東京で、ランドセル職人たちが立ち上げた「土屋鞄(つちやカバン)製造所」。近年人気の”大人のランドセル”界で格段の存在感を放つ革製品メーカーだ。その新作『OTONA RANDSEL(オトナ・ランドセル) FT 001』は、ヌメ革を使用したシンプルなフォルムで、エイジングによる風合いが楽しみな製品だ。
子どもたちの夢を作ってきた職人たちが、大人が愛せる革製品をつくったら【リュック/バックパック】
1965年、東京・西新井。子どもたちの笑顔のために、ランドセル職人が立ち上げた工房ブランドが、TSUCHIYA KABAN/土屋鞄製造所だ。その丈夫さと品格を両立した製品作りで、着実に人気を博すが、転機が訪れたのは2000年。ランドセルの機能美を突き詰めれば、大人にも愛され続けるカバンができるのではないかと、ネクストステップとして大人用カバンの製造に挑戦し始める。
そして2014年にはハリウッドでファッションとしてのランドセルが注目を浴び、その翌年に土屋鞄製造所は「OTONA RANDSEL(大人ランドセル)」シリーズをリリース、日本でも大人のランドセルはブームを呼んだ。
その最新作が、土屋鞄製造所『OTONA RANDSEL FT 001』(縦41.0×横29.5×底マチ12.0cm/約1940g・税込220,000円・2023年7月20日発売)は、シンプルで洗練されたフォルムと、長年のランドセル製造で培った背負いやすさ(背中のクッション)がポイント。ナチュラルな上質感をたたえるヌメ革を使用することで、長く使うとエイジング(経年劣化)による風合い変化も楽しめる。
ショルダーの長さは67.0〜88.0cmで、7段階調節が可能。A4ファイル収納可。13インチのノートPCも収納できる。カラーバリエーションはブラックとオークの2種。
入手は「TSUCHIYA KABAN」オンラインストア、各直営店舗(西新井本店、軽井澤工房店、六本木店、丸の内店ほか)で可能だ。