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がんサバイバー・石井直方さんが気づいた「筋肉」と「がん」の関係|いのちのスクワット
「筋肉をしっかり維持しておくことが、いのちを助ける大きな力となる」。大腰筋の太さが回復の重要なカギとなるように、いかに日頃から筋肉を鍛えているかが、いざというときにも生きてきます。筋トレが大きな手術の成否を左右する要因のひとつとして認められて、治療の過程の中に組み込まれるケースが増えています。手術前の筋トレと、手術後の筋トレの両方が、手術の成功率や回復速度を左右する重要なファクターと見なされるようになってきています。がんと筋肉の関係について、書籍『いのちのスクワット』著者で東京大学名誉教授の石井直方さんに解説していただきました。
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【スロトレとは】効果と起源 その仕組み 自重トレーニングの長所|筋肉博士・石井直方さんが解説
私たちの体は簡単には筋肉が太くならないようにできています。筋肉は、ふだん使わないような力で重たいものを挙げてはじめて太くなります。スロトレでは、最大挙上負荷の8割も使いません。低強度の「3割程度の負荷」で効果があります。しかも、少ない反復回数で筋肉を太く強くしてくれます。重たいものを持ち上げなくても、へとへとになるまで反復しなくてもよいのです。スローで行うスロースクワットも同様です。なぜそんなことが可能なのか、書籍『いのちのスクワット』著者で東京大学名誉教授の石井直方さんに解説していただきました。
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スクワットが効果的な理由 “キングオブエクササイズ”と言われるのはなぜ?|スロトレの誕生秘話
私たちの足腰や体幹の筋肉は、加齢や不活発な生活を続けることによって、どんどん弱ってしまいます。30歳から80歳までの間に、普通に生活しているだけで、太もものサイズと筋力は、およそ半分に減ってしまいます。これらの弱りやすい筋肉はすべて、「立つ」「歩く」「座る」といった、ふだんの生活での基本的な動きを支えているものです。スクワットを行うことで、基本の動きのトレーニングができると同時に下半身だけでなく、全身の多くの筋肉が関わり複合的に動きます。スクワットが「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれる理由について、書籍『いのちのスクワット』著者で東京大学名誉教授の石井直方さんに解説していただきました。
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【強度の高い】スロースクワットのやり方 10回できればアスリート級? 足腰を鍛えて体幹をコントロール
体力に自信がある人向けのスロースクワットを3つご紹介します。「手を伸ばしたスロースクワット」は手を突き出す分だけ負荷がかかります。また、上級者向けの「スプリットスロースクワット」は、かなり強度の高いスクワットで、10回続けてできたら筋力はアスリートレベルといっていいかもしれません。さらに上級者向けの「クロスレッグスロースクワット」は、足腰を鍛えながら、体幹のコントロールができるようになることを目指します。それぞれのポイントについて、書籍『いのちのスクワット』著者で東京大学名誉教授の石井直方さんに解説していただきました。
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【加齢と筋力低下】サルコペニア・ロコモ・フレイル その意味と関係について|筋肉博士・石井直方さんに聞く
筋肉量が減り筋力が低下することは、やがて生命を脅かすことにつながります。サルコペニアになり、やがてフレイルに陥る、この悪循環を「フレイル・サイクル」と呼びます。フレイル・サイクルが進行すると、寝たきり・要介護へとつながります。転んで骨折したり、とくに大きな病気をしたりしているわけでもないのに、寝たきり・要介護へジリジリと進んで行ってしまうところに、フレイル・サイクルの怖さがあります。「サルコペニア」「ロコモ」「フレイル」の関係について、書籍『いのちのスクワット』著者で東京大学名誉教授の石井直方さんに解説していただきました。
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【筋繊維の2タイプ】速筋と遅筋 加齢で衰えるのはどっち? 足のもつれ・つまづきに注意
筋線維には大きく分けて速筋線維と遅筋線維の2種類があります。速筋線維は、いざというときに大きな力やスピードを発揮し、遅筋線維は持続的に力を発揮するのに向いています。速筋線維が減り筋力が低下しても、ふだんの生活では遅筋線維を使っているため、変化になかなか気づけません。「階段をスタスタ降りられない」「転びやすくなった」など自覚するようになったら、一度自分の足腰の筋力を見直してみる必要があるでしょう。「速筋と遅筋」について、書籍『いのちのスクワット』著者で東京大学名誉教授の石井直方さんに解説していただきました。