【レグザ Z740XSシリーズ】東芝の4K液晶テレビの最上位モデル リアルな画質と音質にこだわった新機能を搭載

テレビ

東芝映像ソリューションは、4K液晶テレビの新製品「Z740XS」シリーズを発表。4K液晶テレビとしては最上位となるモデルで、新採用となる「ナチュラル美肌トーン」などの高画質に加え、迫力のある音を楽しめる「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」を搭載。そして、地デジ放送を6ch全録できる「タイムシフトマシン」など、充実した機能を備えている。

価格とサイズ

65V、55V、50V型の3サイズをラインアップ

「Z740XS」シリーズは、65V型(市場想定価格:約28万円)、55V型(市場想定価格:約21万円)、50V型(市場想定価格:未定)の3サイズとなる。主な機能については、3サイズともに共通となる。発売は65V型と55V型が3月5日、50V型は4月となっている。

65V型の「65Z740XS」

www.toshiba.co.jp

55V型の「55Z740XS」

www.toshiba.co.jp

50V型の「50Z740XS」

www.toshiba.co.jp

人の肌にこだわった高画質機能

「ナチュラル美肌トーン」「おまかせAIピクチャーII」を新採用

東芝レグザの2021年のテーマは「美肌」。人が見て美しいと感じる肌の再現を目指し、レグザが培った高画質技術で実現していくという。これまでも自然な肌の質感などにこだわってきたが、さらに一歩踏み込み、より自然に人それぞれの肌の魅力を引き出すことを目標としている。それを実現するのが新採用の「ナチュラル美肌トーン」。リアルタイムに人の肌を検出し、立体感や質感を向上させ、自然な色味を再現するという。

より自然に人それぞれの肌の魅力を引き出す「ナチュラル美肌トーン」

www.toshiba.co.jp

そして、照明や壁の色などの設置場所の環境に合わせて、適切な画質に自動調整する機能が「おまかせAIピクチャーII」に進化。照明や時間帯で変化する外光に合わせて画質調整を行うほか、夜間視聴環境でのブルーライトを約40%カットする。睡眠前にスマホなどの画面を見ているとブルーライトの影響で寝付きが悪くなると言われるが、薄型テレビにおいてもブルーライトの影響を抑え、夜間のテレビ視聴を快適にする。

www.toshiba.co.jp

また、地デジ放送の高画質もさらに進化。「地デジAIビューティーPRO II」を採用し、多彩な超解像技術を駆使して精細感を復元しつつ、ノイズも低減する。主要なテレビ番組やジャンルに適した画質調整データをクラウドに蓄積し、最適な画質を実現する「クラウド高画質テクノロジー」と組み合わせることで、さまざまな番組でより美しい画質を実現する。

このほか、さまざまな動画配信サービスの画質特性や圧縮方式などに合わせて高画質化を行う「ネット動画ビューティPRO II」も新採用。動画配信サービスの映像処理にも「ナチュラル美肌トーン」を加えることで、ネットの動画でも自然な色の人肌の再現を可能にしている。

地デジ放送の精細感を復元し、ノイズ低減も行う「地デジAIビューティーPRO II」

www.toshiba.co.jp

快適なテレビ放送の視聴と3チューナー搭載

見たいときにすぐ楽しめる「タイムシフトマシン」

外付けHDDと組み合わせて、地デジ放送6chぶんを全録できる「タイムシフトマシン」を搭載。録画予約などの操作が不要で、見たい番組をすぐに視聴できる。蓄積された膨大な番組の検索も、好みのジャンルごとにサムネイル表示する「おすすめ番組」機能があるので、見たい番組を素早く探して楽しむことができる。テレビ放送が、まるで動画配信サービスのような感覚で、見たいものだけ手軽に楽しめるのだ。また、シーンリストから見たいシーンだけをすぐに視聴することもできるので、テレビ視聴がより快適になる。

タイムシフトマシンや録画番組を快適に検索できる「おすすめ番組」

www.toshiba.co.jp

また、これに合わせて、視聴/通常録画用のチューナーも4K衛星放送、地デジ/2K衛星放送ともに3チューナー搭載となった。地デジ放送だけでなく、4K衛星放送でもダブル録画が可能になっている。こうした通常録画の番組も、「おすすめ番組」でまとめて表示できるので、いちいち番組を探す手間が解消できる。また、4月下旬のソフトウェアアップデートで、音声による番組検索機能「レグザボイス」も搭載。番組探しがより快適になる。

充実した動画サービスへの対応と合わせ、テレビ放送の視聴をより快適にすることで、多彩なコンテンツを存分に楽しめるようになっている。

ライブ会場のような臨場感を実現する高音質スピーカー内蔵

「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」

内蔵スピーカーは、左右の独立BOX構造の2ウェイスピーカーと、背面に2基のウーファーと4基のパッシブラジエーターで構成した「クワッドパッシブ重低音バズーカウーファー」を搭載。総合出力80Wのマルチアンプ駆動と、高精度な信号処理を組み合わせることで、ライブ会場のような迫力のある音を再現。テレビ放送はもちろん、動画配信サービスの多彩なコンテンツも迫力ある音で楽しむことができる。

合計10基ものスピーカーを内蔵した「重低音バズーカオーディオシステムPRO II」

www.toshiba.co.jp

まとめ

自慢の超解像技術を盛り込んだ高画質と迫力ある高音質、そして充実した録画機能と多彩な動画配信サービスの対応と、現代の薄型テレビに求められる機能をすべて盛り込んだと言える高機能モデル。家庭で楽しむさまざまなエンターテイメントを、より充実させてくれる一台だ。美肌に注目した高画質機能も楽しみなところだ。自宅で過ごす時間をさらに充実したもにするためにも、今年こそ薄型テレビの買い換えを検討してはいかがだろうか。

スポンサーリンク
テレビ
シェアする
鳥居一豊(AVライター)

オーディオ、AVの分野で活躍するAVライター。専門的な知識をわかりやすく紹介することをモットーとしている。自らも大の映画・アニメ好きで自宅に専用の視聴室を備え、120インチのスクリーン、有機ELテレビなどを所有。サラウンド再生環境は6.2.4ch構成。

鳥居一豊(AVライター)をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット