災害時は、様々なインフラが停止してしまう可能性がある中で、即座に情報を取捨選択し、正しい判断をしなければなりません。そんなとき「Yahoo!防災速報」があれば、近隣地域のハザードマップや避難場所、各自治体からの緊急情報などをまとめて入手できます。
防災意識を見直そう
災害への対策をしない人は6割
近年、地震や大雨などの様々な自然災害が各地で深刻な被害を出しています。しかし、自然災害がいつ来るのかは予測しづらく、万が一への備えはどれだけあっても足りないと理解していても、なかなか率先して防災への知識を蓄えたり、防災グッズを購入したりしている人は多くないのが現状。「Yahoo!ニュースみんなの意⾒」で実施した調査によると、「対策したいが⽅法がわからない」「特に対策するつもりはない」と回答しているユーザーが6割以上にも登りました。
特に今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、避難すること⾃体に感染リスクが伴う場合もあるため、これまで以上に平常時から災害へ備えておくことが重要となっています。
「防災速報」をダウンロードしよう
そんな中で、誰でも気軽に災害への備えとして利用できる、「Yahoo!防災速報」のダウンロードが推奨されています。
災害時は、様々なインフラが停止してしまう可能性がある中で、即座に情報を取捨選択し、正しい判断をしなければなりません。実際に、災害時の状況把握や、次に取るべき行動がわからず頭を悩ませたことがある人も多いのではないでしょうか。
そんなとき「Yahoo!防災速報」があれば、近隣地域のハザードマップや避難場所、各自治体からの緊急情報などをまとめて入手できます。「災害が起きたらとりあえずこれを見るようにしよう」という一つの指針ができると、次の行動がスムーズになりそうですね。
「Yahoo!防災速報」について
「Yahoo!防災速報」は2000万以上のユーザーが利⽤する、ユーザーの安全に役⽴つ情報を配信するサービス。現在地に加えて3地点の登録が可能で、⾃宅や勤務地などの災害情報をいち早く⼊⼿できます。
地震や津波、気象警報など15種類の災害情報をプッシュ通知で知らせてくれるだけでなく、避難場所やハザードマップ、防災⽤品などをはじめとした、災害ごとの⾏動や備えに役⽴つコンテンツ「防災⼿帳」も利用することができます。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。
防災速報の機能
災害マップ
「災害マップ」の機能では、⾃治体や気象庁などの公的機関から発信される情報を得るだけではなく、ユーザー同⼠が現在地の災害状況を共有できるため、早期に災害の状況を知り、避難判断に役⽴てることができます。
また、ユーザーが安⼼して使えることを最重視した設計になっているのもポイントです。誤った情報や憶測などの投稿を抑⽌するために、位置情報をオンにしたうえで、現在地に災害の危険が迫っていることを知らせるプッシュ通知を受け取ったユーザーのみが投稿できるようになっています。
これにより、昨年「災害マップ」が試験的に導⼊された際には、6万件以上の投稿のうち、いたずらなどのアビューズ投稿を数件程度に抑えることができたそうです。これなら緊急時にも安心して使うことができそうですね!
大雨災害
近年、深刻な被害を出している大雨災害についても、「⼤⾬危険度通知」「⼤⾬警戒レベルマップ」などの機能が搭載されています。
「⼤⾬危険度通知」では、10種類以上ある注意報や警報などを⽤いて、市区町村ごとに5段階の危険度で、ユーザーへわかりやすく通知します。加えて、「⼤⾬警戒レベルマップ」では、全国における⼟砂災害や洪⽔の危険度を地図上で詳細に確認できます。
「⼤⾬危険度通知」は市区町村単位での危険度ですが、「⼤⾬警戒レベルマップ」も併せて確認することで、現在地付近で⼟砂災害や洪⽔の危険度が特に⾼まっている場所がわかり、避難⾏動の判断に役⽴てることができます。
防災手帳
「防災⼿帳」は、避難⾏動についての知識やハザードマップ、防災グッズなどの情報を集約しています。また、今年の4月下旬より、新型コロナウイルスへの感染が懸念される状況においても、ユーザーが安全に避難⾏動を取ることができるようにと、「新型コロナウイルス感染症状況下の避難⾏動」というコンテンツを「防災⼿帳」内に追加しました。
⾃治体からの緊急情報
「Yahoo!防災速報」では、多くの⾃治体が災害に関する緊急情報などの情報も配信しており、ユーザーはプッシュ通知を確認することで、いち早く⾝を守るための⾏動につなげることができます。
令和2年7⽉豪⾬においても、熊本県や⽔俣市など、多くの⾃治体が避難所開設情報などを配信しました。また、新型コロナウイルスの感染拡⼤に不安を感じているユーザーが多い中、ユーザーが登録した⾃治体の新型コロナウイルスに関する情報をタイムリーに取得できます。
7月豪雨での事例
九州や東北など、全国の広範囲で発生した令和2年7月豪雨でも、「災害マップ」を通じてユーザー同士が身の回りの発災状況を共有し合い、災害状況投稿数は78,596件、ライフライン状況投稿数は338,526件にものぼりました。
いまや、災害時の状況すら、スマホで即時的に「シェア」できる時代なんですね。まだダウンロードされていない方も、これを機に、あたらしい防災意識のひとつとして、「Yahoo!防災速報」を活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
大切なことと理解していても、なかなか普段の生活では見直しにくい、防災のこと。いつどんな自然災害が起こるか分からないからこそ、万が一への備えは、思い立った時にしておきましょう。何からすればいいのか分からない時は、ダウンロードするだけで簡単に災害時の情報を得られるアプリから取り入れてみてはいかがでしょうか。来月9月1日は「防災の日」でもあります。これを機に、普段の防災意識を見直してみては?