バルミューダが、ドリップ式コーヒーメーカー「BALMUDA The Brew(バルミューダ ザ ブリュー)」を発表した。味わいは「レギュラー」と「ストロング」に加えて、「アイス」の三つのモードを搭載しており、1杯から3杯まで抽出が可能。
独自の抽出方法でドリップコーヒーに力強い味わいとクリアな後味を両立!
2015年にトースターの「The Toaster(ザ トースター)」を発売して大ヒットを飛ばし、キッチン家電に進出。その後も電気ケトルやオーブンレンジ、炊飯器などさまざまな製品を世に送り出しているバルミューダが、ドリップ式コーヒーメーカー「BALMUDA The Brew(バルミューダ ザ ブリュー)」を発表した。
バルミューダ
BALMUDA The Brew
実売価格例:5万9400円
精密な温度制御、個性を引き出す正確なドリップ、クリアな後味を生む「バイパス注湯」という技術を組み合わせた独自の抽出方法「クリア ブリューイング メソッド」を採用したコーヒーメーカー。
今回採用した抽出方法「クリア ブリューイング メソッド」は、同社独自の技術が駆使されている。100℃のスチームでサーバーを温めてから、蒸らし、抽出、仕上げまで精密な温度制御を行い、0.2ミリリットル単位で正確にドリップしていく。徐々に温度を下げてコーヒー豆の雑味を抽出しないようにしつつ、後味をすっきりさせるため、最後にお湯を直接注ぐ「バイパス注湯」を行うという仕組みだ。
このため、注湯口はドリッパー上部だけでなく、サーバー上部にも設けているのが特徴。サーバーは、真空二重構造のステンレス素材を採用しており、抽出後のコーヒーを保温するヒーターは搭載していない。
ドリッパーは豆の成分を引き出しやすく、雑味が出にくいという円錐形を採用。台形よりお湯が下に落ちやすいため、水量センサーを使って0.2ミリリットル単位で制御しながら抽出するという。
味わいは「レギュラー」と「ストロング」に加えて、「アイス」の三つのモードを搭載しており、1杯から3杯まで抽出が可能だ。一般的なコーヒーメーカーはタンク内の水を使い切るものが多いが、本機は細かい温度制御と水量制御を行うため、決められた水量だけ抽出するようになっている。同じ量のコーヒー粉を入れれば、いつも同じ味わいでコーヒーを楽しめるので、朝の一杯にこだわりたい人にピッタリの一台だ。
どこに置いてもスマートに収まるデザイン
※価格は記事作成当時のものです。
TEXT●安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)