【節電・節水におすすめ】二層ドラム式のIoT洗濯機「LG SIGNATURE DUAL Wash」のココが凄い!

洗濯機

今回のやりすぎ家電は「LG SIGNATURE DUAL Wash」。洗濯槽と脱水槽の分かれた昔の2層式洗濯機とは全く別の「2層ドラム式洗濯機」なのだ。(1)縦積みされた大小2つの洗濯槽、(2)6つの手洗いモード、(3)スマホ連係対応、この3つの「やりすぎ」ポイントを紹介する。

世界に無数に存在する家電の中には、斬新すぎる発想を持った製品が少なくない。ここでは、思わず人に話したくなる、世界の知られざる「やりすぎ家電」を、家電スペシャリストの滝田勝紀が、丹念に発掘、レポートする。

日本の洗濯の常識を覆す!?IoT機能搭載の”黒船”二層式ドラム

洗濯槽と脱水槽の分かれた昔の2層式洗濯機とは全くの別物

2層式というと、洗濯槽と脱水槽の分かれた、昔の縦型洗濯機を想像するかもしれない。だが、この「LG SIGNATURE DUAL Wash (以下、DUAL Wash)』は、同じ2層でもまったくの別物。ドラムが縦に組み合わさった、これまで日本では存在しなかった二層ドラム式洗濯機だ。つまり、二つの洗濯槽が上下に搭載されたやりすぎ感たっぷりな構造なのである。

LGエレクトロニクス
二層ドラム式洗濯乾燥機
LG SIGNATURE DUALWash

大小二つの洗濯槽を重ねて二層にしたドラム式洗濯乾燥機。「大小」「色物/白」「アウター/インナー」といった分け洗いを、二つの洗濯槽でできる。徹底した低騒音設計のDDモーターと、四つの独自機構によって騒音・振動を軽減。実売価格例は、49万4640円。

実際に、DUAL Washはどんな使い方ができるのか?例えば、メインとなる洗濯容量11キロ、乾燥容量6キロのドラムでは、週末に家族の洗濯物をまとめ洗いし、毎日のちょっとしたタオルなどの洗濯物は、2キロのミニドラムを使用。「分け洗い」をすることで、かなりの節水や節電にもなるだろう。もしくは、世のお父さんにはツラい話だが、メインのドラムではお母さんと娘の洋服を、ミニドラムではお父さんの下着と靴下を「同時洗い」……のような使い方も容易に想像できる。

さて、気を取り直して、さらにやりすぎなところが、この洗濯機、物理ボタンが電源ボタン一つだけという点だ。美しいミニマルデザインを実現するために、余計な凹凸やラインを極力排除。操作はすべて、メインドラム扉にある丸形液晶インターフェースにタッチして行える。さらに、専用アプリで遠隔操作もでき、はやりのIoT機能も使える。外出中に洗濯を開始したり、残り時間や稼働中のコースを確認できたりするほか、基本コース以外のスペシャルな洗濯コースをアプリからダウンロード可能だ。

もちろん、ここまでできるのだから、洗剤や柔軟剤だって、洗濯物の量を自分で確認して毎回入れる必要はない。あらかじめ専用ケースに入れておけば、洗濯物の量や洗濯コースに合わせて、自動的に投入してくれるという至れり尽くせりな仕様だ。

日本の洗濯の常識をあらゆる意味で覆すかもしれない、黒船的やりすぎ家電であることは、ほぼ間違いなさそうだ。

ココがやりすぎ!

大小二つの洗濯槽を縦積み

大小二つの洗濯槽を搭載。メイン洗濯機は洗濯容量11キロのドラム式、下段には洗濯容量2キロのミニ洗濯機を備えている。同時洗いも分け洗いも、生活スタイルに合わせて使える。

6つの手洗いモードを用意

メインドラムでは、手洗いのような「たたき」「もみ」「押し」「ゆらし」「こすり」「おどり」という6モーションを実現。水温も冷水、20℃、30℃、40℃、60℃から選べる。

はやりのスマホ連係にも対応

IoT対応で、外出先から専用アプリによる操作が可能。遠隔操作で洗濯の開始や洗濯状況の確認のほか、月別の電気消費量の推移や、故障やエラー原因もチェックできる。

※価格は記事作成時のものです。

解説●たきたまさき/フリーランス編集者で、「All About」の家電ガイド。ITメディアの「滝田勝紀の白物家電スゴイ技術」ほか連載多数。ドイツで開催される「IFA」ほか、海外展示会取材経験も豊富。電子雑誌『デジモノステーション』ディレクターも兼任している。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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