ダイソンのコードレス掃除機「Dyson V11 Fluffy+」をテスト!バッテリー残量が1秒単位でわかる

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前モデルのスティック掃除機「Dyson V10」より吸引力が約25パーセントもアップしたのが「Dyson V11」。特徴は、新たに搭載された液晶ディスプレイ。メンテナンス通知や、詰まりなども手元で確認できる。さらに、バッテリー残量が1秒単位で表示される。この新機能がかなり便利だ。

今回のテストアイテムはこちらダイソン Dyson V11 Fluffy+

実売価格例:8万7480円

●プロフィール
昨年、8年ぶりのフルモデルチェンジで設計を一新し、さまざまな面でバージョンアップを見せたのが、前モデルのDyson V10。その後継機となるV11では、基本性能をさらに向上させ、実用面も強化した。 昨年、8年ぶりのフルモデルチェンジで設計を一新し、さまざまな面でバージョンアップを見せたのが、前モデルのDyson V10。その後継機となるV11では、基本性能をさらに向上させ、実用面も強化した。

新開発された3段階ディフューザーをモーターに搭載し、気流の乱れや運転音を低減。前機種のV10と比べ、吸引力が約25%アップ、運転音は約11%ダウンした。

SPEC
●充電時間/約3.5時間
●使用時間/最長60分
●サイズ(スティック時)/幅250mm×高さ246mm×奥行き1257mm
●重量/2.72kg
●付属品/コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニモーターヘッド、ミニソフトブラシ、充電ドックなど

バッテリー残量が1秒単位で表示できる

ダイソンのスティック掃除機といえば、強い吸引力と柔らかいローラーヘッドの集塵力が好評だ。実際に使ってみても、大きなゴミも小さいチリもよく吸い、取りこぼしがほとんどない。掃除後の床はザラつきがなく、素足でも気持ちよく歩ける。吸引力は、V10よりも約25%向上しているという。

さらにV11では、使い勝手も向上。ユーザーの要望にこたえ、本体にアタッチメントを取り付けるクリップや、スタンド型充電ドックの導入、静音性のアップなど、利便性や快適性を強化した。
中でも特徴的なのは、新たに搭載された液晶ディスプレイだ。使用中の吸引モードやフィルターメンテナンスの通知、異物の詰まりなどが手元で表示されるので、運転状況が一目でリアルタイムに把握できるようになっている。

特に、バッテリー残量が1秒単位で表示されるのは、かなり便利。これまでは電池の残量が気がかりだったが、先が読めることで、安心して掃除の段取りができる。しかも、使用するヘッドやアタッチメントに合わせて、表示されるバッテリー残量が変わるというハイテクぶりだ。

■モードや残量を表示

液晶画面でバッテリー残量を1秒単位でお知らせ。ヘッドやアクセサリーを自動的に認識し、それぞれに合わせた残量を表示してくれる。

■直線的なデザイン

V10から採用された新型のストレートデザイン。気流が一直線に通る構造で、吸引力がアップしたほか、ゴミ捨ても自然な動作で行える。

トリガー式スイッチは手元に負担がかかる

残念なのは、これらの機能を搭載した本体が、少々重いこと。本体質量は、V10が約2.58キロ、V11は約2.72キロ。さらに、電源スイッチがトリガー式なので、トリガーを引き続けながら床掃除をするのは、手元にかなり負担がかかる。メインの掃除機として、家中の床掃除をしたり、1週間分を一気にやったりといった使い方は難しいと感じた。
ただ、ハンディ型として細かいところを掃除する場合は、トリガー式が便利。次のモデルでは、トリガーロック機構を期待したい。

おすすめ度…A-

吸引力がさらにアップ。液晶ディスプレイで、運転状況も把握可能に

ココが〇

幅のあるヘッドで確実に吸い、一網打尽感があって気持ちがいい。アタッチメントも優秀で、さまざまな掃除を強力にサポートする。

ココが×

重さがあり、トリガーを引きながらの床掃除が難しく、両手持ちになる。男性からも同様の意見があった。軽量化するか、トリガーロック機構を希望。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。

※価格は記事作成時のものです。

解説/諏訪圭伊子 (フリーライター)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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