この記事では、おうち時間を充実させてくれる「アナログゲーム」をご紹介。「アナログゲーム」と聞くと、「将棋やチェスのように戦略的で頭を使うものなのかな?」と抵抗感を抱く人も多いですよね。しかし、最近のアナログゲームには、プレイヤー同士のコミュニケーションを主体にした、自由な発想で楽しめるものも豊富にあります。「ゴリラ人狼」や「キャット&チョコレート」など、年末年始の家族団欒にぴったりのゲームが勢揃いです。
コロナ禍のお正月、なにする?
12月に入り、クリスマスや年末、お正月のことを考えている人も多いのではないでしょうか。例年であれば、忘年会やパーティー、イルミネーション、初詣…など、楽しい予定が目白押しの季節ですが、今年は異例のコロナ禍。人混みをできるだけ避けて過ごしたいけど、楽しい予定が無くなってがっかりしている人も多いのではないでしょうか。
おすすめは家で楽しめる”ゲーム”
そんなコロナ禍の「おうち時間」の過ごし方として、家でまったりゲームを楽しむというのも一つの手段ですよね。しかし、ゲームにも、コンシューマーゲームやソシャゲ、ボードゲームのようなアナログゲームまで様々な種類がありますよね。
この記事では、いつものおうち時間を充実させてくれる「アナログゲーム」をご紹介。「アナログゲーム」と聞くと、「将棋やチェスのように戦略的で頭を使うものなのかな?」と抵抗感を抱く人も多いですよね。確かに、まずルールを覚えて、戦略を組み立てないといけないゲームはどうしてもハードルが高いです。しかし、最近のアナログゲームには、プレイヤー同士のコミュニケーションを主体にした、自由な発想で楽しめるものも豊富にあります。
家族団欒の時間が長い今年のお正月に楽しんでみてくださいね。また、オンライン通話をしながら楽しめるゲームも登場しているので、友だちとのオンライン飲み会でも盛り上がること間違いなしですよ!
おすすめアナログゲーム
ゴリラ人狼
パーティーゲームのなかでも特に人気が高く、多くの人がプレイしている「人狼」は、ご存知の方が多いはず。このカードゲームはそんな「人狼」のゴリラ版です。「えっゴリラってどういうこと?笑」と思うかもしれませんが、このゲームは、なんと「ゴリラ陣営」と「密猟者陣営」に分かれて戦う人狼です。
ゴリラなので、最初は全員「ウホッ」しか喋れませんし、指定された4つのジェスチャー(ドラミング、指差し、首を横・縦に振る)でしかコミュニケーションをとることができません。その中で、「ゴリラ陣営」は密猟者を村から追放すること、「密猟者陣営」はゴリラを殺すことを目的に行動します。村から追放されたゴリラは、3文字の単語を2つ遺言として残すことができ、ゴリラたちは少しずつ言葉を覚えていくことができます。
このゴリラ人狼は、人狼でありながらも、ゴリラのモノマネ合戦になるパーティーゲームといった要素も大きいのが特徴。普段の人狼では自分の正体をバレないようにするためにちょっとした演技をする必要があり、演技が下手ですぐバレてしまうので苦手…と思っている方でも大丈夫です。このゲームではそもそも最初は「ウホ」しか喋れません。笑 ゴリラの物真似のうまさを競いあったり、ドラミングをしあったりして、終始爆笑間違いなしです。
ゴリラ人狼
キャット&チョコレート
アナログゲームの代表格「キャットアンドチョコレート」は、自由な発想のアイデアを交換できるゲーム。自由奔放なアイデアの応酬に、自然と会話が盛り上がり、笑いの絶えないゲームです。このゲームでは、さまざまなアクシデントに対して、与えられたアイテムを駆使して問題解決をし、自分以外のメンバーに解決方法の合否を決めてもらいます。
まず「イベントカード」をめくり、自分がいまどんなピンチに直面しているのかを確認します。その後、指定された数の分だけ「アイテムカード」をめくり、様々なアイテムをランダムで手に入れ、それを全て使って問題解決手段を考えます。アイテムは組み合わせも種類も何もかも適当なので、無理やりこじつけながら解決手段を考えるのですが、自分以外の人の発想が、意外と眼から鱗だったり、絶対あり得ないでしょ、と思うようなもので、自然と笑いが湧き起こります。
キャット&チョコレート 日常編
カードゲーム
推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ
お次はちょっと自己紹介要素の入ったゲームのご紹介です。「推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ」というタイトルにもある通り、自分の「推し」について語るゲーム。基本的にはみんながそれぞれあるテーマに添いながら自分の「推し」(自分が特にファンとして応援している人物や作品などのこと)について語りますが、一人だけ「知ったかぶり」の人が紛れています。
「知ったかぶり」の人は、あえて「推し」じゃない人やものについて語ります。一通り全員が話した後に、質問タイムを挟んで、誰が「知ったかぶり」かをジャッジします。そして多数決で一番票が集まった人が「知ったかぶり」だった場合は「知ったかぶり」の負け、そうでなかった場合は「知ったかぶり」の勝ちになります。
この「推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ」は、公式サイトでオンライン通話をしている相手とも楽しめるルールが公開されています。本体を持っている人が進行役として、担当カード(「知ったかぶり」役かどうかがわかるカード)をそれぞれにしか見えないようにするのがコツだそう。他の人たちに目を瞑ってもらって、進行役の人もカードの中身が見えないように引いて、カメラに向けてカードを見せるのが一番手っ取り早そうですね。
また、ゲームのルールが書かれたPDFも公開されているので、共有するのも楽そうですね。職場やサークルのオンライン飲み会に使ってみても、まだみぬお互いの新しい一面を知ることができそうですね。
推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ
#推し語り
たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。
ちょっと小っ恥ずかしいタイトルですが、れっきとしたカードゲームです!このゲームでは、ランダムに配られたカードを使って「プロポーズの言葉」を作ります。
遊び方は簡単。各プレイヤーごとに指輪3つと初期カードを用意し、プレーヤーの中から一人「親」を選出したらゲームスタートです。「親」以外のプレイヤーは単語カードを6枚ずつ配られるので、その中の単語を自由に組み合わせて素敵なプロポーズの言葉を作ります。「親」は、最もグッときたプロポーズの言葉を捧げたプレイヤーの指輪を受け取ります。手順を一通り終えたら、次は「親」の左隣りのプレイヤーが次の「親」になり、上記を繰り返し、3つの指輪が最初になくなったプレイヤーの勝利です。
このゲームのいいところは、配られたカードの単語をつかって遊べるところ。とっさにゼロからアイデアを生み出すのが苦手な人も安心して遊べます。「自由な発想を楽しむゲームをしてみたいけど、何も思い浮かばなかったらどうしよう…」という心配は無用!あなたの工夫で素敵なプロポーズの言葉を組み合わせてみてくださいね!
たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。
まとめ
異例のコロナ禍となってしまった2020年。今年の年末、来年のお正月もおうちで過ごす時間は長くなりそうですね。家族団欒のコミュニケーションのマンネリ化や、オンライン飲み会のネタに困ったら、「アナログゲーム」を取り入れてみてはいかがでしょうか?きっと予想以上の盛り上がりに満足できるはず。