オーブンレンジは、シャープ、パナソニック、東芝、日立が安定した人気をキープ。各社が共通して力を入れているのが「時短」だ。もう一つレベルアップしているのが解凍機能。また選択ポイントは、各社の持ち味を知ること、日常的な使い勝手のよしあし、容量とサイズ、機能の使いやすさなど。そして、おすすめはシャープ・ヘルシオ AX-XW500、パナソニック・ビストロ NE-BS1500、東芝・石窯ドームER-SD7000などになる。【2019年5月4日更新】

各社が共通して力を注ぐのが時短機能と解凍機能

今季のトレンド

オーブンレンジは、シャープ、パナソニック、東芝、日立、三菱が安定した人気をキープ。今年は、それぞれが持ち味を伸ばし、各々の路線で正統進化をして、個性がくっきりしてきた印象だ。

そんな中、全機種が共通して力を入れているのが「時短」だ。パナソニックは、発熱するグリル皿のバージョンアップで加熱時間を短縮、シャープは、上下段同時調理の充実で効率化を図っている。東芝は、切って混ぜて焼くだけのお手軽な深皿メニューを、日立は、10分以内で仕上げるオートメニューをそれぞれ強化。三菱は独自のリレー加熱で、時短調理をバックアップする。

もう一つ、レベルアップしたのが解凍機能。庫内のセンシング機能の向上や、赤外線センサーの位置の見直し、スチームとの組み合わせなどで、ムラを抑えた解凍を実現。週末のまとめ買いで冷凍した食品や、地方のお取り寄せ品をきれいに解凍したいというニーズにこたえる。最近は、お手ごろモデルにも、解凍を売りにした製品が登場している。

オーブンレンジ選びのポイント

①短時間/栄養重視/パンやグリル料理/加熱や解凍など/各社の持ち味を知ろう

上位機種はどれを選んでも性能に間違いはないが、自分に合った持ち味のモデルを選ぶと、より快適に使える。短時間できっちりおいしく作りたいならビストロ、時間より栄養重視派はヘルシオ、パンやグリル料理にこだわるなら石窯ドーム、レンジ加熱や解凍が得意なヘルシーシェフ、時短&簡単操作の三菱など、それぞれ傾向があるので、選ぶ際に念頭に置いておくといいだろう。

画像: グリル皿の温度アップで時短を図るパナソニック。

グリル皿の温度アップで時短を図るパナソニック。

②LEDで調理中に庫内を明るく照らすなど日常的な使い勝手のよしあしも重要

日々使うものなので、基本的な便利機能はぜひ押さえたい。オーブンなどの高温料理のあと、すぐにレンジが使えるか、庫内が見やすいかなどは、地味だが重要なポイント。LEDで庫内を照らす日立は、調理中に焼き色が確認できて便利だ。また、最近のトレンドである自動お手入れも、注目の機能。ボタンを押すだけの手軽さで、庫内のスチーム清掃が可能だ。

画像: 庫内にLEDを装備する日立。

庫内にLEDを装備する日立。

③庫内容量はどのくらいか? 設置できるスペースはあるかもしっかりと確認

庫内容量は、一人から二人暮らしが20〜25リットル、それ以上の人数は26〜30リットルが目安。放熱スペースが必要なため、設置場所には本体サイズに5〜10センチプラスした空間が必要だ。放熱スペースがないと壁が熱で傷んでしまうが、最近は断熱材や放射構造の進化で、壁につけて設置できる機種が登場。大型機種でも省スペースで置ける場合がある。

画像: スマート設置ができるシャープ。

スマート設置ができるシャープ。

④使いたい機能を簡単に呼び出したりカスタマイズしたりできるかどうか

上位モデルになるほど多機能になる一方、操作がわかりにくくなる面もある。そのため、せっかくの機能を埋もれさせないよう、各モデルで取り組みが見られる。シャープは、音声入力で使いたい機能が呼び出せるほか、パナソニックは、よく使うボタンを自分好みに並べ替えが可能。東芝は、大きなカラータッチ液晶の採用で、見やすさと操作性を向上させている。

画像: 大きなカラータッチ液晶を装備する東芝。

大きなカラータッチ液晶を装備する東芝。

オーブンレンジおすすめランキング

【1位】 シャープ ヘルシオ AX-XW500

実売価格例:14万5680円
●庫内容量:30L

画像: 【1位】 シャープ ヘルシオ AX-XW500

300℃以上の過熱水蒸気で余分な油や塩分を落とすヘルシー調理が可能

300℃以上の過熱水蒸気で、余分な油や塩分を落としたヘルシー調理が可能。最新機では、人気機能「まかせて調理」と「惣菜さっくりあたため」が上下段で同時にできるようになり、調理効率がよりアップした。また、高温と低温を組み合わせた「あぶり豊潤焼き」では、レストラン並みの肉料理が自動でできるように。スマートスピーカーで献立相談ができるハイテクさも特徴だ。

【2位】 パナソニック ビストロ NE-BS1500
実売価格例:15万8300円
●庫内容量:30L

画像: 【2位】 パナソニック ビストロ NE-BS1500 実売価格例:15万8300円 ●庫内容量:30L

グリル機能と短時間調理が自慢のスチームオーブンレンジ

グリル機能と短時間調理が自慢のスチームオーブンレンジ。最新モデルでは新開発の「チタンコートグリル皿」を搭載し、上下から高火力で加熱することで、さらなる時短調理を実現した。また、64眼のスピードセンサーによる噴きこぼれ防止機能で、ボウルに材料を入れてスパゲティやカレーが作れる「ワンボウル調理」も好評。忙しい平日の夜のごちそう作りをサポートしてくれる一台だ。

【3位】 東芝 石窯ドームER-SD7000

実売価格例:13万9190円
●庫内容量:30L

画像: 【3位】 東芝 石窯ドームER-SD7000

業界最高の350℃オーブンを実現して1時間でパンが作れるメニューを追加

業界最高となる350℃オーブンを実現。パリッと焼き上げる高火力調理や、ワンランク上のパン&お菓子作りに威力を発揮する。初心者でも約1時間でパンが作れる「お手軽パン」メニューが新たに加わったほか、手軽に実線できる独自の深皿料理メニューも充実。料理が不慣れな人でも親しみやすい一台となっている。

【4位】 日立 ヘルシーシェフ MRO-VW1

実売価格例:8万6270円
●庫内容量:30L

画像: 【4位】 日立 ヘルシーシェフ MRO-VW1

五つの過熱方法で効率的に調理するなど多機能ながら手ごろな価格も魅力

3つの重量センサーで食材の重さを、赤外センサーで表面温度を測って、加熱の時間を自動コントロール。レンジ、オーブン、グリル、スチーム、過熱水蒸気の五つの加熱方法を組み合わせ、効果的に調理する。基本性能が高くて使いやすく、バランスの取れた一台。多機能ながら7万円台という手ごろさも魅力だ。

【5位】 三菱 ジタング RG-HS1

実売価格例:5万6282円
●庫内容量:13L

画像: 【5位】 三菱 ジタング RG-HS1

レンジ⇒グリルをリレーさせる独自機能で、本格料理も簡単に

時短調理の先駆けオーブンレンジ。食材の中心をレンジで、外側をグリルで加熱する高効率の“リレー加熱”と、大胆にコンパクト化した省スペース庫内が、時短調理を実現した。「レンジ⇒グリル」と「スタート」の2つのボタンを押すだけで調理できる簡単操作も大きな特徴。

個性派! アイリスオーヤマ MS-YS3

実売価格例:5万3780円
●庫内容量:24L

画像: 個性派! アイリスオーヤマ MS-YS3

専用容器と専用プログラムでムラのない解凍ができる

専用容器と専用プログラムの併用により、ムラのない解凍が行える「スチーム流氷解凍」が特徴。専用容器はスチームが直接食材に当たらない形状で、急激な温度上昇による変色も抑制。44種類の自動メニューを搭載するなど、調理機能も充実。

個性派! BALMUDA The Range K04A

実売価格例:4万3000円
●庫内容量:18L

画像: 個性派! BALMUDA The Range K04A

洒落たデザインとユニークな操作音で、キッチンを盛り上げる

「キッチンを楽しくする」という新しい切り口のカジュアルな一台。温めや解凍、オーブンなど、機能面はスタンダードだが、特徴的なのは操作音。モード選択ではギター音が鳴り、スタート時にはドラムがビートを刻んで、心に潤いを運んでくれる。ダイヤルやレバーが滑らかで、操作性がいい一面も。

個性派! 日立 ベーカリーレンジヘルシーシェフ MRO-SBK1

実売価格例:9万2664円
●庫内容量:33L

画像: 個性派! 日立 ベーカリーレンジヘルシーシェフ MRO-SBK1

練りから焼きまで90分。ベーカリー機能を搭載したオンリーワンモデル

専用のパンケースとベーカリー機能を搭載したハイエンドモデル。練りから焼きまで、食パン1斤が90分で作れる。オーブンの熱風で焼くため、皮がパリッと香ばしいワンランク上の仕上がりに。また、マイクロ波で発熱するグリル皿の付属で、時短調理にも対応する。

◆諏訪圭伊子
月刊『特選街』で「我ら!家電体験隊。」の連載を長年担当。仕事と家事を切り盛りするアラフィフライター。共働きおかんの目線で、商品に迫るわよ!

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