遠くまで聴こえやすい「曲面サウンド」スピーカーに家庭向けモデルが登場!
個人差はあるが、年を取れば高音域を中心として音が聴こえづらくなってくるもの。二世帯、三世帯同居といった家庭では、テレビやラジオの音量設定で悩むことも珍しくないようだ。
「ミライスピーカー」は、特許技術である独自の「曲面サウンド」を搭載。通常のスピーカーで使われるコーン型(円すい型)振動板ではなく、弧を描くように湾曲させた振動板から音を発生させており、距離が離れても音が減衰しづらく、広い指向性で全周に、かつ遠くまで聴こえやすい音を出せる。主に業務用途で実用化されており、空港や金融機関のカウンターで呼び出し用スピーカーとしても活躍している。
従来製品は法人向けということで、サイズや価格的にそれほど手軽とはいえなかったが、この「ミライスピーカー・ホーム」はテレビにつなぐことを想定した家庭向けの小型モデル。曲面サウンド構成に加え、新開発されたフルレンジスピーカーを組み合わせたハイブリッドスピーカーユニットにより、大幅な小型化と低価格化を実現した。
サウンドファン
ミライスピーカー・ホーム
実売価格例:2万9700円
独自のハイブリッドスピーカーユニットを搭載
独自の特許技術「曲面サウンド」を搭載し、テレビなどのサウンドを、人に聴こえやすい音へと変換できる小型スピーカー。曲面振動板に加えて、コーン型振動板によるフルレンジスピーカーも搭載されている。
本体は奥行きはあるものの、スピーカーとしてはコンパクトで、無理なく置けるサイズ。いわゆる手元スピーカーなどとは異なり、遠くからでも聴こえやすい音を鳴らせる製品なので、見る/聴く場所も選ばず、人の移動に合わせてスピーカーを動かす必要もない。接続は、一般的なステレオミニプラグのオーディオケーブルでつなぐだけ、操作も音量調節だけなので、誰でも簡単だ。
もちろん、テレビ以外にも、例えば、ラジオやCDを楽しむために使うこともできる。個人個人で異なる快適な音量設定の問題を解決し、家族全員で快適に過ごせる、新たなアイテムとして注目されそうだ。
テレビの横でもスッキリ設置可能
※価格は記事作成時のものです。
文/大坪知樹(フリーライター)