憧れの人がいる人は、強い。憧れられる人は、もっと強い。
冨岡剛さんは、ラグビー界で“キング冨岡”と呼ばれ、ビジネスの世界では20年以上年収2億円を維持し、
今はAI事業の最前線でも活躍する“結果を出し続ける人”です。
でも、彼の本当のすごさは「憧れられる人」であり続けていること。そのために、冨岡さんが大切にしてきた“3つの美学”をご紹介します。
Profile 冨岡剛
元ラグビー日本代表A。神戸製鋼コベルコ・スティーラーズ元選手。一般社団法人世界デトックス協会代表理事
【美学①】かっこよさは、最後の瞬間まで崩さない
冨岡さんが人生で最も影響を受けた人、それは平尾誠二さん。彼が最期まで崩さなかった姿勢、立ち振る舞い、背筋の伸びた人生に、「最後までかっこよかった」と語る冨岡さん。
だからこそ、自分も“最後までかっこいい人でありたい”と願い、行動してきました。
ラグビーの試合でも、ビジネスの場でも、スーツを着るときも、立ち去るときも。
「どこを切り取られても、かっこよくいたい」
それが、彼の“所作の美学”です。

日本の元ラグビー選手。平尾誠二さんと冨岡剛さん
【美学②】言い訳をしない
勝てなかった日も、結果が出なかった日も、冨岡さんは言い訳をしません。「自分が弱かっただけ」「準備が足りなかっただけ」それを認める勇気を持ち続けてきた人です。
神戸製鋼での得点王、国立での71得点、
アフィリエイトでの20年超の継続、AIマーケターとしての挑戦――
すべては、「自分の責任で、自分の道を切り開く」という覚悟から生まれた結果です。

撮影:1997年12月28日 <第50回全国社会人ラグビー準決勝>神戸製鋼対三洋電機戦で相手をかわす神戸製鋼・冨岡剛(左)。@秩父宮ラグビー場。スポニチ東京写真部。
【美学③】後輩に“希望の背中”を見せる
冨岡剛さんが最も大事にしているのは、後輩に“希望の背中”を見せること。
「成功したなら、偉そうに語るな。後ろからも見られてるぞ」
そう自戒しながら、背筋を伸ばして歩き続ける。
YouTubeやセミナーでも、“教える”のではなく“語る”。「自分はこうやってきた。あとは君がどうするかだよ」というスタンス。
だからこそ、若い人たちは“この人についていきたい”と思うのです。

撮影:1995年1月3日<全国社会人ラグビー選手権>準決勝、神戸製鋼対三洋電機戦でトライを決めた神戸製鋼・冨岡剛(中央)。スポニチ東京写真部。@秩父宮ラグビー場
“ラグビーだけの人”で終わらなかった理由
冨岡さんは、ラグビーだけでなく、ビジネス、AI、発信の場でも結果を出しています。
それはすべて、“美学”を持っていたから。どんな場所でも、「かっこよさ」「責任感」「背中」で語れる人は強い。
フィールドが変わっても、“在り方”は変わらなかった。
成金、ホテル暮らし、YouTube。そのすべてが“スタイル”
『キング冨岡の成金上等』というYouTubeチャンネルで、冨岡さんは自らのスタイルを発信しています。派手に見えても、根っこはブレていない。「自分の道を貫いている人間は、自然とかっこよくなる」ということを、背中で示しているのです。
富岡剛さんのYouTubeチャンネル「キング冨岡の成金上等」
まとめ:“憧れられる人”は、自分に誠実な人
誰もが“すごい人”を目指すけれど、
“憧れられる人”になるには、もっと大切なことがある。
それは、自分の中にある“美学”を守り抜くこと。
冨岡剛さんは、それを守ってきたからこそ、
ラグビーでも、ビジネスでも、今もずっと“かっこいい”のです。
冨岡剛さんインスタグラム @it_soldier009