せて、仕上がりの良さにも感動。ブラシの刺激はシミやシワの原因にもなるので、毎日のメイクでも優しくストレスがかからないこのブラシなら安心です。
ズボラさんでも安心、簡単お手入れ
普段のお手入れは、使用後に筆に残ったパウダーをティッシュなどで拭うだけ。汚れがひどいときは専用のクリーナーか中性洗剤を含ませて揉むように洗い、十分に洗って乾かせば◎。
※リキッドファンデーションブラシは3日に一度程洗いましょう。リキッドが筆につきすぎると塗りムラが出ますよね、これはスポンジもブラシも同じです。

お手入れが簡単で、大事に使えば10年は使える!
またお手入れをきちんとしておけば10年も使い続けられるというのも、魅力のひとつ。
私の肌スペックは先程も書きましたが、インナードライ肌(混合肌)。化粧前の保湿、下地、ファンデーションは変えずに今まで使っていたスポンジ・パウダーブラシからこちらの2品に変更して2週間使用。今までは夕方になると皮脂浮きしていたファンデーションが、これははっきりと分かりますが本当にヨレにくくなりました。以前だと夕方には流れ落ちていたチークやハイライトが夕方にも肌にきれいなままいてくれます。
8月で35度超えの日々。普段はオフィスですが、外出して数時間屋外に居た日も普段よりお化粧落ちが抑えられていました。良いファンデーションブラシってここまで違うものかと、感動してしまいました。
リキッドファンデーションやパウダーを使っている方にぜひ試していただきたい逸品です。
【ウエダ美粧堂】
昭和20年創業のウエダ美粧堂、元は「書く」アイテムだった和筆の技術を活かして「描く」化粧ブラシへ。長年の技術と経験が詰まった最高品質のブラシを制作・販売している。
【商品名】リキッドファンデーションブラシ (丸平)
【毛材】 PBT(人工毛)
【価格】5,280円(税込)
【公式ショップ】https://www.cosme-bisyodo.com/product/bisyodo_l/b_lf_01.html
【商品名】栞 SHIORIパウダーブラシ
【毛材】 合成繊維
【価格】9,350円(税込)
【公式ショップ】https://www.cosme-bisyodo.com/product/shiori/s_501.html