特選街webの執筆者の一人、麻倉怜士氏がNHKの4K/8K番組に出演する。『追体験!伝説の名演奏~8K技術で蘇生するカリスマ指揮者たち』に解説者として出演。4Kは12月21日(土)19:30~20:00、8Kは12月22日(日)17:30~18:00。これは、2020年1月5日(日)から5週に渡って8K放映される『8Kスペシャル「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台」』の紹介番組だ。

卒倒しそうなぐらい素晴らしい。

ドイツの大手プロダクション「ユニテル」のアーカイブに「-4度」の環境で冷凍保管されていた35mmオリジナルフィルムから8Kに起こしたカラヤン、バーンスタイン、ベーム、クライバーの20世紀の巨匠たちの名演奏を堪能する8K番組だ。私はその紹介番組の解説を頼まれ、実際に8Kモニターで8K映像を見ながらポイントを指摘したのだが、その私自身、あまりの高画質ぶりに眼前で圧倒されていた。

画像1: 卒倒しそうなぐらい素晴らしい。

バーンスタイン指揮ウィーン・フィルのベートーベン「交響曲第9番・合唱付き」、クライバーのブラームス「交響曲第2番」などの世紀の名演奏の映像自体はレーザーディスク時代からDVDでも見ていたが、でもそれはSD解像度だ。当時、ビデオ収録も出てきていたが、今回の作品の幸せは、「35ミリフィルム」で撮影されていたことだ。ビデオなら走査線数に解像力が規定されるが、フィルム、しかも35ミリはまさに無限だ。化学劣化のないように-4度の環境で冷凍保管されていた35ミリネガフィルムから8Kスキャンした映像は、卒倒しそうなぐらい素晴らしい。

画像2: 卒倒しそうなぐらい素晴らしい。

なにしろ、これまでレーザーディスクやDVDでしかみたことがなかったから、これほどのコントラストと色情報がもともとあったのかと感嘆した。黒がしっかりと締まるのは当然として、その質感がグロッシーなのだ。黒に艶がある。中間調も非常に色とグラテーションの情報が多い。それは音楽の解釈そのものにも影響する。バーンスタインの顔が演奏の白熱と共に変わる表情の微細さ、飛び散る汗のリアルなしぶき感など、フィルム+8Kはここまで音楽映像を活性化するのかと、渋谷の8Kスタジオで驚いた。音声は8Kならではの22.2チャンネル。コンサートホールに座って聴いているような豊かな臨場感が得られる。

チューナー付きの4Kテレビをお持ちのユーザーはぜひ見よう。8Kは、NHK局のパブリック・ビューイングで。

画像3: 卒倒しそうなぐらい素晴らしい。

◆4K/8Kの放送予定

「追体験!伝説の名演奏~8K技術で蘇生するカリスマ指揮者たち~」(30分版)
12月21日(土)19:30~20:00(4K)、12月22日(日)17:30~18:00(8K)。

地デジ5分版の「追体験!伝説の名演奏~8K技術で蘇生するカリスマ指揮者たち~」 を12月22日(日)22:55~23:00 NHKEテレで放送予定。

「追体験!伝説の名演奏 ~ 8K技術で蘇生するカリスマ指揮者たち ~」 (30分版)は12月22日から来年1月5日まで、ほぼ毎日、NHKBS4Kと8Kで繰り返し放送。

1月5日からはNHKBS8Kの『8Kスペシャル「いまよみがえる伝説の名演奏・名舞台」』が放送開始。

●1月5日(日)21:00~
レナード・バーンスタイン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほか
ベートーベン「交響曲第9番・合唱付き」(1979年9月収録)

●1月12日(日)21:00~
カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほか
ブラームス「交響曲第2番」ほか(1991年10月収録)

●1月19日(日)21:00~
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー「交響曲第4番、第6番 悲愴」(1973年12月収録 )

●1月26日(日)21:00~
カール・ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団1973年
モーツァルト「交響曲第29番、第40番、第41番 ジュピター」(1973年6月収録)

●2月2日(日) 21:00~
レナード・バーンスタイン指揮 ロンドン交響楽団ほか
マーラー「交響曲第2番 復活」(1973年9月収録)

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