ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z シリーズ」からミラーレスカメラの新モデルとして「ニコン Z 30」を発売した。本機は、Zシリーズ最小・最軽量を実現したモデルで、Vlogをはじめ、日常の撮影からこだわりの撮影まで、幅広いシーンにおいて動画撮影に適したモデルとなっている。
ニコン
Z 30
●実売価格:ボディ単体=9万8000円程度、ズームキット=12万円程度、ダブルズームキット=15万1000円程度
Z シリーズ最小・最軽量を実現したVlog撮影に最適なAPS-Cサイズのミラーレスカメラ
ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z シリーズ」からミラーレスカメラの新モデルとして「ニコン Z 30」を発売した。
本機は、Zシリーズ最小・最軽量を実現したモデルで、Vlogをはじめ、日常の撮影からこだわりの撮影まで、幅広いシーンにおいて動画撮影に適したモデルとなっている。
本機には、「Z 7」(2018年9月)に採用した画像処理エンジン「EXPEED 6」と「Z fc」(2021年7月)に採用した有効2088万画素のCMOSセンサーを搭載しており、「Z マウント」の採用により「NIKKOR Zレンズ」と組み合わせることで、解像感のある優れた描写性能を実現している。
常用ISO感度は、100~51200に対応し、屋内や屋外、夜間などシーンを問わず高画質な映像の撮影を可能にしている。また、動画撮影時でも人や犬、猫の瞳を検出する「瞳AF」「動物AF」を搭載しており、動画・静止画を問わず動きのある被写体の瞳をより確実に捉えることができる。
被写体の動きや構図の変化に応じて ピントを合わせ続ける「AF-F(フルタイムAF)」を搭載することで、ミラーレスカメラを初めて使用する人でも 、被写体のいきいきとした表情を捉えることが可能だ。
タッチパネルを採用したバリアングル式液晶モニターにより、写っている状況を確認しながらの自撮りはもちろん、被写体を真上から撮影する真俯瞰撮影や、足元などからの低位置撮影も行うことができる。スマートフォンと同様でタッチ操作で、撮影操作や設定変更、画像再生時のピンチイン、ピンチアウトができる。
「Z マウント」の採用により、DXフォーマット/FXフォーマット問わず、描写性能が高いすべてのNIKKOR Zレンズを使うことができるから、Vlog撮影に最適な広角レンズや、ボケを活かせる単焦点レンズ、一本で 幅広い撮影を楽しめるズームレンズなど、撮影目的に合わせてあらゆる表現を楽しむことができる。
「Z シリーズ 」最小・最軽量のボディは、握りやすさを考慮した深いグリップの採用により 、長時間の持ち歩きや撮影にも対応する。また、エントリーユーザー向けながらも、上位モデルのデザインや操作性を継承しており、撮影者の使いやすさに徹底的にこだわったデザインとなっている。さらに、 視認性 をより 高めた、大きい動画撮影ボタンや、ウィンドマフを装着しやすい大型マイク、撮影中であることがひと目でわかる「RECランプ 」などを搭載し 、Vlogをはじめとした動画撮影に最適化されている。
「AUTO」モード のままでも調整可能な露出補正 や、 多彩な表現が可能な全20種類の 「Creative Picture Control」での効果の選択、コントラストや明るさなどの微調整ができるから、より映像表現にこだわることができる。
また、クロップなしの4K UHD/30pや、 スローモーション動画が撮影可能なフルHD/120pにも対応。撮影モードダイヤルには、自分で選んだ カメラ設定を登録する「ユーザーセッティングモード」を3つ搭載している。さらに、 メニューの階層に入ることなくワンタッチで簡単にアクセスが可能な「iメニュー」や、使用頻度の高い設定を割り当てることができる「Fnボタン」 により 、自分が使いやすいように「Z 30」をカスタマイズすることが可能となっている。
別売の「マウントアダプター FTZ II」(2021年12月発売) を使えば、AI Nikkor以降の約360種類のNIKKOR Fレンズ が使用可能なため、オールドレンズなどを使った 表現も堪能できる。
本体サイズは、幅約128mm、奥行き59.5mm、高さ73.5mm、重さは、約350g(いずれも本体のみ)。イメージセンサーは、APS-C、有効画素数は2088万画素。ISO感度は、100~51200。連続撮影速度は、最高約11コマ/秒の撮影が可能。画像モニターは、バリアングル式TFT3.0インチ・約104万ドット、視野角170°、視野率100%となっている。
ニコン:ニコン Z 30 の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。