17年ぶりに復活を遂げたトヨタのスポーツカー「GRスープラ」は「86(ハチロク)」の兄貴分で、ドイツのBMWと共同開発されたことが話題。兄弟車のBMWのZ4とは、完全に別チーム/別プロジェクトとして開発が行われ、デザインや走りの味つけはトヨタのDNAが色濃く反映されている。3リットル直6ターボと2リットル直4ターボのエンジンに8速ATの組み合わせで、2シーターの設定だ。

トヨタ・スポーツカーの伝統を継承
スープラが17年ぶりに復活!

走る楽しさを追求した往年の名車をグローバルモデルとして投入

17年ぶりに復活を遂げた「スープラ」。2012年に登場した「86(ハチロク)」の兄貴分に当たり、ドイツのBMWと共同開発されたことが話題だ。
実際は、兄弟車であるBMWのZ4とは、完全に別チーム/別プロジェクトとして開発が行われ、デザインや走りの味つけはトヨタのDNAが色濃く反映されている。

トヨタGRスープラ

実売予想価格:未定(2019年夏発売予定)

画像: ボディサイズは全長4380ミリ×全幅1865ミリ×全高1290~1295ミリと、見た目よりコンパクト。ちなみに、運動性能に大きく寄与するホイールベース/トレッド比は、スポーツカーとしてトップレベルに小さい1.55を実現している。外観デザインは、2014年のデトロイトショーでお披露目されたコンセプトカー「FT-1」のイメージが色濃く反映されている。

ボディサイズは全長4380ミリ×全幅1865ミリ×全高1290~1295ミリと、見た目よりコンパクト。ちなみに、運動性能に大きく寄与するホイールベース/トレッド比は、スポーツカーとしてトップレベルに小さい1.55を実現している。外観デザインは、2014年のデトロイトショーでお披露目されたコンセプトカー「FT-1」のイメージが色濃く反映されている。

●シンプルかつ機能的なインテリア

外観は、スポーツカーらしくロングノーズ/ショートデッキで、デザインは未来的だが、サイドのシルエットやリアのフェンダー処理などは、歴代トヨタスポーツカーをオマージュ。内装は、上下に薄い水平基調のインパネと幅の広いコンソールという、典型的なスポーツカー空間を演出。歴代スープラは、小さいながらもリアシートが装着されていたが、新型は完全な2シーター仕様である。

画像: スポーツカーらしいシンプルかつ機能的なインテリア。操作系や構成アイテムはBMWに準じているが、メーターやシートなどは、スープラ独自のアイテムを採用する。

スポーツカーらしいシンプルかつ機能的なインテリア。操作系や構成アイテムはBMWに準じているが、メーターやシートなどは、スープラ独自のアイテムを採用する。

●リアフェンダー周りは先代を彷彿させるデザイン

画像: リアフェンダー周りは先代(4代目)を彷彿させる造形となっている。控えめなリアスポイラーと左右のテールパイプが特徴的だ。

リアフェンダー周りは先代(4代目)を彷彿させる造形となっている。控えめなリアスポイラーと左右のテールパイプが特徴的だ。

パワートレインは、直列6気筒の3リットルターボと、出力の異なる直列4気筒2リットルターボの3種類を設定。トランスミッションは全車8速ATのみとなる。車体は、アルミニウム/スチールの骨格構造ながらも、異なる素材どうしの接合強度を追求した結果、カーボンモノコックを採用するレクサスLFAをも上回る強じんなボディに仕上がっている。サスペンションは、一部グレードに走りのレベルをより引き上げる「アダプティブサスペンション」や「アクティブディファレンシャル」なども採用。

日本での正式発売は夏以降といわれ、価格は2リットルターボが500万円台から、3リットルターボが700万円台からのようだ。筆者はプロトタイプに試乗したが、素性のよさを生かした鋭い回頭性(ハンドルの切りやすさ)や、路面追従性に優れた絶対的な性能の高さ、決して軽くはない車両重量を感じさせないキビキビとした走りを体感。痛快な走りが楽しめる本格スポーツモデルであると感じた。発売が楽しみだ。

解説/山本シンヤ(自動車研究家)

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