知っておきたいインターネット用語辞典
- IE
- →インターネットエクスプローラー
- ISP
- →プロバイダー
- IoT
- インターネット・オブ・シングスの略。「モノ(=シングス)のインターネット」とも呼ばれる。パソコンやスマホといったデジタル情報機器以外のモノに通信機能を搭載し、インターネットに接続したり相互通信したりすることで、自動制御や遠隔操作を可能にすること。
- IPアドレス
- ネットに接続された機器の個体識別に使われる番号。インターネットで使われる「グローバルIPアドレス」のほか、LANで使われる「プライベートIPアドレス」がある。
- IP電話
- インターネットで使われる通信方式「IP」(インターネットプロトコロル」を利用した電話サービス。電話機を使わず、パソコンやスマホを使う場合でも、通信方式がIPならばIP電話という。
- アカウント
- コンピューターやネットサービスを利用する権利のこと。各種サービスで「アカウントを取得する」とは、「会員登録を行う」とほぼ同じ意味となる。
- アットマーク(@)
- メールアドレスではユーザー名とドメイン名を区切るマークとして使われる。転じて、メッセージアプリなどで、「福多@自宅」のように現在位置や所属先を付け加える際のマークとして使われるようになった。
- アップロード
- 自分が操作している端末から、インターネット上にあるサーバーにファイルを転送すること。
- アドレス
- 住所や宛て名のこと。インターネットでは、メールの宛て先を「メールアドレス」と呼んだり、ネットワークに接続された端末の識別番号を「IPアドレス」と呼んだりする。
- Amazon
- 「アマゾン」。世界最大のECサイトであり、クラウドストレージ、動画配信、電子書籍サービスなどでも知られる。もともとは、書籍の通販サイトからスタートした。
- 暗号化キー
- Wi-Fi機器間で暗号化通信を行うときに必要となるパスワード。Wi-FiアクセスポイントのSSIDごとに暗号化キーが指定されており、スマホなどのWi-Fi端末で接続設定を行うときに入力する。
- Eコマース
- 電子商取引のこと。パソコンやスマホを使って、インターネット経由で行う商取引の総称。一般的には、ネットショッピングを指す。
- ECサイト
- Eコマースを利用したショッピングサイトのこと。通販サイトやオンラインショップもほぼ同じ意味。
- eメール
- →メール
- インターネット
- TCP/IPという通信規格を使ってデータ通信を行う、世界最大の電子通信網。インターネット全体を一括管理する組織・団体は存在せず、さまざまな組織が運営するネットワークが相互に接続された分散型ネットワークである。
- インターネットエクスプローラー
- マイクロソフトが開発・提供しているウエブブラウザー。「IE」と略される。歴代のWindowsに搭載されており、ウエブブラウザーの代名詞でもあったが、Windows10では「IE」に代わり、「Edge」が標準のウエブブラウザーとなっている。
- ウイルス
- コンピューターウイルスの略。コンピューターの正常な動作を妨げる有害なプログラムを指す。自らのコピーを作り、ネットワークやメディアを介して次々とコンピューター端末に感染する。
- ウエブ
- ワールドワイドウエブ(WWW)の略。HTMLなどの標準化された言語で記述された文書の公開・閲覧方式。文書内の文字列や画像に対して、別の文書へジャンプする「ハイパーリンク」という仕組みを埋め込むことができる。ハイパーリンクによって、大規模な文書が縦横につながっていることから、蜘蛛の巣(ウエブ)と呼ばれる。
- ウエブサイト
- HTMLなどの標準化された言語で記述され、インターネット上で公開されている文書単体をウエブページと呼び、ウエブページのまとまったものをウエブサイトと呼ぶ。例えば、あるカメラメーカーのウエブページ全体は「ウエブサイト」であり、一つの製品の解説ページは「ウエブページ」となる。
- ウエブブラウザー
- ウエブページを閲覧するためのプログラム。代表的なものとして、「Chrome」「Edge」「インターネットエクスプローラー」「Safari」「Firefox」などがある。
- ウエブメール
- ウエブブラウザーで作成や送信/受信ができるメールの方式。すべてのメッセージが、インターネット上のサーバーで管理されるため、複数の端末を利用している場合、どれでも同じように管理ができる。代表的なサービスとしてGoogleが運営するGmailがある。
- SSID
- Wi-Fiアクセスポイント(ルーター)の識別名。最大32文字の英数字で管理者が任意に設定できる。
- SNS
- ソーシャルネットワーキングサービスの略。友人・知人とのコミュニケーションを目的としたウエブサービス。代表的なサービスとしては、「Facebook」や「LINE」「Instagram」などがある。
- Edge
- 「エッジ」。Windows10に搭載されている、マイクロソフトの最新ウエブブラウザー。従来のWindows標準ブラウザーである「インターネットエクスプローラー」とは異なる技術が採用されており、動作が軽くて安全性が高くなっている。
- HTML
- ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージの略。ウエブページをデザイン・記述するための言語。画像を配置したり、フォントをデザインした「HTMLメール」を記述したりするためにも使われる。
- HTTP/HTTPS
- HTTPは、インターネット上のウエブサーバーと、パソコンやスマホといったネット端末のウエブブラウザーとの間で、データのやり取りを行うために使われるルール。HTTPSは、HTTPのデータのやり取りが暗号化されていることを指し、より安全な通信が可能。
- FTTH
- ファイバー・トゥ・ザ・ホームの略。光ファイバーによる家庭用高速インターネット回線のこと。光回線、光インターネットとも呼ばれる。
- オンライン
- 手元の端末が、ネットワーク上のサーバーや、ホストコンピューターにつながっていること。
- インターネットの検索サービスで圧倒的なシェアを誇る企業名であるとともに、同社が提供するスマホの検索アプリ名にもなっている。
- Googleドライブ
- Googleが運営するクラウドストレージサービス。無料で15Gバイトまで利用可能なほか、有料で容量の追加ができる。
- クライアント
- サービスや機能の提供を受ける側の端末やアプリを指す。反対に提供する側を「サーバー」という。
- クラウド
- インターネットを介した先にある装置やサービスを指す。インターネットを空に浮かぶ雲に例えている。
- クラウドストレージ
- インターネット上にデータ(ファイル)を預けるサービス。複数の端末からいつでもアクセスできる。オンラインストレージともいう。代表的なものに、「Dropbox」「Googleドライブ」「OneDrive」などがある。
- クラウドファンディング
- クラウドはここでは群衆を表し、ファンディングは資金調達の意味。製品の開発目的などのためインターネットを活用して、不特定多数の個人から資金を調達する手段。
- Chrome
- 「クローム」。Googleが開発・無料公開しているウエブブラウザー。パソコン用、スマホ用など、多くの機器に対応している。多機能で動作が軽いとの評価で、利用者が多い。
- サーバー
- サービスや機能を提供する側のコンピューターを指す。反対に提供を受ける側を「クライアント」という。
- サイト
- →ウエブサイト
- Safari
- 「サファリ」。Appleが開発・提供しているウエブブラウザー。Mac、iPhone、iPadなどの同社製品に標準ブラウザーとして搭載されている。現在、Windows用やAndroid用は提供されていない。
- サブスクリプション
- →定額制サービス
- ストリーミング
- 映像や音楽のデータを受信しつつ、受信できた分から再生する方式。大容量コンテンツでも、再生までの待ち時間を短くできる。
- スパム
- 受け取り人の了解を得ず、無差別に配信される営業目的のメールや、メッセージを指す。
- 脆弱性
- コンピューターやプログラム、ネットワーク、ハードウエアが抱えるセキュリティ上の弱点。特に、悪意のある第三者が攻撃することで、乗っ取りや情報漏洩、システム破壊といった脅威に発展する脆弱性を「セキュリティホール」という。
- セキュリティホール
- →脆弱性
- ダウンロード
- インターネット上にあるファイルを、自分が操作している端末に転送し保存すること。
- タブ
- 書類の上部や側部にあるツマミ部分。転じて、アプリの操作画面上部に並ぶ画面切り替えのスイッチ部を指す。多くのブラウザーでは、タブをクリックすることで表示するウエブページを切り替えられる。
- WWW
- →ウエブ
- DL
- →ダウンロード
- 定額制サービス
- サブスクリプションサービスともいう。毎月、一定の利用料金を支払うことで、サービスを無制限に利用できる。音楽配信や動画配信、電子書籍などのコンテンツ配信サービスに採用されることが多い。
- ネットバンキング
- インターネット経由で、銀行のサービスを利用すること。利用端末はパソコン、スマホなどさまざま。ウエブブラウザーを利用する方法と、専用アプリを利用する方法がある。
- バナー
- ウエブページに埋め込まれている横長の画像リンク。広告の場合は「バナー広告」と呼び、クリックすると広告主のサイトにジャンプする。
- bps
- ビット・パー・セコンドの略。1秒間に何ビットのデジタルデータを転送できるかを表した、伝送速度(ビットレート)の単位。k(キロ)やM(メガ)、G(ギガ)と組み合わせて使うことが多い。
- 光(ファイバー)回線
- →FTTH
- ビットレート
- →bps
- ファイアウオール
- コンピューターとネットワークの結節点に設置され、ネット側の攻撃からコンピューターを守るためのプログラムやハードウエア。
- Firefox
- 「ファイヤーフォックス」。Mozillaが開発・無料公開するオープンソースのウエブブラウザー。豊富なアドイン(拡張機能)などにより、根強い人気を持つ。
- フィッシング
- ショッピングサイトの偽メールや偽ウエブサイトを用いて、アカウントやパスワード、クレジットカード番号などを詐取する詐欺の手口。
- ブロードバンド
- 広帯域の意味。一般的には光ファイバー回線などの、高速インターネット回線を指す。
- ブロードバンドルーター
- 1本のインターネット回線を、複数の端末で利用できるように、分配をする機器をルーターといい、その中で、ブロードバンド用の機器をブロードバンドルーターという。
- プロバイダー
- 通信回線をインターネットに接続する処理を行う業者のこと。例えば、NTT東西が提供する光回線サービスのフレッツ光では、別途プロバイダーとの契約も必要となる。ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)ともいう。
- 無線LAN
- 一つの建物内のパソコンや周辺機器、通信機器などをつなぐことをLANといい、それがケーブルでつなげば有線LANで、無線でつなげば無線LANとなる。
- メール
- 電子メールまたはeメールを略したもの。インターネットを介して、テキストデータやファイルを送受信する仕組み。
- URL
- ユニフォーム・リソース・ロケーターの略。ウエブサイトなどのデータの保存場所を記述する方式、および記述した文字列。ウエブページの場合「http://www.makino-g.jp/tokusengai/」のように「http:」または「https:」で始まる
- ランサムウエア
- ウイルス(マルウエア)の一種で、ランサムは身代金のこと。感染すると、コンピューターがロックされたり、ファイルが勝手に暗号化されたりする。これを解除するために金銭が要求されるもので、近年被害が急増している。
- リンク
- ハイパーリンクの略。ウエブページやメールに埋め込まれた、別のウエブページを参照(表示)するための情報。リンクが貼ってある文字列や画像をクリックすると、あらかじめ設定されたウエブページにジャンプする。
- ルーター
- →ブロードバンドルーター
- Wi-Fi
- 「ワイファイ」。元来は、メーカーの異なる無線LAN機器どうしの接続互換性を保証するブランド名のこと。一般的には無線LANと同義。
- Wi-Fiルーター
- スマホなどのWi-Fi端末どうしの通信を仲介したり、Wi-Fi端末と有線LAN機器との通信を仲介したりする「Wi-Fiアクセスポイント」と、高速インターネット回線を複数の機器で利用できるように分配する「ブロードバンドルーター」が一体化した機器。