【最新コンデジ2019】キヤノンの兄弟モデル「PowerShot G5X MarkII・ G7X MarkIII」を実写レビュー

文具・ホビー・カメラ

超高画質なセンサー、キレのあるレンズ、超高速のAFなど、カメラ専用機にはスマホのカメラ機能が及ばない領域が確実に存在する。本特集では、そんな「すごい!」魅力を持った、最新のコンパクトデジカメを紹介しよう。

高級タイプ
キヤノン「PowerShot G5X MarkII」「PowerShot G7X MarkIII」

キヤノン
PowerShot G5X MarkII
実売価格例:11万3400円

高画質な積層型1.0型センサーを採用。レンズの明るさはG7 X MarkIIIと同等でF1.8〜2.8と明るいが、望遠域をさらに広げた24〜120ミリ相当の5倍ズームを搭載。収納式のファインダーを装備するのも特徴。

撮像センサー 有効画素数 焦点距離(35ミリ判換算)
1.0型積層型CMOS 2010万 24-120mm(光学5倍)
●背面モニター/3.0型液晶・チルトタイプ
●ファインダー/0.39型有機EL
●サイズ/幅110.9mm×高さ60.9mm×奥行き46.0mm
●重量/316g

画質傾向
絶妙なホワイトバランス性能
日陰で顔色が悪く写りがちなシチュエーションだが、オートのままでホワイトバランスが絶妙。肌のトーンが滑らかだ。

キヤノン
PowerShot G7X MarkIII
実売価格例:9万9900円

こちらも高画質な積層型1.0型センサーを採用したモデル。4.2倍のズームレンズを採用し、ファインダーは持たないながらも4K動画撮影や「YouTube」へのライブ配信が可能。シルバーとブラックの2色が用意されている。

撮像センサー 有効画素数 焦点距離(35ミリ判換算)
1.0型積層型CMOS 2010万 24-100mm(光学4.2倍)
●背面モニター/3.0型液晶・チルトタイプ
●ファインダー/非搭載
●サイズ/幅105.0mm×高さ60.9mm×奥行き41.4mm
●重量/304g

画質傾向
解像感が高く、オートでもきれい
G5と同じ傾向の画質で、解像感が高く、髪の毛の分離もはっきりしている。肌の荒れ感が少なく、オートのままでも美しい。

望遠時でもF2.8の明るさを確保

G5X MarkIIは、24~120ミリ相当の5倍ズームレンズを搭載。望遠端でもF2.8という明るさを確保しているので、背景を程良くボカして主題を浮き上がらせるように描写することが可能だ。

タッチ液晶でピント位置設定も楽

G7X MarkIIIの上下チルト式液晶を使い、ヒガンバナを下方向から撮影。広角側での撮影だが、F1.8という明るさとマクロモードによる背景のボケも美しく、タッチ液晶でピント位置を決めながら楽に撮影できた。

ポップアップ式のファインダーを搭載

G5X MarkIIはポップアップ式のファインダーを装備。撮影に集中したいときや晴天の屋外で液晶画面が見えにくい場合などに役立つ。手前に引き出す2アクション操作がめんどうなのが玉にキズ。

《がっしりとしたボディに、明るく使い勝手のいいズームレンズを装備する最新兄弟モデル》

センサーと映像エンジンが同じで、兄弟モデルというべき2機種。上級機であるG5のほうは5倍ズームレンズにEVF(電子ビューファインダー)、G7のほうは4.2倍ズームレンズという構成だ。

コンパクト機の中ではちょっと大ぶりに感じるボディだが、手にするだけでがっしりとした作りと、いいモノ感が伝わってくる。ただ、G5のレンズ周囲に装備されるコントロールリングは、節度感が弱く、回したフィーリングもいま一つ。ズームなどの追従性も感心できなかった。

ボディは大きめだが、使い勝手は極めて軽快。ピント合わせも速く、被写体が動き回っている場合でも、ピント合わせの枠が緑色から青色に自動的に変わり、動きに追従する。

最短撮影距離は短くて便利。ズーム広角時にレンズ前5センチまでピントが合うモデルは珍しくないが、望遠側でも40センチまで、G5は20センチまで合焦する。マクロ撮影などで歪みの少ない撮影をしたいときにも効果的だ。

また、両機種ともにレンズが明るいので、標準ズームレンズを使った一眼レフやミラーレス一眼よりも、場合によってはブレの少ない、美しい写真が期待できる。

◆解説/吉村 永 (カメラマン)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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