コードレススティック掃除機の売り上げが絶好調で、今年中にはキャニスター型を上回るといわれている。今年話題となったのは、8年ぶりにフルモデルチェンジしたダイソンと、春に上陸した「ダイソンキラー」の異名を持つシャーク。また、新しいアプローチで目を引くのが三菱だ。スティック掃除機選択のポイントは、ヘッドの形状や採用されるブラシ、ゴミ捨ての容易さ、軽量などだ。オススメは、ダイソン Dyson Cyclone V10 フラフィ、シャーク EVOFLEX S30、シャープ EC-AR2SXなどだ。

長時間運転化とヘッド性能や使い勝手の向上が特徴

今季のトレンド

コードレススティック掃除機の売り上げが絶好調で、今年中にはキャニスター型を上回るといわれている。それほど実用的で魅力的なモデルが増えているということだ。

バッテリーも、最長1時間までの連続使用が可能になり、家を丸ごと掃除するのに十分なレベルにまで進化。また、ヘッドの性能や使い勝手の向上で掃除能力も上がり、掃除自体に時間がかからなくなっているのも、大きなポイントだ。今年話題となったのは、8年ぶりにフルモデルチェンジしたダイソンと、春に上陸した「ダイソンキラー」の異名を持つシャークだが、2ブランドともに、キャニスター型に引けを取らない掃除能力を確保している。

また、新しいアプローチで目を引くのが三菱。充電時にオブジェのような形になり、見せる収納が可能なほか、ハンドル部分の引き出し方によって、スティックとハンディに切り替わる構造もおもしろい。こういった独自路線が出てくるあたりに、このジャンルの勢いのよさを感じる。

スティック掃除機選択のポイント

1.ヘッドの形状や採用されるブラシは掃除の能力や効率のよさに直結

ヘッドの作りや性能は、掃除能力に直結する。シャークは、ヘッドに柔らかさの違う2種類のブラシを搭載し、細かいホコリや大きいゴミまで一度に掻き取る方式で、掃除効率を高めた。また、最近のヘッドは、前面がオープンになっている形状がトレンド。壁際に追い込んだゴミもワンストロークで取れるため、ストレスなく使え、掃除時間の短縮にもつながる。

前面がオープンになっているシャークのヘッド。

2.ダストボックスからのゴミ捨てを簡単かつ衛生的に行えるのが理想

ダストボックスからゴミを捨てる際には、簡単かつ衛生的に行えるのが理想。新構造を採用したダイソンV10では、レバーを押し下げるだけの自然な動作で、部品のすき間に詰まったゴミまで落とせるようになり、好評を博している。そのほか、衛生面が気になる場合は、本体から取り外して水洗いできるタイプを選ぶのが得策。シャークは、ダストボックスが取り外せないのが残念だ。

レバーを押し下げるだけでOK。

3.ワンタッチで曲がるパイプ構造や小型ブラシへの変更のしやすさに注目

一工夫が施された使い勝手のよさは、ストレスのないスムーズな掃除や、体の負担の軽減につながる。シャークは、パイプがワンタッチで約90度に曲がり、ソファーや家具の下を楽に掃除できる独自機構を搭載。シャープとパナソニックは、ヘッドを外すと小型ブラシが出てきて、そのまますき間を掃除できる機構をそれぞれ採用。アタッチメント付け替えの手間を軽減している。

着脱が簡単なシャープの「スグトルブラシ」。

4.使いたいときにサッと取り出せる軽量でスリムなタイプもニーズが高い

家中を掃除することができるパワフルタイプの一方で、使いたいときにサッと出せる軽量なタイプもニーズが高い。スティックでは、1.5キロという軽さのシャープが人気。さらに注目は、シャークのハンディクリーナー。コンパクトで持ちやすく、気軽に使えるデザインながら、コードレススティックと同等のハイパワーを実現。机の上や家具のすき間のゴミを強力に吸い取れる。

シャークの新感覚ハンディクリーナー、EVOPOWER。

スティック掃除機おすすめランキング

【1位】ダイソン Dyson Cyclone V10 フラフィ

実売価格例:7万5380円
最長運転時間:約60分

8年ぶりのフルモデルチェンジにより吸引力アップや運転時間の延長を実現

8年ぶりのフルモデルチェンジで設計を一新。気流が一直線に通る構造で、吸引力アップや運転時間延長などが可能となった。バッテリー残量やノズルの詰まり、フィルターのお手入れ時期などのお知らせ機能も新搭載して、使い勝手がアップ。従来の約半分の重量ながら、モーターには、毎分最大12万5000回転の速度を実現する「ダイソン デジタルモーター V10」を採用した。重量は2.58キロ。

【2位】シャーク EVOFLEX S30

実売価格例:6万9800円
最長運転時間:約66分 ※バッテリー2個使用時

ワンタッチで90度に曲がるパイプでソファーやラックの下などを楽々掃除

高い吸引力と、ワンタッチで90度に曲がるパイプが大きな特徴。ソファーやラックの下など、掃除しにくいすき間のゴミを楽な姿勢で一掃できる。前方のソフトブラシが大きなゴミをとらえ、後ろのブラシロールがカーペットから細かいチリを掻き出すという2ウエイヘッドが、フローリングやカーペットなど、あらゆる種類の床に対応。本体には、交換式のバッテリーが2個付属する。重量は3.33キロ。

【3位】シャープ EC-AR2SX

実売価格例:5万8200円
最長運転時間:約30分

高性能素材とパーツの最小限化で業界最軽量の1・5キロを達成

レーシングカーなどに使われる軽くて強い高性能素材「ドライカーボン」の採用と、パーツを極限まで削ぎ落とした設計により、業界最軽量の1.5キロを達成。少ない力で持ち上げられ、本棚や冷蔵庫の上など、高い位置のホコリもサッと掃除できる。立ったまま吸込口を着脱、変更することができる「スグトルブラシ」も好評だ。

【4位】三菱 iNSTICK ZUBA Q HC-JXH30P

実売価格例:9万3060円
最長運転時間:約40分

ワンモーションでスティック型とハンディ型に切り替えが可能

充電スタンドから手前に引いて取り出すとスティック掃除機に、上に持ち上げるとパイプ部分が外れてハンディ掃除機になる「ワンモーション設計」。充電時はオブジェのようなフォルムになり、リビングに違和感なく置ける。枯れ葉などを吹き飛ばすエアブロー機能付きで、玄関やベランダの掃除にも役立つ。重量は1.8キロ。

【5位】 パナソニック MC-SBU820J

実売価格例:9万3060円
最長運転時間:約50分

ハイパワーモーターを採用した吸引力追求モデル

大型高速ファンを採用したハイパワーモーターを搭載し、吸引力を追求したモデル。床の汚れをチェックする「クリーンセンサー」や、ヘッドから取り外しできる「親子ノズル」を採用するなど、機能面の充実も図った。重量は2.5キロ。

個性派! シャーク EVOPOWER W30

実売価格例:2万2680円
最長運転時間:約24分※バッテリー2個使用時

長さ42センチのスリムボディにパワフルなモーターを搭載

まったく新しいコンセプトのモデル。長さ42センチのスリムボディに、コードレススティッククリーナーと同等のハイパワーモーターを搭載。アタッチメントを複数搭載している点も興味深い。重量は620グラム。

解説/諏訪圭伊子(フリーライター)

※価格は記事作成時のものです。

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