シロカが最新モデル「おうちシェフPRO」シリーズの注目は、独自に開発した「スマートプレッシャー技術」。業界最高クラスの95キロパスカルという高圧力を一定に維持するから、食材が短時間で柔らかくなり、味もしみ込みやすい。一方で、栄養の流出は防止できるため、おいしさと栄養価の両方がアップする。
圧力が最高クラスにアップし、より短時間でヘルシーな調理を実現!
ほったらかしで調理ができる便利アイテムとして人気の電気圧力鍋。さまざまなメーカーの製品が並ぶ中、シロカが最新モデル「おうちシェフPRO」シリーズを発表した。
シロカ
おうちシェフPRO
SP-2DM251/SP-2DP251
実売価格例:1万5800円
シリーズ累計出荷台数40万台を突破した電気圧力鍋の最新機。一台10役&自動メニュー83種類搭載という多機能と、買いやすい価格を両立した高コスパモデル。サイズは幅24センチ×高さ27センチ×奥行き26センチ、重量3.9キロ。
無水やスロー、低温、発酵など一台10役
ふたやパッキンは取り外しができ、洗うパーツも少なく、手入れは簡単。調理容量は1.68リットル。一度に作れる量の目安は、カレー3~4人分。
洗うパーツが少なく、お手入れ簡単!
注目は、独自に開発した「スマートプレッシャー技術」だ。業界最高クラスの95キロパスカルという高圧力を一定に維持することで、食材が短時間で柔らかくなり、味もしみ込みやすくなっている。一方で、栄養の流出は防止できるため、おいしさと栄養価の両方がアップするという。
また、加圧後は、スチームが自然に冷めるのを待つのが一般的だが、本機では加圧後の蒸気を強制排気して自動減圧する機能を搭載。調理時間を従来より約30%カットできるのもポイントだ。中身の量や外気温に影響を受けやすい自然減圧に対し、自動減圧は、仕上がり時間が明確というメリットもある。蒸気の排気弁にはカバーを付け、スチーム放出の勢いを抑えることで、安全面にも配慮している。
予約機能も賢く進化し、予約設定をした直後から、調理を開始するプログラムを新採用。いったん火を通した食材を、腐らない温度帯(約75℃)でキープして予約時間直前に仕上げることで、長時間予約でも安心して利用でき、実用度が増している。
従来は、圧力調理や無水調理など6種類だった調理方法も数が増え、低温調理、炒め、発酵、温度調理の四つが加わって、一台10役に。作れる料理の幅が広がり、より多様なライフスタイルに対応できるようになった。
さまざまな面でグレードアップしながら、実売価格を抑えており、6年前に電気圧力鍋のコスパモデルで先陣を切ったシロカだが、最新機でもその気概を見せつけている。
※価格は記事作成当時のものです。
TEXT●諏訪圭伊子(フリーライター)