【ボーズ】サウンドバー最新モデル「Bose TV Speaker」をテスト!接続も機能もシンプルで使いやすいテレビ用スピーカー

家電・AV

最新のサウンドバー「Bose TV Speaker」をリビングにあるテレビと組み合わせてみた。テレビの手前のスペースに収まるサイズなので、設置場所の心配もなし。配線も、電源ケーブルとHDMIケーブルを接続するだけ。人の声を強調して聴き取りやすくする「ダイアログモード」も備えている。

今回のテストアイテムはこちらボーズ Bose TV Speaker

実売価格例:3万3000円

プロフィール
テレビの音を手軽に高音質化する、サウンドバータイプのスピーカー。テレビとHDMIケーブルで接続するだけで、テレビの音声やテレビとつないだBDレコーダーの音声を楽しめる。電源も、テレビと連動するので便利だ。

薄型でシンプルなデザインを採用し、インテリアともよく調和する。マット加工の天面とメタルグリルのフロントパネルの組み合わせにより、質感の高い仕上がりだ。

Bose TV Speaker

SPEC
●入力端子/HDMI(ARC)、光デジタル、AUX IN●Bluetooth/バージョン4.2●サイズ/幅594mm×高さ56mm×奥行き102mm●重量/2.0kg

低音の調整は可能だが、サラウンドは非対応

本機は、HDMIケーブルで接続するだけで簡単に使える最新モデル。声の聴き取りやすさがさらに向上し、よりいい音でテレビ視聴ができる。ブルートゥース接続にも対応しているので、スマホなどの音楽再生にも対応する。

低音を増強する機能を備えており、低音の音量を3段階で調整可能。ワンボディながらも力強い低音が楽しめる。また、人の声を強調して聴き取りやすくする「ダイアログモード」を備えている。

サラウンド再生機能を持たないなど、機能面はシンプルだが、そのぶん使いやすさを重視した設計。ボリューム操作をテレビのリモコンで行えるなど、操作性も考えられている。

リビングにあるテレビと組み合わせてみたが、テレビの手前のスペースに収まるサイズなので、設置場所の心配もなし。配線も、電源ケーブルとHDMIケーブルを接続するだけと、実に手軽だ。

じゃまにならないコンパクトボディ

幅60センチ弱、高さ5.6センチのコンパクトサイズで、テレビの手前のスペースにスッキリと収まる。配線も最小限なので、手軽にセットできる。

主な操作は、付属のリモコンで行う。ブルートゥースへの切り替えや低音の増強、ダイアログモードのオン/オフも、専用ボタンが用意されているので使い勝手がいい。

カードサイズのシンプルリモコン

付属のリモコンは、電源オンや音量調整のほか、ブルートゥースの切り替え、低音の音量調整なども可能。シンプルながら、使いたい機能をすべて手元で操れる。

Bose TV Speaker(付属のリモコン)

重低音が欲しい場合はウーハーを追加できる

その音は、メリハリの利いた聴きやすい音で、人の声がとても明瞭。かなり音量を絞っても、聴きづらく感じることはない。気になる低音についても、なかなかパワフルで、ドラマの主題歌や音楽番組でもリズムがよく弾み、歌声にも厚みがある。

映画では、重低音にやや物足りなさもあるが、その場合は、同社のサブウーハー(バス モジュール500=実売価格例5万1700円など)の追加が可能。

機能は最小限ではあるが、操作がわかりやすく、誰でも手軽に使えるテレビ用スピーカーである。

おすすめ度…A

接続も機能もシンプルで使いやすい。音楽のリズムが楽しく、人の声も明瞭

ココが〇
力強くリズムを奏でる音はスマホの音楽再生にも合う。音がやや高い位置に定位し、画面から音が出ているように聴こえるのも好印象。

ココが✕
シンプルで使いやすいのはいいのだが、サラウンドに対応していないのはやはり残念。映画などの音は、広がりがやや物足りない。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。

※価格は記事作成当時のものです。

文/鳥居一豊(AVライター)

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