加熱式タバコの定番、フィリップ モリス ジャパン「アイコスイルマ/「イルマ i(アイ)」で使える安い方のたばこスティックといえば「センティア」。その数全19種類を吸い比べしてみました。「テリア」との互換性もチェックしてます!
加熱式タバコ「アイコス イルマ アイ」シリーズとは

写真左から「IQOS ILUMA i PRIME エレクトリックパープル」(税込9,980円・発売中)「IQOS ILUMA i エレクトリックパープル」(税込6,980円・発売中)「IQOS ILUMA i ONE エレクトリックパープル」(税込3,980円・発売中)※オールインワンモデルでコスパ最強。
従来品と互換性を廃止し、2021年に登場したのが「アイコスイルマ」と、専用たばこスティックの「テリア」です。そして翌年の2022年に廉価版スティック「センティア」も登場しました。2024年3月には一時停止(ポーズモード)やオートスタート、フレックスパフ機能(最大4パフ追加)などの機能を高めた「IQOSイルマ i (アイコス イルマ アイ) 」シリーズが登場、現行メインモデルになっています(2026年6月25日現在)。
フラッグシップの「テリア」は1箱620円、スタンダードの「センティア」は1箱570円と、50円の差は大きい

「テリア」はアイコスイルマ用たばこスティックのフラッグシップシリーズで、1箱(20本入り)で620円と600円台に突入しています。JT「プルームオーラ」やBAT「グロー・ヒーロ」など高温加熱式たばこの最新機種ラインナップで使用できるスティックとしては、最高価格になります(※旧型デバイス用はむしろ割高になることも)。

その点、スタンダードシリーズとなる「センティア」(1箱20本入・税込570円)は全19種類。レギュラー×5、フレーバー系レギュラー×1、メンソール×4、カプセル入りメンソール×1、フレーバー系メンソール×7と、押さえるべき所をしっかり押さえたバリエーションを展開しているのが特徴です。濃厚味が基本の「テリア」に対し、喫味はいくぶんシンプルでマイルドですが、紙巻きたばこでライト/マイルド系を愛煙していた人にはむしろ適している味わいです。
紙巻きタバコユーザーの場合、一気に強く吸いがちで加熱が追いつかず(火に比べ熱の伝わりが遅い)、おいしく味わえないので、ゆっくりと吸い込むようにすると、味が格段によくなります。
「センティア」シリーズ〜全19種類を吸い比べ!
グローバルでも人気の銘柄「HEETS(ヒーツ)」をルーツに持つ、スタンダード/廉価シリーズの「センティア」。全体的にクセのないマイルドさが特徴です。ここではまったくそのままではありませんが、互換性の高い「テリア」製品がある場合は記載したので参考にしてください。
レギュラー/フレーバー系レギュラー(20本入・税込570円)

名前は箱の上にあり。
こと王道レギュラー系に関しては全6種に変わり種レギュラー1種と豊富なバリエーションがある「センティア」。ガツンと言うよりはマイルド系が主体となりますが、新たに『センティア コバルト ブルー』が登場して、状況は様変わり、充実のラインナップに。
『センティア コバルト ブルー』(2026年7月6日 NEW!!)

お財布にやさしいながら、重厚さを感じたい人のための新作レギュラーが『センティア コバルト ブルー』。温かみのあるスパイスとモルツ(麦芽)の香りが特徴の本格レギュラー味がついにセンティアに降臨。
しっかりとしたキック感がありつつ、上質なバージニア葉的なふくよかな酸味がふわっ。その後に重厚なボディ感がグイッと押し寄せてきます。蒸気を吐くと、舌先にはターキッシュ葉を思わせるような、ドライでピリッとしたスパイス感もあり、単なる「濃いレギュラー」ではなく、香り・酸味・スパイス感が層になった立体的な味わいなことに気づきました。
「センティアのレギュラーはマイルドで物足りない」と感じていた人の常識を覆す、気合いの入った製品です。
【テリア互換製品】あえて言うなら「テリア・レギュラー」ですが、ニュアンスは結構違います。
『センティア ディープ ブロンズ』

『ディープ ブロンズ』はもっともロースト感が強く、濃いめの味を好む人のための製品です。マールボロ系統の樹木としてのタバコ葉の味を感じられるスモーキーな香り立ちは、多少人を選ぶけれど、自然なたばこ味が好きなら旨味たっぷりの後味に心を射貫かれるでしょう。
【テリア互換製品】「リッチ・レギュラー」違いはコクの深さと濃度です。
『センティア ピュア ティーク』

『ピュア ティーク』はどこかオーク樽を連想させる香ばしい樹木フレーバーとともに、クセのない蒸気が広がるシンプルな味わいが特徴です。肩の力の抜けたタバコ葉の旨味が、自然界の中で吸うと、ムードが盛り上がるタイプのマイルドさがうまい!
【テリア互換製品】「ウォーム・レギュラー」ウッディでまろやかなアロマは近いが、テリアの方がタバコ感が強く、センティアはスムーズ寄り。
『センティア バランスド イエロー』

『センティア バランスド イエロー』は、酸味と苦味の調和が生み出すマイルドたばこの王道的味わい。シンプルでクセのないタバコ葉の旨味をしっかり味わえる上、店頭でも「○○番の黄色いの」と指示しやすくて便利です。吐き出す蒸気に少し渋みがあるけどあくまでさっぱりとした旨味が光ります。
【テリア互換製品】「バランスド・レギュラー」バランス重視なミディアムレギュラーという立ち位置は共通。テリアはキックが強めだが、センティアはマイルド。
『センティア スムース ゴールド』

『スムース ゴールド』の方は、けだるいパッケージカラーとともに、雑味の無さを表現。ほどよい酸味がタール感をマスキングしているのが強みですが、クセがなさ過ぎと感じる人もいるかも知れない。でもキレの良い蒸気の後味が素敵です。
【テリア互換製品】「ウォーム・レギュラー」 まろやかさと香ばしさがかなり近いフィール。テリアはコク深く、センティアは雑味が少なめという違いがある。
『センティア クリア シルバー』

『クリア シルバー』は樹木を感じさせるタバコ葉の旨味を、酸味と共に軽やかに表現したいちばんマイルド感のある製品。フワッとした香味が蒸気とともにすっきりと広がって、嫌みの無い旨味が広がっていく上品さが素敵です。
【テリア互換製品】「スムース・レギュラー」軽くクリアな点が共通。テリアの強めのキック感以外はマイルドたばことしてテイストが似ています。
『センティア スムース バイオレット』

本当はレギュラー系が吸いたいけれど、加熱式タバコ特有のニオイが気になるから仕方なくメンソールやフレーバー系メンソールを選んでいた人のための、フレーバーはあるけどスースーしない唯一の選択肢『センティア スムース バイオレット』。箱を開けると、甘さ控えめのダークベリーのフルーティーさを感じますが、意外と控えめです。
実際に吸っても、バランスのとれたレギュラー味が喉奥をしっかりとキックして、雑味や気になるニオイをうまくダークベリー感がマスキング。フルーティーさはあくまで脇役に徹しており、加熱式タバコ特有のニオイ(ポップコーン臭)は苦手だけど清涼感は不要というレギュラー好きのための気の利いた逸品。
蒸気もしっかり厚みがあって旨味もあり。通常のレギュラー系よりも少しエッジの立った紙巻きフィールも感じます。王道レギュラー感。むしろ同系統の赤いベリー系の風味で、甘酸っぱさを感じるよりも、タバコらしくておいしいです。
【テリア互換製品】『テリア ルビー レギュラー』フレーバー自体が違うけれど、フレーバー系レギュラーという立ち位置は同じ。濃いのがテリアですが、毎日飽きないのはセンティアかも。
メンソール系(20本入・税込570円)

ビシッと気合いを入れたいときに適したメンソールタイプ。強冷製品からふんわり製品までそろい踏み。
『センティア アイシー ブラック』

メンソールの中でも、いわゆるブラメン系として語りたいのが『センティア アイシー ブラック』です。メンソールに余計な甘みは要らないと思う人の第一選択肢となります。
強冷メンソールは遠慮無しの喉奥直撃タイプ。ただハーバル感はそれほど強くなく、ストイックなペパーミントの清涼感とほのかな苦味が良い仕事をしているのです。
【テリア互換製品】「ブラック・メンソール」甘み少なめでハーバルなブラメン系という点は同じ。
『センティア フロスト グリーン』

『フロスト グリーン』は、草原のようなグリーン感を基調に、清涼感をストレートに楽しむタイプ。突き抜けるスースー感はあるものの、喉には痛くありません。シンプルでほどよいメンソール感で、タバコ感もしっかり感じられるのが良いところ。水終わりはミントタブレットを食べた後のような爽快な後味です。
【テリア互換製品】「メンソール」深みのある清涼感は共通。ただセンティアは冷ためで、テリアはガツン系。
『センティア クール ジェイド』

『クール ジェイド』は「ヒーツ」時代から存在する人気味。清涼感に特化したすっきりタイプでありながら、辛味を抑えているので吸いやすいのが特徴。シンプル&クールだし、ほのかな甘みとタバコ葉のコクも感じるけれど、やはりマイルド。クセのないところがクセになる製品です。
【テリア互換製品】「ミント」バランス型メンソールとして、テイストはかなり似ているけれど、テリアの方が一段キツめに感じます。
『センティア フレッシュ エメラルド』

『フレッシュ エメラルド』はメンソールの中でも甘みのあるスペアミントを主体とした、おとなしいスースー感が特徴のジェントルマンタイプ。ふんわりとしたミントのおいしさがタール感を打ち消して、甘さがじんわり舌に残る。スーツが似合うシンプルな味わいが特徴です。
【テリア互換製品】「イエローメンソール」センティアはシトラス感が弱めなので、意外にこれかも。穏やかな吸い心地が似ていると思う。
カプセル入りメンソール(20本入・税込570円)

そのまま吸うと普通のメンソールたばこ。フィルターに仕込まれたカプセルを指や歯で押しつぶすと、生まれたてのフレッシュなフレーバーが飛び出してくる、飛び道具的感覚のカプセル入りメンソール。「テリア」では「パール」シリーズとして存在しますが、「センティア」にも2026年4月に登場して大いに話題となりました。あります!
『センティア パープル カプセル』
「センティア」史上初となるカプセル付き(フレーバー)メンソールの『センティア パープル カプセル』。選ばれたのは、人気の高いブルーベリーのカプセル+爽快メンソールという王道の組み合わせ。
1本取り出して、フィルターにある●マーク部分を潰すと、吸う前からさわやかなブルーベリーの香りがフワッと広がります。「アイコス イルマ i ワン」にセットして加熱開始。ゆっくりと吸っていくと、フレッシュなメンソールが広がるとともに、穏やかでシンプルな紫色のベリー感がすっきりと香り、素直においしいと感じました。
意表はいっさい突いてきませんが、求められるベリー系メンソールの素直なおいしさはしっかりキープ。「テリア ベルベット パール」のようなジューシーさは控えめですが、ふんわり広がるベリーでタバコ臭さをマスキングして、タバコの旨味を小気味よく表現しているのは素晴らしいですし、何より飽きが来にくいと思いました。
【テリア互換製品】「テリア ベルベット パール」とその他の「パール」シリーズ(他にカプセル入りはないので)。
フレーバー系メンソール(20本入・税込570円)

ニオイ消しにも効果的なフレーバー系メンソールタイプ。リフレッシュ感もひときわ高いのが強みです。中でも人気の高いのがベリー系メンソール。ベリー感が加熱式特有のポップコーン臭をマスクして、一気に吸いやすくしてくれるからです。『センティア』ではこのベリー系メンソールを2種類展開しています。
『センティア アイシー パープル』

『アイシー パープル』は、ブラメン系のキリッとタイプのメンソールにベリー感をプラス。甘さを控えた冷たく強力なスースー感で圧倒してくれます。喉奥に辛さが直撃するのに最初は驚きますが、甘さ控えめのベリー感が余韻を残してくれるので、硬派ではありますが凶暴な感じではありません。
【テリア互換製品】「ブラック・パープル メンソール」ハードボイルドな強冷メンソールという部分が近いかも。
『センティア アイシー レッド』

「赤い果実の強冷メンソール」をコンセプトにしたレッドベリー系。海外産チェリーおよび、オイルを使わず仕上げたドライフルーツのクランベリーのような深みと、果皮の渋み・苦味を含んだ赤ワインのような控えめな甘酸っぱさを秘めた大人っぽいフレーバーが特徴です。
その一方でメンソールは強冷・強烈・突き抜け系のワイルドな苦味も秘めているから驚きです。
【テリア互換製品】なし。
『センティア フレッシュ パープル』

『フレッシュ パープル』は、せっかくのベリー系なのだからもっとジューシーさを! と望む人のためのフルーティーな一発。ジュワッと広がるブルーベリーなアロマがシンプルにおいしいです。同じパープルベリー系なのですが「アイシー パープル」とは大きくキャラが違います。
【テリア互換製品】「パープル・メンソール」フレーバーが、テリアは濃厚、センティアはライトという違い。
『センティア シトラス グリーン』

『センティア シトラス グリーン』は根強い人気のシトラス(柑橘系)フレーバーで、さわやかすっきりを実現。キリッとした辛すぎないメンソールに、フレッシュ・フルーティーな酸味でキレを加えて、飽きの来ない味わいに仕上げています。
【テリア互換製品】「イエロー・メンソール」シトラスメンソール同士。テリアはそこにレモン感とヤニ感が加わり、センティアはバブルガム系の楽しい爽快感となっています。
『センティア ジューシー レッド』

『ジューシー レッド』は、ほのかな酸味と甘さを調和させた爽快メンソールで、ストロベリーなどの赤い果実の甘酸っぱさが、多少のアロマ感を感じさせながら、口いっぱいに広がります。加熱式タバコ初心者に向いているおだやかな味わいです。
【テリア互換製品】「オアシス・パール」カプセル入りなのであえて言うならというところですが。センティアの方がわかりやすい味わい。
『センティア トロピカル イエロー』

『トロピカル イエロー』は、一歩間違えるとクセが強くなりがちな南国感をうまくあしらったリゾート感あふれるおいしさ。控えめなトロピカル感なので、エスニックが苦手な人でも吸いやすいのが特徴です。夏場は特においしく感じます。
【テリア互換製品】「オアシス・パール」これもあえて言うならです。
『センティア フレッシュ コーラル』

『センティア フレッシュ コーラル』の箱を開けたら、爽やかでフルーティーな甘い香り。吸うと当然、ピリッとしたメンソールのスースー感があるのですがフローラル系アロマとストロベリーの甘酸っぱさをブレンドしたような赤い味わいがふんわりと広がります。
ベースはマイルドな蒸気。いわゆるヤニ感は限りなく奥の間に隠れていて、爽やかフルーティーのまま、吸い終わることができておいしいです。
【テリア互換製品】なし。
まとめ:ランニングコストをおいしく下げられる「センティア」シリーズのスタンダードなおいしさ
アイコスライフを快適に続けていくなら、ランニングコストの削減が急務です。その中でも一番自然なのが、フラッグシップラインの「テリア」シリーズから、スタンダード(廉価版)ラインの「センティア」への切り替え。それで一気に1箱あたり50円の節約になります。月額だと1日1箱で1,500円のマイナス。年間にすると18,000円の節約になります。
今回は【テリア互換製品】として乗り換えやすい銘柄をなるべく紹介していますが、もちろんまったく同じ味というわけではありません。ただ自然に乗り換えやすいことを前提に、筆者の体感で例を上げています。それでも節約を考えるなら、一度試してみる価値はあると思います!
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