三菱自動車工業は、軽自動車のスーパーハイトワゴンモデルとして「デリカミニ」を5月に発売を予定している。本車両は、「Reliable&Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトとし「デリカ」シリーズに新しくラインアップするモデル。
三菱自動車
新型 デリカミニ
●予想価格:約180万~225万円
三菱自動車工業は、軽自動車のスーパーハイトワゴンモデルとして「デリカミニ」を5月に発売を予定している。本車両は、「Reliable&Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトとし「デリカ」シリーズに新しくラインアップするモデル。
「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」をデザインをテーマとしており、フロントマスクは、力強さと安心感を表現する立体的な「ダイナミックシールド」に、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせることで、凛としながらも親しみやすい表情にしている。
フロントバンパーとテールゲートガーニッシュには立体的な「DELICA」ロゴを採用。光沢のあるブラックのホイールアーチに加え、前後バンパー下部にプロテクト感のあるスキッドプレート形状のものを装着することで、「デリカ」ならではのSUVらしい力強さと高い質感を表現している。
アウトドアでも使いやすい機能的で快適なインテリアになっており、アウトドアでの使用や小さな子供がいる家庭での使用を想定して、通気性の良い撥水シート生地を採用。また座面や背もたれ中央部に立体的なエンボス加工を施すことで、蒸れにくく座り心地のよい機能的なシートになっている。
ブラックをベースとした水平基調のパネルに、アクティブで明るい印象を与えるアイボリーをアクセントカラーとして配置、ワイド感を強調し機能性を感じさせるインテリアに仕上がっている。
広くて便利な室内空間は、リヤシートが320mmの前後スライド量を確保しており、後席の足元空間は前席を一番後ろに下げた状態でも余裕を持って座れるほどの空間を確保している。また片側ずつスライドや背もたれを倒すこともでき、乗車人数や荷物の量に応じた多彩なシートアレンジを可能としている。
後席スライドドアは、650mmの開口幅を確保するとともに、足元をフラットにし、乗降性能を確保。加えてハンズフリーオートスライドドアを採用することで、たくさんの荷物で両手がふさがっていても、キックセンサーでドアを開閉できるため、容易に乗降することを可能となっている。
走行性能は、165/60R15サイズの大径タイヤの採用とショックアブソーバーの専用チューニングにより、路面をしっかりと捉えながら車内には振動を伝えにくい設定とし、砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性を高めている(4WD車のみ)。
また、アウトドアから日常まで安心してドライブを楽しめるように、滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールを標準装備。雪道やぬかるんだ路面で片側の駆動輪が空転した場合でも、スリップした駆動輪をブレーキ制御。グリップしている駆動輪の駆動力を確保することで発進をサポートしてくれる。さらに、急な下り坂や滑りやすい路面を下る際は、電子制御により低車速に抑えて安心して走行することができるヒルディセントコントロールを標準で装備している。
安全性能においては、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載しており、レーダークルーズコントロールシステム「ACC」により、アクセルペダルから足を離していても車間距離の保持をアシスト。また車線維持支援機能「LKA」によるステアリング制御で、車線中央付近を走る手助けをするなど、ドライバーの運転をサポートしてくれる。
先進安全装備の「三菱 e-Assist」も搭載しており、サポカーSワイドに対応。衝突被害軽減ブレーキ「FCM」や踏み間違い衝突防止アシスト「EAPM」など8つの先進安全装備を搭載することで、安全運転をサポートする。
ボディカラーは、本車両のコンセプトに合わせて新開発した、アウトドアから都会まであらゆるシーンに馴染むアッシュグリーンメタリックを新色として採用。2トーン6色、モノトーン6色の全12色を用意している。
本車両のグレードは、全部で8グレード。2WDモデルのG及びGプレミアム、T及びTプレミアム、4WDのG及びGプレミアム、T及びTプレミアムとなっている。
◆三菱自動車工業:「デリカミニ」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。