【糖尿病と果物】実は「朝のフルーツ」は血糖値が上がりづらい おすすめの治療食はコレ!
糖尿病の患者さんは、果物を食べてはいけないと思っている人が多いようです。果糖の影響で、中性脂肪値や血糖値が上がると医師が注意するからです。しかし、それは大きな誤解。果物の果糖は、満腹時に食べれば確かに中性脂肪に変わりますが、空腹時にとるとエネルギーの代謝に使われるので、脂肪に変わることはありません。また、ブドウ糖はインスリンの分泌を上昇させますが、果物の果糖はインスリンへの刺激作用がありません。特に、食物繊維を多く含む果物は、GI値(血糖値の上昇の度合いを表す数値)が低く、血糖値が上がりにくいのです。【解説】上瀬英彦(上瀬クリニック院長)