シャープは、カラー電子辞書Brainシリーズの新製品として、高校生モデルの「PW-S2」と「PW-H2」、中学生モデルの「PW-J2」、大学生・ビジネスモデルの「PW-B2」、生活・教養モデルの「PW-A2」の計5機種を発売した。
シャープ
Brain PW-S2/H2/J2/B2/A2
●実売価格:PW-S2=4万8400円程度、PW-H2/PW-B2=4万3000円程度、PW-J2/PW-A2=3万8000円程度
言葉の意味や関連情報を深掘りできる検索機能により、「探究学習」にも活用できる電子辞書
シャープは、カラー電子辞書Brainシリーズの新製品として、高校生モデルの「PW-S2」と「PW-H2」、中学生モデルの「PW-J2」、大学生・ビジネスモデルの「PW-B2」、生活・教養モデルの「PW-A2」の計5機種を発売した。
高校生モデルの「PW-S2」と「PW-H2」は、文部科学省による『新学習指導要領』で2022年度より必修単位となる『総合的な探究の時間』に役立つ「探究学習」メニューを新たに搭載しているのが特徴で、見出し語だけでなく説明文中の言葉も検索できるため、幅広く情報を収集することが可能だ。他にも「情報収集」「レポート/発表」に役立つコンテンツを集め、自ら学び、考える力をつける学習に活用できる。(中学生モデルの「PW-J2」にも「探究学習」メニューを搭載している。)
「PW-S2」は英語力を強化したモデルで、『リーダーズ英和辞典 第3版』など3つの大辞典と英語運用力の向上に役立つ英英辞典を豊富に収録したモデル。
「PW-H2」は、日常学習から大学受験まで使えるモデル。英語強化モデル「PW-S2」同様、電子辞書初となる「コンパスローズ辞典」を収録している。
いずれのモデルも充電池の採用や検索ウィンドウの追加などにより、毎日の授業に役立つ辞書としてだけでなく、縦型学習スタイルで隙間時間を有効に活用できる学習機としての使いやすさも兼ね備えている。
Brainシリーズの特徴
Brain | |||
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高校生(英語強化)モデル (270コンテンツ収録) |
PW-S2-K(ネイビー系)/ PW-S2-W(ホワイト系) | ||
高校生モデル (230コンテンツ収録) |
PW-H2-W(ホワイト系)/ PW-H2-B(ブラック系) PW-H2-K(ネイビー系)/ PW-H2-R(レッド系) PW-H2-V(バイオレット系) |
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中学生モデル (150コンテンツ収録) |
PW-J2-V(バイオレット系)PW-J2-W(ホワイト系) | ||
大学生・ビジネスモデル (150コンテンツ収録) |
PW-B2-K(ネイビー系) | ||
生活・教養モデル (150コンテンツ収録) |
PW-A2-W(ホワイト系)/ PW-A2-R(レッド系) |
『新学習指導要領』で2022年度より必修単位となる『総合的な探究の時間』に役立つ「探究学習」メニューを新搭載
今回、高校生モデル(PW-S2/H2)と中学生モデル(PW-J2)に初搭載された『探究学習』とは、2022年度以降に高校1年生として入学する生徒から実施される『新学習指導要領』で、必修単位となる『総合的な探究の時間』で学ぶ学習活動のことを示す。「課題の設定」、「情報の収集」、「整理・分析」、「まとめ・表現」という探究の過程を繰り返すことで、課題解決能力の育成を目指すものだ。
『探求学習』メニューでは、「情報収集」や「レポート/発表」を選択するだけで、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典電子辞書版』や『日本語大シソーラス 類語検索大辞典』など『探究学習』に役立つコンテンツを簡単に確認するこが可能だ。さらに、見出し語だけでなく説明文中の言葉も検索できる「探究検索」を搭載しており、見出し語検索だけでは知り得なかった知識に触れることで情報の深掘りを可能としている。また、検索語を5つまで追加できるので、検索結果を絞り込んで調べることも対応する。
電子辞書初収録の『コンパスローズ英和辞典』
電子辞書で初めて『コンパスローズ英和辞典』を収録
例えば、「capital」に「首都」や「死刑の」という意味がある理由を語源から理解したり、日本語ではどちらも「見る」と訳される「look」と「watch」の使い分けをイメージ図から確認したりすることにも対応する。
言葉の本質をとらえた語釈と適切な用例を掲載した『新明解国語辞典 第八版』や言葉の適切な使い方と誤用を詳しく解説した『明鏡国語辞典 第三版』など、多くの学校で推薦される豊富なコンテンツを収録している。
いずれのモデルも連続表示約140時間、満充電1回の電気代約0.5円(目安)で繰り返し使える
いずれのモデルともに、リチウムイオン充電池を採用しており、一回の充電で約140時間の連続表示が可能だから、月に3回充電したとしても、高校3年間に必要な電気代はおよそ54円となる。
そのほか、複数の辞書を一括検索できる「検索ウィンドウ」をBrain Learningメニュー画面にも追加。画面タッチやホームキー押下で3つのメニュー画面が素早く切り替わり、どのメニュー画面からも気になる言葉を手際よく検索することができる。思いついたときに信頼性の高い辞書をすぐに引ける専用機ならではの便利さを備えている。
<その他の新規コンテンツ>
●最新版『大辞林 4.0(2021年5月改訂版)』(三省堂)は、「黙食」「デジタルトランスフォーメーション」などの新語を収録。
●英検過去問は、2021年度版を新搭載。実際に出題された問題なので英検対策に役立ちます。『2021年度 英検5級/4級/3級/準2級/2級/準1級/1級 過去6回全問題集』(旺文社)
●『新学習指導要領』対応の『旺文社標準国語辞典 第八版』(旺文社)
●『医者からもらった薬がわかる本 2022年版』(法研)
※価格は記事作成当時のものです。