【床拭き用ロボット掃除機】市販のウェットシートが使えて便利!パナソニックのローラン「MC-RM10」

掃除機

パナソニックの「ローラン MC-RM10」は、水タンクから少しずつ出る水で、床拭きができる掃除ロボット。専用モップで水拭きも、から拭きもでき、市販のウェットシートも使えるので便利だ。常にモップのきれいな面で拭き掃除ができるので、汚れが広げてしまう心配もない。

今回のテストアイテムはこちらパナソニック ローラン MC-RM10

実売価格例:5万3770円

プロフィール
本機は、水タンクから少しずつ出る水で、床拭きができる掃除ロボットだ。床を往復するルート走行時は、半分ずつ重ね拭きをするため、同じ場所を2回ずつ拭く。専用モップに加えて、市販の床拭きシートが使えるのも便利。

本体正面の黒い部分と側面に赤外線センサーを配置しており、障害物を避けるようになっている。底面には、落下防止センサーも配置。

SPEC
●最大稼動面積/約20畳
●連続使用時間/約60分
●給水方式/カセットタンク式
●タンク容量/180mℓ
●電源/ニッケル水素電池
●充電時間/約2.5時間
●サイズ/幅240mm×高さ80mm×奥行き243mm
●重量/2.5kg

専用モップをローラーにセット

専用モップを巻きつけて、回転式ローラーを本体にセット。一定時間ごとに回転するため、常にきれいな面で掃除することができる。

水拭き時に少しずつ水を排出する

本体上部に水タンクを装備。水拭き時に少しずつ排出する仕組みだ。操作パネルも配置されていて、掃除モードの選択などが可能。

ふだん使いなら市販のウェットシートも便利

頑張って掃除機をかけたのに、はだしで歩くと、床のザラつきが気になることがある。そんな嫌な状況を一気に解消してくれるのが、ここで紹介する、パナソニックのローラン MC-RM10だ。

まず、付属の専用モップを装着。水タンクに給水して、「ウェットモード」でリビングのフローリングを掃除してみた。家具に強く当たることもなく、ゆっくり静かにコの字型のルートで拭き掃除をし、床は誰もがわかるほどピカピカになった。

わが家は、2階リビングから直接階段が続く構造だが、本体前面や側面、底面にセンサーを搭載しており、階段から落ちてしまうこともなかった。掃除後に、はだしで歩いてみたが、ザラつきを感じることもない。

続いて、市販のウエットシートを使っての拭き掃除だ。本体が軽いこともあり、押さえつける力が強くないので、水拭きと比べるとやや頼りない印象だが、日々繰り返し使うには十分で、ふだん使いに適している。

頑固な食べこぼしなど、床にこびりついたような汚れを取りたい場合のみ、専用モップで水拭きするのが効率的な使い方といえるだろう。

ローラーが回転し、常にきれいな面で拭ける

拭き掃除は十分に任せられることを実感できたが、おもしろいのはその構造だ。

通常、人間が拭き掃除をする場合、ぞうきんの拭いている面が汚れると、その場で裏返したり、折り畳んだりして掃除を続ける。ところが、従来の拭き掃除ロボットは、掃除の最中に拭き面を変えることはできなかった。

だが、ローランは、回転式ローラーを採用することで、約5分半おきにローラーが約30度回転。常にモップのきれいな面で拭き掃除ができる仕組みとなっているので、汚れを広げてしまう心配がない

まとめ

専用モップで水拭きも、から拭きもOK。動作も静かで、仕上がりもピカピカ

ここが〇

常にモップのきれいな面で拭き掃除ができるので安心。市販のウェットシートを使うことで、めんどうなモップの水洗いからも解放される。

ここが×

いわゆる掃除ロボットとは違い、充電だけは、掃除が終わったあとに自分でやらなければならない。この点は、進化の余地がある。

※価格は記事作成時のものです。

解説/滝田勝紀 (家電スペシャリスト)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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