「Wake Upスマートコーヒーロースター」は、3ステップで簡単に焙煎できるほか、スマホアプリで焙煎度合いを自在に調整できるスマートコーヒーロースターだ。最大250グラムまでのコーヒー豆を約10分で焙煎できる。
3ステップで浅煎りから深煎りまで手軽に焙煎! スマホで調整も自在!
コロナ禍にあって家庭でのコーヒー人気が高まる中、注目されている機器の一つが、生のコーヒー豆を焙煎できる焙煎機(ロースター)だ。コーヒー豆は焙煎直後から酸化が始まってしまう。生のコーヒー豆を購入し、必要な分だけ焙煎することで、いつでも新鮮なコーヒーを楽しめるというわけだ。
サドヤジャパン
Wake Upスマートコーヒーロースター
価格:11万円(一般販売未定)
3ステップで簡単に焙煎できるほか、スマホアプリで焙煎度合いを自在に調整できるスマートコーヒーロースター。最大250グラムまでのコーヒー豆を約10分で焙煎できる。
生のコーヒー豆をいつでも気軽に焙煎!
焙煎には方式がいくつかあるが、「Wake Upスマートコーヒーロースター」は、温度管理が比較的容易な熱風式を採用しており、コーヒー豆の焙煎度合いを浅煎りから深煎りまで5段階で調整できる。(1)コーヒー豆を入れて、(2)焙煎度合いを選択し、(3)開始ボタンを押すという、3ステップで焙煎が始まり、0.2秒ごとに温度を管理しながら焙煎し、冷却まで自動的に行ってくれる。約250グラムまでのコーヒー豆を約10分で焙煎できるので、週末や夜などのちょっとした時間に行える。
専用スマホアプリと連係すると、より細かい調整が可能だ。焙煎工程は(1)余熱、(2)メイラード、(3)1ハゼ、(4)2ハゼ、(5)冷却の五つに分かれており、画面上を指でドラッグするだけで工程ごとの温度と時間を自分の好みに合わせて調整できる。コーヒー豆を焙煎するチャンバーは二重の耐熱強化ガラスを採用しており、中の様子が見える。焙煎中でも設定を変更できるので、焙煎状況を目視しながら調整することも可能だ。
スマホアプリで細かく調整できる!
焙煎中に生じるチャフ(薄皮)は、上部フタ内の専用ダストボックスに自動収集される仕組みで、焙煎後はまとめて捨てられる。チャンバー部分は取り外しでき、ダストボックスとともに洗え、食洗器での洗浄も可能なので、日常的に使えるのが魅力だ。2021年7月末まで「Makuake(マクアケ)」での応援購入を実施済みで、今後の一般販売に期待したい。
※価格は記事作成時のものです。
TEXT●安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)