【洗濯乾燥機おすすめ2019】人気はドラム式?温水洗浄機能にも注目!

洗濯機

最新の洗濯乾燥機は比較的低温な温風で乾燥させる「ヒートポンプ方式」を搭載するドラム式が人気で、Wi-Fiを内蔵してスマホから遠隔操作できたりなど、さまざまな工夫が見られる。選び方のポイントとしては、スマホから遠隔操作したり洗濯状況を確認したりできること、洗濯コースの充実、大風量でシワを抑えて乾燥する機能、自動で洗濯槽を洗浄する機能などだ。おすすめモデルは、パナソニック・NAーVX9900、日立・ビッグドラム BD-NX120C、シャープ・ES-W111、東芝・ZABOON TW-127X7などだ。

温水での洗浄力アップやおしゃれ着洗いコースなどが充実しスマホ連係も進む

今季のトレンド

乾燥機能も搭載する洗濯機は、比較的低温な温風で乾燥させる「ヒートポンプ方式」を搭載するドラム式が人気だ。一方で、使いこなしや設置性になじみのある縦型に戻る傾向も出てきている。

節水と節電を実現しつつ、洗浄力をアップさせるさまざまな取り組みが行われているが、最近のトレンドの一つが、洗浄液を温めて洗浄力を上げる温水洗浄機能だ。また、超微細な泡を作ることで衣類の繊維の奥まで洗剤を浸透させる、東芝の「ウルトラファインバブル洗浄」など、最新のテクノロジーを競い合う。

洗濯コースの細分化も進んでおり、例えば、おしゃれ着コースを一つだけではなく、複数用意するモデルも登場。「汚れ落ち」と同様に、「衣類を傷めない」という観点での機能充実にも注目だ。そのほか、液体洗剤と柔軟剤を自動投入したり、Wi-Fiを内蔵してスマホから遠隔操作できたりなど、使い勝手の面でも新時代のさまざまな工夫が見られる。

洗濯乾燥機選びのポイント

1.スマホから遠隔操作したり洗濯状況を確認したりできるモデルが増えている

スマホから遠隔操作したり、洗濯状況を確認したり、洗濯終了をお知らせしたりしてくれるモデルが2018年から増えている。衣類を洗濯槽に入れてふたをしておくことで、帰宅時間に合わせて洗濯を終了させ、あとは干すだけとなるように設定したり、乾燥まで終了させてすぐに畳めるようにしたりといった使い方が便利だ。

外出先からの遠隔操作に対応。

2.温水洗浄機能が最近のトレンドの一つで目的に合わせた洗濯コースも充実

洗浄力の面では、洗浄液を温めて洗剤の酵素パワーを活性化させる温水洗浄機能が最近のトレンドの一つだ。洗濯コースも、しっかりと汚れを落とすコースから、黄ばみを防ぐコース、通常よりも多くの水でしっかりすすげるコース、繊維を傷めずに優しく洗うおしゃれ着コースやホームクリーニングコースなど幅広く充実している。

洗濯のコース設定もスマホで指定できる。

3.大風量でシワを抑えて乾燥するモデルならアイロンをかける手間が省ける

洗濯から乾燥まで行える洗濯乾燥機では、乾燥の仕上がりがかなり重要なポイントになる。大風量でシワを抑えて乾燥させる機能を搭載するモデルなら、アイロンをかける手間が省ける。ドラム式は、低温で乾燥させるヒートポンプ方式が主流で、衣類が傷みにくいのも魅力。縦型に多いヒーター方式は、衣類が傷みやすく電気代もかかるため、注意が必要だ。

ドラム式の乾燥機能は衣類が傷みにくい。

4.自動で洗濯槽を洗浄する機能は必須で乾燥フィルターの掃除のしやすさも重要

最近の洗濯乾燥機の多くは、洗濯後に自動的に内槽の外側と外層の内側を水で洗い流す「自動槽洗浄」機能を搭載している。長く清潔さを保ちながら使いたい人には必須の機能だ。また、衣類の繊維がたまるフィルターが掃除しやすいモデルであれば、メンテナンスの手間が省ける。乾燥フィルターを自動掃除する機能を搭載したモデルも登場。

乾燥フィルターの掃除のしやすさも重要。

洗濯乾燥機おすすめランキング

【1位】 パナソニック NAーVX9900

実売価格例:37万5000円
●ドラム式
●洗濯/乾燥容量:11kg/6kg

液体洗剤と柔軟剤を自動投入する“手間なし洗濯”が大きな魅力

液体洗剤と柔軟剤のタンクを搭載し、衣類の量に合わせて自動投入。手間なく洗濯できるのが魅力のモデル。Wi-Fiを内蔵しており、スマホアプリで遠隔操作も可能だ。アプリで洗剤と柔軟剤の銘柄を指定すれば、すすぎの回数なども自動的に調節してくれる。温水でしっかりと洗う「温水泡洗浄W」や、大風量でシワを抑えて仕上げる「ふんわりジェット乾燥」なども特徴だ。

【2位】 日立 ビッグドラム BD-NX120C

実売価格例:35万8000円
●ドラム式
●洗濯/乾燥容量:12kg/6kg

複数のセンサーで衣類の状況をセンシングしてAIが自動的に洗濯

複数のセンサーで洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度、布の動きなどの情報を収集し、自動で各行程に適した洗濯制御で運転する「AIお洗濯」 を搭載。汚れが多い場合は、洗浄力を重視して時間を延長したり、よくすすげた場合は節約重視で使用水量を減らしたりと柔軟に対応してくれる。Wi-Fiを内蔵し、スマホアプリに洗濯終了を知らせる機能なども利用できる。

【3位】シャープ ES-W111

実売価格例:33万8000円
●ドラム式
●洗濯/乾燥容量:11kg/6kg

超音波ウォッシャーを付属しガンコな汚れの予洗いもラクラク

微細な水滴を高圧で噴射する「マイクロ高圧洗浄」や、衣類の温度を上げて洗浄力をアップする「温水極め洗いコース」を搭載するモデル。毎秒約3万8000回の超音波振動で衣類のガンコな汚れを事前に落とせる「超音波ウォッシャー」も付属する。ヒートポンプにヒーターを加えて、ふんわりと仕上げる乾燥機能も魅力だ。

【4位】 東芝 ZABOON TW-127X7

実売価格例:34万8000円
●ドラム式
●洗濯/乾燥容量:12kg/7kg

超微細な泡と温水による洗浄やふんわり仕上げ乾燥機能が魅力

超微細な泡を作り出すことで、洗剤を衣類の奥まで浸透させる「ウルトラファインバブル」に加え、温水で洗浄効果を高める「温水ウルトラファインバブル洗浄W」を搭載するモデル。大風量でシワを伸ばしてふんわり乾かす「ふんわリッチ乾燥」機能では、アイロンいらずの「上質乾燥」モードなども用意している。

【5位】 日立 BW-DV80C

実売価格例:17万7770円
●縦型
●洗濯/乾燥容量:10kg/5.5kg

洗剤の種類に合わせて洗い方を変えるセンサー搭載モデル

投入された洗剤の種類が粉末洗剤か液体洗剤かを自動で検知し、それぞれに合わせた溶かし方や洗い方をしてくれるほか、汚れの量を見分けて洗濯時間を自動で延長する「汚れすっきりセンサーシステム」を搭載。

【6位】 シャープ ES-PU11C
実売価格例:18万1150円
●縦型
●洗濯/乾燥容量:11kg/6kg

スタイリッシュなデザインと超音波ウォッシャー搭載が売り

予洗いに便利な超音波ウォッシャーを付属。洗濯水の透明度に応じて洗剤の種類を見分け、すすぎ回数を減らす節水機能も搭載。洗濯槽の側面に穴がない「穴なし槽」なので、黒カビや汚れが侵入しない清潔性も魅力だ。

解説/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)

※価格は記事作成時のものです。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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