「Dyson Omni-glide Complete」を実際に手に取ってみると、これまでのダイソン掃除機とは使い方がまったく違うことがわかる。電源を入れると滑るようにヘッドが動き出し、前後だけでなく、左右、斜めなど、好きな方向に進ませながら掃除ができる。イメージとしては、ペーパーモップに近い。

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ダイソン「Dyson Omni-glide Complete」

実売価格例:6万4900円

●プロフィール
逆回転する2本のブラシを配置した「オムニディレクショナルフラフィクリーナーヘッド」を採用した全方向駆動掃除機。スティック型の本体はスリムで軽量。ホウキやモップのように、360度自在に動かして掃除ができる。

画像: 新設計のヘッドとモーター、サイクロン構造を採用したコードレススティック掃除機。フローリングの床を滑るように、360度方向に自由に動かして掃除ができる。

新設計のヘッドとモーター、サイクロン構造を採用したコードレススティック掃除機。フローリングの床を滑るように、360度方向に自由に動かして掃除ができる。

SPEC
●充電時間/約3.5時間●最長運転時間/エコモード:約20分、強モード:約5分●サイズ/幅208㎜×高さ132×奥行き1077㎜●重量/1.90kg

ヘッド底面にキャスターホイールを四つ配置

2020年11月発売のバルミューダ ザ・クリーナーが「360度スワイプ構造」で話題となったが、それに続く形で国内発売が開始されたダイソンのスティック掃除機。逆回転する2本のフラフィローラーが、ゴミをヘッド中央部にかき集め、吸引する仕組みだ。

2本のローラーが内向きに回転する

画像: 2本のフラフィローラーがそれぞれ内向きに回転してゴミを集める仕組み。ローラーは簡単に外れるため、メンテナンス性も高い。

2本のフラフィローラーがそれぞれ内向きに回転してゴミを集める仕組み。ローラーは簡単に外れるため、メンテナンス性も高い。

ヘッド底面には四つのキャスターホイールを配置。これが360度自在に回転することにより、どの向きにでも自由に動かして掃除できる。本体には毎分最大10万5000回転の「ダイソン ハイパーディミアムモーター」を搭載。八つの新設計サイクロンでゴミの分離ができる。

横向きに動かしてもゴミが吸引できる

実際に手に取ってみると、これまでのダイソン掃除機とは使い方がまったく違うことがわかる。電源を入れると滑るようにヘッドが動き出し、前後だけでなく、左右、斜めなど、好きな方向に進ませながら掃除をしていける。イメージとしては、ペーパーモップに近い。ヘッド幅が約21センチ、奥行きが約14センチなので、狭い場所にも入り込んで掃除が可能。横向きに動かしていてもゴミが吸引できるところが、通常の掃除機にはない持ち味である。

ソファーやベッドの下も掃除が可能

画像: 本体を寝かせてもヘッドが床から浮かず、フラットな状態になるため、ソファーやベッドの下なども掃除しやすくなった。

本体を寝かせてもヘッドが床から浮かず、フラットな状態になるため、ソファーやベッドの下なども掃除しやすくなった。

新しい仕組みの掃除機だけに、まだまだ課題もありそうだ。最も気になったのは、パワー。標準(エコ)モードでは、大きめのゴミを取りこぼすことが目立った。重曹を用いた吸引テストではゴミを集めるものの、ヘッドを何度か動かさないと吸い込みきれないこともあった。強モードにすることで、ある程度は解消できるが、そうすると駆動時間の短さが気になってくる。

メインのヘッドがカーペットに向かない点は気になるが、付属のミニモーターヘッドを使うことで対応は可能。革新性は非常に高いが、使う場所と人を選ぶ掃除機だ。

おすすめ度…B+

360度方向に動かせる 掃除感覚は快適。標準モードはパワーが欲しい

ココが〇

モップのように軽快に取り回して掃除ができる。ヘッドがコンパクトなので狭い部分にも入りやすい。また、ハンディとしても使いやすい。

ココが✖️

標準(エコ)モードの吸引力が低く、強モードにすると、バッテリー駆動時間が短い。カーペットでは走れず、基本的にはフローリング専用。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C−」までの9段階評価になっています。

※価格は記事作成時のものです。
●解説/コヤマタカヒロ (デジタル&家電ライター)

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