専用かごを装備し、肉の塊を入れて回転させながら焼くという大胆な手法で、注目を浴びたロティサリーグリル。パフォーマンスの珍しさだけでなく、おいしく焼けることが評判となり、ヒットへとつながった。
「360度ロティサリーグリル」であこがれの回転塊肉調理が実現!
パナソニック
NB-RDX100
実売価格例:4万4740円
「肉の塊を入れて回転させながら焼く」。これを可能にしたのが、遠近赤外線ダブル加熱と、低速回転機構、温度制御の三つだ。温度制御をしながら近火と遠火を繰り返し、肉を360度ゆっくり回転させてじわじわとあぶることで、肉のたんぱく質の凝集を抑制した。
火加減が難しいローストビーフや焼き豚なども、簡単操作でふっくらジューシーに仕上げられ、「肉が硬くなる」「均一に焼けない」などの不満を解消している。
●ダブル加熱と回転でジューシーに!
触媒フィルターによる減煙・減臭機構を搭載し、燻製調理ができるのもポイントだ。操作が手軽なので、チーズやゆで卵はもちろん、ポテトサラダや餃子の燻製など、変わりダネにも挑戦できるのが楽しい。
さらに、オーブンやトースター機能がついていて、日常使いも可能。レンジのスペースがあれば置けるという、現実的なサイズ感も好評だ。
●「あぶり」「焼き」「燻製」「トースター」の一台4役
●本体サイズ/幅405mm×高さ280mm×奥行き416mm ●本体重量/8.6kg(焼き網使用時)
結論
回転肉や燻製など、非日常の調理法が、家庭で再現できる点が大きな魅力。しかも簡単なので、食卓が豊かになる。肉汁たっぷりで柔らかな焼き豚は絶品だ。
解説/諏訪圭伊子(フリーライター )
※価格は記事制作時のものです。