いくら消費増税が近いからといって、無駄なモノに手を出す必要はない。自分にとって本当に役立つモノ、生活を豊かにするモノをしっかりとした目で選び、手に入れるべきだ。そんな今、買うに値するパソコンの最新の名機とは? 「特選街」の執筆陣と編集部がズバリ選び出した。
『特選街』が選ぶパソコンのおすすめ「ザ・名機2019」はコレだ!
ベストバランス賞
機能や性能、操作性、使い勝手、価格など、あらゆる面において高次元でバランスが取れているモデル
アドバンス賞
そのジャンルの次のトレンドになりそうなコンセプトや、先進的な機能・技術などが投入されているモデル
コスパ賞
基本的な機能や操作性を備えつつ、そのジャンルにおいて、比較的手ごろな価格で購入できるモデル
『マイクロソフト Surface Go LTE Advanced』ノートパソコン(2in1)
モバイルデータ通信機能を内蔵する10型タブレットモデルで、ディスプレイには解像度1800ドット×1200ドットの10型タッチパネル液晶を採用。バッテリー持続時間は最大8.5時間と、スタミナも十分だ。
マイクロソフト Surface Go LTE Advanced
実売価格例:9万8060円
サイズに似合わぬ性能&機能を秘めた実力派モバイル端末
マイクロソフトのSurfaceシリーズ中、最軽量の筐体を誇る10型タブレットモデル。
もちろん、別売のキーボードカバーを装着すればノートパソコン代わりになるが、それでも総重量777グラムほどと、モバイルノートとしては破格級の軽さだ。
CPUは、モバイル端末向けのPentium Gold 4415Yだが、メモリーは8Gバイト、ストレージは128GバイトのSSDと、総合力は決して低くはない。
付属の「MSオフィス」で文書を作成する程度なら、十分すぎるほどの性能を有しているといっていいだろう。さらに、モバイルデータ通信機能を内蔵し、どこでもネットを利用できる点も極めて便利だ。
「スマホ感覚で軽快に持ち運べる一台。出先用のサブマシンにピッタリ!」
『NEC LAVIE Pro Mobile PM750』ノートパソコン(モバイル)
重量837グラムの軽量筐体を実現した13.3型ノートで、CPUには第8世代のCore i7プロセッサーを搭載。ディスプレイにはフルHDのノングレア液晶を採用しており、パソコン作業の妨げになる映り込みを極力抑えてくれる。
NEC LAVIE Pro Mobile PM750
実売価格例:19万9798円
モバイルノートを新たな高みへと導く妥協知らずの「オールインワン」マシン
モバイルノートパソコンは、軽量化を実現するため、性能や機能面などを限界まで削り落とす「引き算」の極致を体現したマシンといえる。
そんな常識をみごとに覆したのが、NECの13.3型ノート、LAVIE Pro Mobile PM750。重量はわずか837グラム、バッテリー持続時間は最大20時間とトップクラスのモバイル仕様を備えつつ、性能&機能面ともに、一切の妥協を感じさせない「全部入り」構成をしっかり実現している。
性能面に目を向けると、CPUには第8世代のCore i7プロセッサー、メモリーは8Gバイト、ストレージには512Gバイトの大容量SSDを備えるなど、正真正銘のハイスペック仕様。
さらに、電源ボタン一体型の指紋認証センサーのほか、USB PD対応のUSB3.1Typa-C端子やHDMI出力端子を備えるなど、機能面も盤石といっていい。しかも、「MSオフィス」も標準搭載しているので、ビジネスシーンでも即戦力で活用できる。
加えて、老舗パソコンメーカーのNECならではのこだわりも満載。例えば、薄型ながら確かな打鍵感を得られる静音キーボードや、天板にカーボン素材を用いることで筐体の剛性と軽量化を両立させるなど、使い勝手も申し分ない。
モバイルはもちろん、メインマシンとしてもおすすめできる一台に仕上がっている。
「性能面、機能面ともに非の打ちどころのない優等生モバイルノート!」
『デル New Inspiron 15 5000(5583)』ノートパソコン(A4スタンダード)
非光沢のフルHD液晶を採用した15.6型ノートで、CPUには第8世代のCore i7を採用。指紋認証リーダーのほか、DVDドライブや、Type-Cを含む3基のUSB端子を備えるなど、機能面も充実している。
デル New Inspiron 15 5000(5583)
実売価格例:11万6530円
「コスパのデル」を体現する買い得ハイスペックA4ノート
パソコン界隈で「コスパ」といえばデルの出番だが、本機のお買い得度は、もはや想像を超えるレベルだ。
第8世代のCore i7プロセッサーを採用した15.6型のハイスペックノートが脅威の実売11万円台を実現。これだけでも食指が動くのに、メモリーは8Gバイト、ストレージは128GバイトのSSDと1TバイトのHDDのハイブリッド仕様と、わきを固めるスペックも妥協がない。
グラフィック機能には高い画像処理性能を誇る「GeForceR MX130」を備えるほか、「MSオフィス」も付属。しかも、これはBTOモデルの一つにすぎず、カスタマイズしだいではさらなる低価格もねらえるというのだから驚きだ。
「高性能なA4ノートが実売11万円台はすごい。デル製だから品質もしっかり。」
『富士通 ESPRIMO FH77/D1』デスクトップパソコン
23.8型のフルHDディスプレイを備えたオールインワンパソコンで、CPUには第8世代Core i7プロセッサーを採用。Type-Cを含む全5基のUSB端子を用意するなど、拡張性も充実している。
富士通 ESPRIMO FH77/D1
直販価格:21万8505円
「デザイン・性能・機能」の三拍子そろったオールインワン
最近のオールインワンパソコンは、デザインに注力するあまり、性能や機能面はいま一つという場合が少なくないが、このモデルには、そうした弱点がほぼ見当たらない。
写真のとおり、4辺狭額フレームが作り出す美観は申し分なし。しかも、奥行きわずか最小362ミリのスリム設計にもかかわらず、性能&機能面ともに極めて上々だ。
CPUには6コア搭載の第8世代Core i7プロセッサーを採用し、動画編集などの高負荷なパソコン作業も快適にこなせる。
オールインワンパソコンでは省かれることの多いBDドライブもしっかり備えるほか、3波対応のダブルチューナーを搭載し、テレビを見ながら裏番組も録画可能だ。
「富士通らしくATOKやMSオフィスほか、プリインストールソフトも充実。」