コロナ感染防止のために、多くの企業がテレワークを導入し、オンラインで会議や打ち合わせをする機会が増えている。また、オンライン飲み会もブームになった。オンラインミーティングは、パソコンのほかスマホでも利用できる。
仕事の打ち合わせから飲み会まで
新型コロナウイルス感染防止のために、多くの企業がテレワークを導入し、オンラインで会議や打ち合わせをする機会が増えている。
また、外出自粛を求められる中、“オンライン飲み会” なるものもブームになった。
オンラインミーティングは、パソコンのほかスマホでも利用できる。スマホにはフロントカメラが付いているので、用途に合ったアプリをインストールするだけで簡単に始めることができる。
最も手軽に利用できるのが「LINE」だ。友だちのグループを作成すると、複数人でのビデオ通話ができる。お互いの顔を見て会話ができ、顔を映したくない人はカメラをオフにしたり、外側カメラに切り替えたりもできる。
ビデオ通話アプリの「Skype」も複数人のミーティングに使える。共同作業スペースを作って、そこに参加してもらう形でミーティングを進める。スマホ、パソコン、タブレットなど、多様なデバイスからアクセス可能だ。
ビジネスから一般ユースまで人気の「Zoom」も、パソコン向けやスマホ向けのアプリが用意されている。最大100人までのビデオ会議が可能だが、無料版では最大40分(二人の場合は無制限)という制約がある。
今後、普及しそうなのが、5月から一般向けサービスが提供された「Google Meet」。最大100人までの会議が可能で、9月30日までは人数に関係なく時間無制限で利用できる(以降は最大60分)。利用にはGoogleアカウントが必要となる。
●スマホでも気軽にミーティングができる
LINE
提供元:LINE Corporation
●iPhone ●Android
「LINE」はグループで「ビデオ通話」を発信するだけでオンライン会議が可能。
Skype
提供元:Skype
●iPhone ●Android
「Skype」は画質に定評がある。多機能だが、メニュー構成はわかりやすい。
Zoom
提供元:zoom.us
●iPhone ●Android
ビジネスシーンでも使われることが多い「Zoom」。画面表示は切り替え可能。
GoogleMeet
提供元:Google LLC
●iPhone ●Android
Googleアカウントが必要になるが、使い勝手のいい「GoogleMeet」。
■解説/村元正剛(ITライター)