ドウシシャの「とろ雪かき氷器」は台湾風かき氷を家庭で実現し累計45万台の大ヒット商品となった。今回は、最新モデル「とろ雪Wふわふわ電動かき氷器」をテストした。“おうちスイーツ”の楽しさは抜群。ハンディタイプにもなるから、料理を盛り付けた大皿や背の高いグラスにも使えて活用範囲が広がった!
今回のテストアイテムはこちらドウシシャとろ雪W ふわふわ電動かき氷器
実売価格例:5840円
●プロフィール
新食感の台湾風かき氷が家庭で作れることで、累計45万台の大ヒット商品となった「とろ雪かき氷器」。シリーズ最新の「とろ雪Wふわふわ電動かき氷器」は、ハンディタイプとしても使えるようになり、活用範囲が広がった。
SPEC
●電源コード長/約1.2m●消費電力/25W●サイズ/幅185mm×高さ370mm×奥行き160mm●重量/1.2kg●付属品/製氷カップMサイズ2個
■手持ちのスタイルでふりかけられる
■いろいろなメニューのアレンジも可能
フレーバー氷をセットしてボタンを押すだけ
練乳やジュースなどで作ったフレーバー氷を薄く削り、ふわとろの食感に仕上げる台湾風かき氷。雪のような口溶けのほか、今までにないチョコレートやチーズケーキなどのフレーバーが楽しめて、大人気となっている。
そんな台湾風かき氷を、自宅で再現できるのが、このマシンだ。フレーバー氷は、糖度が高くて柔らかく、従来のかき氷器では作りにくかったが、本品では氷を押さえるためのスパイクを増設。氷をしっかりとホールドする設計で、柔らかい氷も削れるようになっている。
使う際は、付属のレシピに沿って作ったフレーバー氷を本体にセットし、ボタンを押して削るだけ。刃の高さを調整すれば、削る厚みを変えることも可能だ。フレーバー氷は、牛乳やジャムなど、身近な食材を混ぜるだけで、手軽に作ることができる。
フレーバーによって差があるが、ココナッツミルク氷などは透けるように繊細に削れ、淡雪のごとくふわっとした口当たりになる。厚く削った氷はジェラートに近い食感になり、ねっとり濃厚で贅沢な味わいだ。
本体から取り外して手持ちスタイルもOK
専門店の味にはかなわないが、ふわとろ率はかなり高く、“おうちスイーツ”としては、十分すぎるほどの満足度。いろいろな種類を次から次へと作ってみたくなる楽しさ、おいしさ、そして簡単さだった。
また、めんつゆやソースなどを凍らせれば、料理にも活用できる。氷を前菜やお刺し身の下に敷いたりして、料理の盛り付けに使うのもいい。
本体から上部を取り外すと、手持ちスタイルで使うこともできるので、大きいお皿や高いグラスにも対応。ただし、フレーバー氷は溶けるとベタつくので、飛び散らないように注意が必要だ。
おすすめ度…A
人気の台湾風かき氷を自宅で再現できる。ふわとろ率はかなり高い
ココが〇
お店の味にかなり近いふわとろ率。このクオリティの台湾風かき氷が、行列に並ぶことなく、好きなときに食べられるのはありがたい。
ココが×
キューブアイスが使えないので、思い立ってもすぐには作れない。氷をセットする際、力を入れてスライドさせる必要があり、多少コツがいる。
※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。
※価格は記事作成時のものです。
解説/諏訪圭伊子 (フリーライター)