高速な新規格のWi-Fi 6(11ax)対応機? コストパフォーマンスの高いWi-Fi 5対応機? 家中つなぐメッシュ? Wi-Fiルーターを選ぶ際に知っておきたい規格や性能の違い、重要なチェックポイントを紹介します。
- Wi-Fiルーター選びではここに注意!
- ルーター購入前に、ここもチェックしておこう
- 注目Wi-Fiルーターカタログ【Wi-Fi6対応 編】
- 業界最速4040Mbpsの実効速度を実現! 10GビットLANも搭載NEC「Aterm WX6000HP」
- 8ストリームアンテナで高速通信を実現。従来比で3.1倍の高速化! バッファロー「WXR-5950AX12」
- 設置しやすいコンパクト機。必要十分な性能に加え、価格も割安!エレコム「WRC-X3000GS」
- 広範囲のWi-Fi環境を実現する「メッシュネットワーク」に対応!ASUS「RT-AX56U」
- 手ごろなエントリーモデルながら高性能クアッドコアCPUを搭載!ネットギア「AX1800(RAX20)」
- リーズナブルな価格と高速通信を両立! スマートスピーカーにも対応TP-Link「Archer AX50」
- 注目Wi-Fiルーターカタログ【売れ筋 Wi-Fi5 編】
- 売れ筋モデルの後継機。コンパクトかつ高性能なWi-Fiルーターバッファロー「WSR-2533DHP3」
- 360度ムラなく電波を飛ばせる「360コネクト」搭載のトライバンド対応機アイ・オー・データ「WN-TX4266GR」
- 6本の高性能アンテナと高性能CPUにより、 複数端末でも安定接続可能TP-Link「Archer C4000」
- 低価格と高い基本性能を両立! IPv6 IPoE対応の高コスパモデルエレコム「WRC-2533GS2」
- 最新の接続サービスIPoEに対応。独自技術でIPv6がより高速に!NEC「Aterm WG1800HP4」
- 4本の外部アンテナが目を引くスタイリッシュなベーシックモデルASUS「RT-AC59U」
- 注目Wi-Fiルーターカタログ【メッシュ対応 編】
- インテリアにも自然に溶け込む円筒デザインの親機と中継機のセットバッファロー「WRM-D2133HS/W1S」
- 高速なWi-Fi 6とメッシュWi-Fiの両方に対応したハイエンドモデルネットギア「Orbi WiFi 6 RBK852」
- 拡張ポイントはスマートスピーカーとして使える。デザインもスマートGoogle「Nest Wifi拡張ポイントパック」
- 子機とペアリング済みでメッシュWi-Fiが簡単に使える入門セットアイ・オー・データ「WN-DX1167GREX」
- アプリ不要でメッシュが構築できる!接続した機器のセキュリティも万全エレコム「WMC-2HC-W」
- コンセント直差し型の中継機を採用。メッシュを手ごろに構築可能TP-Link「Deco M3」
Wi-Fiルーター選びではここに注意!
Wi-Fiルーターを選ぶ際にまず知っておきたいのが、高速な新規格のWi-Fi 6(11ax)だ。
長く主流だったWi-Fi 5(11ac)に代わり、ここに来て各社が製品を投入。もちろん、この規格の恩恵を受けるには、対応する製品が必要だが、スマホでは昨年発売されたiPhone11が対応しており、今年は対応モデルが続々登場予定。また、パソコンは、多くの機種が対応済みだ。
もちろん、対応機器を持っていなくても、慌てて導入する必要はない。まだ割高なWi-Fi 6対応機ではなく、コストパフォーマンスの高いWi-Fi 5対応機を選ぶのも手だ。
実は、Wi-Fiルーター選びで重要なのは、規格だけではない。まず、理論上の最大速度。同じ規格でも製品により速度差はかなりあるのだ。
次に、アンテナ。外付けと内蔵があり、見た目や設置性が異なる。アンテナの本数(ストリーム数)も違いがあり、本数が多いほど速度面で有利だ。
また、バンド数にも注目。通常、2本あるデータの通り道が3本あるトライバンドの機種では、つながりやすさや安定性などで有利になる。
もう一つ、有線LANの速度も、ギガ超えの光回線が普及しつつあるので、チェックしたい。
●規格だけではなく、アンテナやバンド数なども注目!
❶ Wi-Fi規格
「Wi-Fi 6」か「Wi-Fi 5」のどちらかを選択
長い期間使うなら、基本的に高速なWi-Fi 6を選びたい。コスパでは、Wi-Fi 5が有利だ。
❷ 最大速度
同じ規格でも機種により速度は異なる
Wi-Fi 5やWi-Fi 6対応機では、製品ごとの差が大きい。カタログやパッケージでしっかり確認しよう。
❸ アンテナ/ストリーム数
内蔵か外付けか、アンテナ本数、ストリーム数もチェック
アンテナは内蔵と外付けがあるが、性能差はない。アンテナやストリームの数は、多いほど速度が期待できる。
❹ バンド数
トライバンドかデュアルバンドか
同時利用できる周波数帯の数を表す。つなぐ機器が多い人やつながりやすさ重視の人は、トライバンドがいい。
❺ 有線LAN
LANの速度が最大2.5~10Gbps対応機が増加中
光回線で1Gbpsを超える業者が増え、実力を生かすには有線LAN(WAN端子とLAN端子)も、1Gbps超えが必要。
ルーター購入前に、ここもチェックしておこう
Wi-Fiルーター選びで重要なポイントはまだある。
まずは、セキュリティ機能。ウイルスへの感染や不正通信を遮断する機能、悪意あるサイトをブロックする機能、さらに子供の通信を管理する「ペアレンタルコントロール」などの機能を搭載しているかチェックしよう。
さらに、最近はWi-Fi対応家電の脆弱性を保護する機能を持った機種も増えている。ただし、この機能を無料利用できる期間などは機種により異なるので、購入前にチェックしよう。
また、インターネット接続サービスの接続方式にも注意したい。従来のPPPoE方式より通信が高速になるIPoE方式が普及しつつあるからだ。
しかし、同じIPoEでもいくつか方式があり、プロバイダーによって採用する方式が異なる(申し込みが必要な業者もある)。ルーター側も採用する方式が異なるので、自分が契約しているプロバイダーの方式に対応するかどうか確認しておこう。
自宅の広さや構造も重要。自宅が広い場合や、3階建ての場合など、Wi-Fiの電波が届きにくい場合がある。その際は、メッシュタイプの製品を選びたい。
●セキュリティ機能に注目!
このWRM-D2133HSは、「ネット脅威ブロッカー プレミアム」という機能を搭載しており、Wi-Fi接続に対応した家電をネットの脅威から守ってくれる。
バッファロー WRM-D2133HS
実売価格例:1万5780円
メッシュ対応で、家中の家電を守ってくれるのはいいね
●IPoE対応状況をチェック!
高速なIPoEでも、機種により対応が異なる。このWRC-2533GS2は、低価格ながら、主だったIPoE方式に対応済みだ。
エレコム WRC-2533GS2
実売価格例:7920円
●メッシュなら、家の隅々まで電波が届く
従来の中継機を使う方式と違い、ルーターとサテライトが連係して、大きな一つのネットワークを形成するため、安定して速い。
Google Nest Wifi
実売価格例:3万1900円
●自宅の階数・間取りや使用端末の台数からルーターを選ぼう(バッファローの例)
階数や間取り、同時に使う人数や接続する機器の数によって、必要となるWi-Fiルーターのスペックも変わる。余裕を持って選ぼう。
戸建て階数 | 3階建て | 3階建て | 2階建て | ー |
マンション間取り | 4LDK | 4LDK | 3LDK | ワンルーム |
使用端末数 | 36台まで | 18台まで | 12台まで | 6台まで |
使用人数 | 12人 | 6人 | 4人 | 2人 |
最大速度 (Mbps・ 5GHz +2.4GHz) |
4803 +1147 |
1733 +800 |
866 +300 |
866 +300 |
機種の例 | WXR- 5950AX12 |
WSR- 2533DHP3 |
WSR- 1166DHP4 |
WCR- 1166DS |
スマホやテレビなど、つなぐ機器の数も重要
注目Wi-Fiルーターカタログ【Wi-Fi6対応 編】
バッファロー、NECなどラインアップが一気に充実
Wi-Fi6対応ルーターは、昨年から製品発売が本格化し、バッファロー、エレコムに続き、今年に入りNECも参入。一気にラインアップが充実してきた。
スペックを見ると、1Gbps超えの有線LAN端子を備え、高速なCPUを搭載したハイエンドモデルが魅力的に感じられる。
しかし、現状ではスマホにしろ、固定ネット回線にしろ、これほどのハイスペックが求められる環境にある人は少ない。
それに、下位モデルであっても、十分に魅力的なスペックを持っている。現状で必要な性能や価格面を重視するか、将来に備えるか、しっかり見極めて選びたい。
将来性重視でハイスペックモデルにするか、十分な能力の下位機にするか、見極めよう
業界最速4040Mbpsの実効速度を実現! 10GビットLANも搭載NEC「Aterm WX6000HP」
NEC
Aterm WX6000HP
実売価格例:3万9380円
同社初のWi-Fi 6対応モデル。5Gヘルツ帯で理論値4804Mbps、実効スループット約4040Mbpsを実現し、業界最速をうたう。さらに、有線LANも高速な10Gbpsに対応し、5Gヘルツ帯で8本のアンテナを内蔵して最大8台までの同時接続を実現するなど、最新技術を搭載。アンテナ内蔵によるNECならではのすっきりしたデザインも踏襲している。
8ストリームアンテナで高速通信を実現。従来比で3.1倍の高速化! バッファロー「WXR-5950AX12」
バッファロー
WXR-5950AX12
実売価格例:3万2410円
存在感がある外部アンテナが特徴的な同社初のWi-Fi 6対応モデル。10Gbpsの有線LAN(WAN端子も10Gbps対応)も搭載し、無線だけでなく有線でも高速通信を実現。アンテナは、見た目には4本だが、「デュアルスタックダイポールアンテナ」で、8本のアンテナを格納。実測スループットは3.7Gbpsと、同社従来機の3.1倍の高速化を記録。
設置しやすいコンパクト機。必要十分な性能に加え、価格も割安!エレコム「WRC-X3000GS」
エレコム
WRC-X3000GS
実売価格例:1万8800円
最大速度を2402Mbpsに抑え、実売価格1万円台後半を実現したコストパフォーマンスの高さが魅力。アンテナを内蔵したすっきりデザインの縦型コンパクトボディは、置く場所を選ばない。スペックは控えめだが、6人家族を想定して、家族全員がテレビやスマホを快適に利用できるよう設計されている。
広範囲のWi-Fi環境を実現する「メッシュネットワーク」に対応!ASUS「RT-AX56U」
ASUS
RT-AX56U
実売価格例:1万5680円
ASUS独自のメッシュネットワーク「AiMesh」に対応するWi-Fi 6ルーター。リーズナブルな価格ながら、AiMesh機能搭載ルーターを接続することで、安定した電波を広範囲に伝送可能。悪質サイトへのアクセス遮断など、トレンドマイクロの技術を採用したセキュリティ機能を備える点もうれしい。
手ごろなエントリーモデルながら高性能クアッドコアCPUを搭載!ネットギア「AX1800(RAX20)」
ネットギア
AX1800(RAX20)
実売価格例:1万4270円
実売価格で1万5000円以下という手ごろなエントリーモデルだが、最大通信速度は1201Mbpsと必要十分。4ストリームアンテナと高性能なクアッドコアCPUなどにより、最大24台までの端末に高速かつ安定したワイヤレス環境を実現している。ギガビット対応の有線LAN端子を4基備える点も便利だ。
リーズナブルな価格と高速通信を両立! スマートスピーカーにも対応TP-Link「Archer AX50」
TP-Link
Archer AX50
実売価格例:1万4080円
Wi-Fi 6対応ながら、1万円台前半というリーズナブルな価格を実現。4本の外部アンテナを備え、戸建てなら3階建て、マンションなら4LDKまで快適に利用できる。専用アプリを利用すれば、再起動やアップデートも簡単に行える。Alexaに対応し、スマートスピーカーから、回線速度の測定などが可能。
注目Wi-Fiルーターカタログ【売れ筋 Wi-Fi5 編】
Wi-Fi 6の登場で最速の座こそ譲ったが、価格と性能のバランスが取れているのが、Wi-Fi 5の製品だ。実売5000~1万円前後に人気モデルが並ぶほか、トライバンド対応の高性能モデルもそろう。
機能面では、最新の接続サービス、IPv6 IPoE(前述)への対応がポイント。フレッツ光で通信速度が遅い場合、劇的な改善が期待できる。
ただし、プロバイダーとルーターが同じ方式に対応している必要があるため、自分の環境に合ったIPoE対応製品を選びたい。
セキュリティ機能も、要注目だ。有料サービスが無料で提供される機種もあるので、チェックしておこう。
光回線を高速化するIPv6 IPoEに対応しているか確認
売れ筋モデルの後継機。コンパクトかつ高性能なWi-Fiルーターバッファロー「WSR-2533DHP3」
バッファロー
WSR-2533DHP3
実売価格例:1万120円
コンパクトボディの人気モデル、WSR-2533DHP2の後継機。5Gヘルツが1733Mbps、2.4Gヘルツが800Mbpsという最大速度は、Wi-Fi 5対応の中では最速クラス。4本の内蔵アンテナを搭載し、複数端末の同時通信を可能にする「MU-MIMO」やビームフォーミングにも対応。「transix」「v6プラス」など、主要なIPoEサービスもカバーする。
360度ムラなく電波を飛ばせる「360コネクト」搭載のトライバンド対応機アイ・オー・データ「WN-TX4266GR」
アイ・オー・データ
WN-TX4266GR
実売価格例:1万6860円
最大1733Mbpsの5Gヘルツ帯二つに加え、最大800Mbpsの2.4Gヘルツ帯一つのトライバンドに対応。最大で36台の機器を同時に接続できる。アンテナには同社独自の「360コネクト」技術を搭載し、360度ムラなく電波を送受信可能。主要なIPoEサービスもカバーするほか、独自の「IPv6ブースト」により、さらに高速な通信を実現している。
6本の高性能アンテナと高性能CPUにより、 複数端末でも安定接続可能TP-Link「Archer C4000」
TP-Link
Archer C4000
実売価格例:1万9880円
六つの外付けアンテナを搭載したトライバンド対応モデル。1.8Gヘルツの64ビットCPUを備えるなど、処理性能は文句なし。ウイルス対策やペアレンタルコントロール対応の「HomeCare」機能など、セキュリティ面も盤石だ。有線LANも、二つの端子を束ねることで最大2Gbpsを実現する。
低価格と高い基本性能を両立! IPv6 IPoE対応の高コスパモデルエレコム「WRC-2533GS2」
エレコム
WRC-2533GS2
実売価格例:7040円
DXアンテナと共同設計したアンテナを5Gヘルツと2.4Gヘルツそれぞれに搭載。1733Mbpsの高速通信に対応しながら、お手ごろ価格。「transix」「v6プラス」をはじめ、主要なIPoEサービスに対応。電波の混雑状況を自動判別して、空いている帯域に自動で誘導するバンドステアリング機能も搭載。
最新の接続サービスIPoEに対応。独自技術でIPv6がより高速に!NEC「Aterm WG1800HP4」
NEC
Aterm WG1800HP4
実売価格例:7370円
5Gヘルツ帯で1300Mbpsと最大通信速度は控えめな代わりに、お手ごろ価格を実現。「transix」「v6プラス」をはじめ、主要なIPoEサービスに対応するほか、独自の「IPv6 High Speed」により、さらにスピードアップを図っている。電波性能を向上させる「ハイパワーシステム」も搭載。
4本の外部アンテナが目を引くスタイリッシュなベーシックモデルASUS「RT-AC59U」
ASUS
RT-AC59U
実売価格例:6367円
ASUS製品としては珍しい白いカラーが目を引くエントリーモデル。ブラックカラーは、Amazon限定で販売される。最大通信速度は控えめながら、4本の大型外付けアンテナを備え、安定した通信が可能。「MU-MIMO」や「ビームフォーミング」にも対応し、基本性能は充実している。
注目Wi-Fiルーターカタログ【メッシュ対応 編】
新たなトレンドとなっているのが、メッシュネットワークを構築するWi-Fiシステムだ。
日本の住宅は、面積の割に部屋数が多く、壁も多かったり、3階建てもあったりする。そのため、Wi-Fiの電波が各部屋に届きづらく、中継機を利用しても速度低下に悩まされることがしばしばだった。
しかし、メッシュ対応製品であれば、ルーター(親機)と中継機(子機)の区別なく、網目状のネットワークを構成し、どこでも安定した通信が可能。
最近はスマートスピーカー機能を搭載する機種も登場し、ラインアップは多彩だ。以下で、注目製品をピックアップした。
家の面積や構造に合わせて、2台や3台のセットが用意される
インテリアにも自然に溶け込む円筒デザインの親機と中継機のセットバッファロー「WRM-D2133HS/W1S」
バッファロー
WRM-D2133HS/W1S
実売価格例:3万580円(2台セット)
親機はなじみやすい筒型筐体を採用したコンパクトモデルで、リビングに設置しても違和感がない。4本の内蔵アンテナにより、安定したワイヤレス通信を実現するほか、情報漏えいや悪質サイトのブロックに対応するセキュリティ機能も搭載。コンセント直差し型の中継機「WEM-1266WP」を同梱し、メッシュネットワークを簡単に構築できる点も魅力だ。
高速なWi-Fi 6とメッシュWi-Fiの両方に対応したハイエンドモデルネットギア「Orbi WiFi 6 RBK852」
ネットギア
Orbi WiFi 6 RBK852
実売価格例:9万8790円(2台セット)
Wi-Fi 6対応のルーターとサテライト(子機)のセットモデルで、メッシュネットワークにより最大350平方メートルにも及ぶ範囲をカバーできる。通信速度も上々で、ワイヤレス機器だけでなく、サテライトとの相互接続も最大2402Mbpsでこなしてくれる。さらに、親機と子機ともにギガビット対応の有線LAN端子4基を備える点も便利だ。
拡張ポイントはスマートスピーカーとして使える。デザインもスマートGoogle「Nest Wifi拡張ポイントパック」
Google
Nest Wifi拡張ポイントパック
実売価格例:3万1900円(2台セット)
GoogleのWi-Fiルーターと拡張ポイント(中継機)のセット。Googleアシスタントを内蔵した拡張ポイントのスピーカーには40ミリのドライバーを搭載し、音声入力をミュートするためのスイッチとタッチセンサーも採用。本体底面に装備されたリング状のランプで、音声入力の状態が判別できる。
子機とペアリング済みでメッシュWi-Fiが簡単に使える入門セットアイ・オー・データ「WN-DX1167GREX」
アイ・オー・データ
WN-DX1167GREX
実売価格例:1万3530円(2台セット)
親機(ルーター)と子機(中継機)がペアリング済みなので、めんどうな接続設定なしで使える入門者向けのセット。親機と子機ともに同社独自の「360コネクト」技術を搭載し、全方位くまなく電波を伝送可能。子機は、コンセントに直差し型のため、気軽にメッシュWi-Fiを構築することができる。
アプリ不要でメッシュが構築できる!接続した機器のセキュリティも万全エレコム「WMC-2HC-W」
エレコム
WMC-2HC-W
実売価格例:2万680円(2台セット)
アプリ不要で、電源を入れるだけでメッシュWi-Fiが構築できるルーター(親機)と子機のセット。独自のメッシュ技術「e-Mesh」を採用し、3階建て4LDKの間取りでも安定したワイヤレス環境を構築できる。トレンドマイクロのホームネットワークセキュリティ技術が最長5年間無料で利用可能。
コンセント直差し型の中継機を採用。メッシュを手ごろに構築可能TP-Link「Deco M3」
TP-Link
Deco M3
実売価格例:1万1880円(2台セット)
円筒形のデザインが目を引くルーター「Deco M4R」と、コンセント直差し型の中継機「Deco M3W」を組み合わせた製品。スペックは控えめだが、1万円強という格安価格を実現。豊富なDecoシリーズ製品を追加して、最大10台でのメッシュネットワークを構築することもできる。
※価格は記事作成時のものです。
◆解説/篠原義夫(ガジェットライター)
◆イラスト/中山 昭(絵仕事 界屋)