GoProの最新モデル「HERO7 Black」を実際に撮影した結果、結論は「アクションカメラの決定版」といっていい。注目は、動画撮影時に電子的にブレを抑える「Hyper Smooth(ハイパースムーズ)」機能の搭載。先代モデルより手ブレ補正が強化され、カメラが激しく動く動画撮影でも滑らかに撮れる。プロおすすめの一機だ。
こんなカメラで撮ってみた!
GoPro HERO7 Black
アクションカメラの代名詞的存在がさらに進化!
GoProといえば、この形。初代から大きくは変わっていないシンプルなスタイルが、ユーザーに安心と信頼感を与える。HERO7シリーズには、Blackのほかに、Silver、Whiteの2モデルあるが、本機は唯一40K/60p撮影に対応し、ボディ前面部に撮影時間などを表示するディスプレイを備える。
実売価格例:5万3460円
カメラが激しく動く動画撮影でも滑らかに撮れる!
■「HyperSmooth」で、遊具に乗っていてもブレなし!
アクションカメラの定番であるGoProの最新モデル、HERO7 Black。これまで同様、ボディは四角い石鹸箱ほどの大きさで、防水仕様(本機は水深10メートルまで)なども踏襲。注目は、動画撮影時に電子的にブレを抑える「Hyper Smooth」機能である。先代モデルでも、手ブレ補正は強化されていたが、本機ではさらに強力に進化している。
■自転車に乗ってガタガタと揺れても乱れのない映像が撮れる!
実際、カメラが激しく動く撮影を行っても、映像がブレで乱れることがなく、滑らかな動きで撮れているのは驚きだ。3軸ジンバル(ブレを抑える回転台)を搭載したDJIのOsmo Pocketと比べても、効果はそれ以上だろう。
スポーツ時をはじめ、動きの激しい被写体に装着して撮影するなら、本機以外考えられないほど。4K/60pの動画撮影にも対応しており、アクションカメラの決定版といえるモデルだ。
まとめ
撮影時のアイデアと、別売マウントをいかに活用するかがこのカメラを楽しむ肝だ。バッテリーのもちは決していいほうではないので、長時間の撮影を楽しむときは、予備のバッテリーを忘れずに。
※価格は記事作成時のものです。