薄型・軽量電子ペーパー「富士通 電子ペーパーP02」は、専用のスタイラスペンで、手書き入力ができる電子ペーパー。画面は10.3型(A5サイズ)、251gと薄くて、軽い。さらに約5.5時間の充電で約2週間の連続利用が可能というのもポイント。「日常的にノートを持ち歩く人」におすすめの製品であるということが、今回のテストで判明した。

今回のテストアイテムはこちら
富士通 電子ペーパーP02(A5サイズ)

直販価格:7万5500円

プロフィール
専用のスタイラスペンで、手書き入力ができる電子ペーパー。画面は10.3型(A5サイズ)で、解像度は1404ドット×1872ドット。16階調のグレースケールだ。充電時間は約5.5時間で、約2週間の連続利用が可能。

画像: 書き込み・表示部分がA5サイズで、本体はB5判よりやや小さい。抱え込んで書き込むと、たわみを感じるほどの薄さなので、専用カバーの使用が望ましい。A4サイズのP01もラインアップする。

書き込み・表示部分がA5サイズで、本体はB5判よりやや小さい。抱え込んで書き込むと、たわみを感じるほどの薄さなので、専用カバーの使用が望ましい。A4サイズのP01もラインアップする。

SPEC
●ディスプレイ/10.3型
●解像度/1404ドット×1872ドット
●メモリー/16GB
●インターフェース/microUSB、Wi-Fi、Bluetooth
●電源/リチウムイオン充電池
●充電時間/約5.5時間(USB充電)
●サイズ/幅174.2㎜×高さ243.5㎜×奥行き5.9㎜
●重量/251g

書き込むだけでPDFが本体に保存される

紙と水性ボールペンの感覚に近い

初めて手に取ったときの印象は、「軽っ! 薄っ!」であった。電子ペーパーは、電子書籍リーダーで使い慣れていることもあり、その反応速度に注目していたが、専用ペンで手書き入力するぶんには、かなり好印象。ペン使用が前提となるiPad Proのようなタブレット端末にはかなわないが、文字の手書きや、簡単な図を描くときのペン先への追従性もいいし、ストレスを感じることはなかった。

画像: ペン先の滑りは、紙と水性ボールペンの感覚に近い。ペン先の接触位置と描画位置の調整が可能で、反応速度や追従性も電子ペーパーとしては優秀。

ペン先の滑りは、紙と水性ボールペンの感覚に近い。ペン先の接触位置と描画位置の調整が可能で、反応速度や追従性も電子ペーパーとしては優秀。

ペンには二つのボタンがついており、消しゴムとテキスト部分を強調するハイライト機能が標準で割り当てられている。指でスイッチを押しながら消しゴムが使えるのは、かなり便利だ。

テンプレートとして、大学ノートや方眼紙、リーガルパッドやミーティングシート、スケジュール帳やToDoリストといったものを使い分けられるのも好印象。書き込んだものは、即座にPDFファイルとして本体に保存されるので、特別な操作も不要である。

日常的に紙のノートを持ち歩く人に好適

パソコンへのファイル転送も可能

本体内に保存されたPDFは、パソコンへ転送し、活用が可能だ。また、パソコンからPDFファイルを取り込むこともできるので、紙資料をスキャンして、本機で読むといった使い方にも対応する。

画像: Wi-Fi設定をしておけば、パソコンで専用アプリを起動しただけで、本体内ファイルのリストが表示される。任意のファイルを転送することが可能だ。

Wi-Fi設定をしておけば、パソコンで専用アプリを起動しただけで、本体内ファイルのリストが表示される。任意のファイルを転送することが可能だ。

ただし、パソコンとの連係は、専用アプリをインストールしたパソコン1台のみと限定的。USB、Wi-Fi、ブルートゥースでの接続がサポートされているが、本機のWi-Fi設定は、パソコンのアプリからしかできない。

どうやら、情報管理の厳しい企業内での利用を主眼とした仕様のようである。日常的に紙のノートを持ち歩いて、雑多なメモを取ることが習慣になっている人が、ノートを電子化するためのツールと考えればいいだろう。

まとめ

軽くて薄くて、ペン入力の操作も快適。パソコンとの連係は1対1と限定的

ここが〇

軽くてバッテリーが長もち。紙とボールペンに近い書き心地だ。「保存」など、デジタルツール的な操作を意識しないで使える。

ここが×

パソコンとの連係が1対1と限定的。Wi-Fiは搭載されているが、パソコンとの接続以外には利用できず、書いたあとの活用の自由度が低め。

※価格は記事作成時のものです。

解説/福多利夫 (フリーライター)

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