【iPhoneのブラウザ】Safari以外のおすすめアプリを紹介 広告ブロックやセキュリティ対策、データの節約にも

iPhone

iPhoneのブラウザといえば、標準搭載されている「Safari」を思い浮かべる人がほとんどでしょう。しかし、App Storeを探すとSafari以外にもさまざまなWebブラウザアプリが配信されています。そこで今回は、Safari以外のおすすめブラウザを厳選してご紹介します。

Safari以外のブラウザを利用するメリット

Safariに無い機能を活用できる

SafariはiOSに最適化されたWebブラウザのため、基本的な機能面だけに限ればメインアプリとして問題なく利用できます。しかしながら、パソコン用のWebブラウザとは違い拡張性を持たず、自分の思い通りに動作させられない場合もあります。

SafariはiOSに最適化されたWebブラウザ(写真はイメージ/Adobe stock)

また、安全性に優れたVPN接続に対応したアプリや、PC限定のFlash(※2020年12月にサポート終了)機能を動作させられるアプリなど、個性豊かな機能を備えたものも存在します。そのため、用途に合わせてSafariと他のWebブラウザを同時利用する方も少なくありません。

なお、iPhoneユーザーの筆者はメインブラウザとしてSafariを利用しつつ、計5種類ほどのアプリを使い分けています。

iOS14からメインブラウザの切り替えが可能に

2020年9月にリリースされたiOS14。以前のバージョンには無いさまざまな新機能が実装されました。特に、待望のメインアプリ切り替え機能が追加されたことに注目です。

従来、iPhoneではデフォルトのアプリとして公式のメールソフトやSafariが優先的に選択され、他のメーラーやWebブラウザはあくまでもサブとして扱われていました。しかし、iOS14からはメインアプリを切り替えることが可能になり、Google Chromeなどをデフォルトのブラウザとして設定できるようになったのです。

そのため、これからは自分にフィットするブラウザを自由に選択してメイン利用できる時代となりました。とはいえ、Safariも大幅に進化を遂げたため、あくまでも自分に合うか合わないかを基準に選択していくことがオススメです。

通信容量や電池の節約に期待できることも

Webブラウザアプリの中には、一部通信データ量や電池消費量を節約できるモードが備わっているものもあります。広告の読み込みやWebサイト上で動作するスクリプトをブロックして、余計な情報を取り入れないようにする仕組みです。毎月のデータ量や日々のバッテリー消費にお悩みの方は、Safari以外のアプリ利用を検討しても良いでしょう。

厳選おすすめWebブラウザアプリ3選

軽い動作と連携機能が魅力の「Google Chrome」

PCで普段から利用している方も多い定番のWebブラウザです。利用時にGoogleアカウントでログインすることで、PCやタブレットなどの他端末とブックマークやプライバシー情報などを共有できる使い勝手の良さが魅力です。Googleドライブなどの関連アプリとの連携機能も備えているため、仕事や趣味、学校などでGoogle系の各種ツールをよく利用する方にオススメです。動作も軽快で、PCモードでの表示や機械翻訳といった独自機能も備えています。

アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。


ブラウズに特化した「Firefox Focus」

Chromeに続いて長年人気のWebブラウザ、Firefoxの関連アプリです。最大の特徴はアクセス履歴を残さないプライベートブラウズに特化している点で、Cookieを利用したトラッキング(行動追跡)の強力なブロック機能やアプリ利用にiPhoneのロックを適用する機能などを備えています。タブなどが実装されていないため不便なこともありますが、海外サイトの閲覧などセキュリティに注意したいシチュエーションでサブブラウザとして活躍します。

アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。


セキュリティ対策とデータ節約に最適な「Brave Web Browser」

Braveは広告ブロック機能を標準搭載したブラウザです。サイトの閲覧時に厄介なスパム広告をブロックすることで、データ通信量の節約やバッテリー消費の抑制などにつながるメリットがあります。

また、有料のオプションにはなるもののウイルスやサイバー攻撃を防ぐファイアウォール機能と、仮想回線を通して安全なブラウジングを実現するVPN機能を利用することも可能です。今回紹介した中では若干上級者向けのWebブラウザアプリにはなりますが、パフォーマンス性がきわめて高いため慣れればメイン級の活躍を見せてくれるでしょう。

アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。


Safari以外のブラウザを選ぶ際の注意点

ここまでSafari以外のiPhone用ブラウザについて解説しましたが、最後にブラウザを選ぶ際の注意点についても触れておきます。それは「出所のはっきりしないものはインストールしない」ということです。

どのようなアプリにも言えることですが、マイナーすぎるものや説明がはっきりしないものの中には、脆弱性があるアプリや高額のサブスクリプション型課金を伴うもの、スパム的な駆動をするものなどが存在します。

Apple社はアプリのリリース時に厳しい審査基準を設けており、問題のあるアプリのほとんどは配信されません。しかし、稀に審査の目をすり抜けてしまうものが登場します。そのようなアプリの利用を未然に防ぐためにも、必ず出所や機能、リリース情報や口コミなどをチェックした上で選ぶようにしましょう。

まとめ

今回はiPhoneユーザーに向けて、Safari以外のWebブラウザを利用するメリットやおすすめのアプリをご紹介しました。iOSのバージョンも14を迎えた今、iPhoneの拡張性は以前と比べ物にならないほど向上しています。Safari自体は非常に良いアプリですが、もし不便に感じることが多ければ、ぜひ他のWebブラウザもお試しください。

Safari以外のブラウザも使用してみよう(写真はイメージ/Adobe stock)

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松島広人(フリーライター)

Webディレクターとしてコンテンツの企画・編集・校正・執筆・SEOを担当する傍ら、フリーランスのWebライターとしても精力的に活動。業種・業界を問わず多数のジャンルを手がける。ポップカルチャー・サブカルチャーにも精通しており、幅広い知識を活かしたライティングを得意とする。

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