アイリスオーヤマのモップ付き掃除機の価格は?注目機能を徹底テスト!

掃除機

アイリスオーヤマの人気コードレススティック掃除機「 KIC-SLDCP6」は、二刀流の掃除機。静電気を発生させるナイロンモップが付属している。ポイントはコスパの良さとアイデア。掃除機をかけながら、棚やテレビのホコリ取りができるモップで掃除が楽しくなる。初めてスティック掃除機を買う人におすすめできる一台。

今回のテストアイテムはこちらアイリスオーヤマ KIC-SLDCP6

実売価格例:2万6780円

プロフィール
静電気を発生させるナイロンモップが付属し、掃除機をかけながら、棚やテレビのホコリ取りが可能な二刀流の掃除機。シリーズ第2弾となる本機では、自走式パワーヘッドの搭載などで、より掃除性能が強化された。

真空度を高めたヘッドとパワーブラシにより、カーペットに絡まった糸ゴミから細かなチリまで、しっかり吸引する。延長パイプを外せば、ハンディ掃除機としても使用可能。

SPEC
●集じん容積/0.3L
●集じん方法/ダストパック式
●充電時間/約3時間
●バッテリー/リチウムイオン2次電池
●連続使用時間/自動モード:約20~30分
●サイズ/幅236mm×高さ1015mm×奥行き175mm
●重量/1.6kg

自走式のブラシで軽い力で掃除できる

低い場所の掃除もやりやすい

高い場所の汚れにはモップで対応。モップに付いたホコリも、掃除機で吸い取ってしまう。そんなユニークさに目が行きがちな本機だが、実際に使ってみると、掃除機本体も想像以上に優秀だった。

2万円台後半という価格ながら、粒ぞろいの機能を備えているのが、大きなポイント。ヘッドには、自走式のパワーブラシを採用し、軽い力でスイスイ掃除ができる。パワーブラシでゴミを掻き出すため、ラグやカーペット、フローリングの板目にまいた重曹も、ワンストロークできれいに取れた。

ヘッドがフラットになるため、ベッドやソファー、棚の下など、低い場所の掃除も可能。「ほこり感知センサー」により、見えない場所のゴミも逃さない。

使う前は吸引力が気がかりだったが、意外とパワーがあり、しっかりとした仕事ぶり。「ほこり感知センサー」搭載で、自動運転中はゴミの量に合わせてパワー調整するので、無駄な電力も抑えられる。

また、本体が自立するのも気が利いている。掃除中に物を移動したいときなど、その場に立てておけるので、スムーズに掃除ができた。

サクッと捨てられる紙パック式を採用

掃除したモップのホコリも吸引

もちろん、モップの機能も便利で楽しい。モップがその場でセルフクリーニングでき、繰り返し使えるので、どんどん部屋をきれいにしたくなる。ただし、従来モデルでは、モップを掃除機本体のポケットに入れて一緒に持ち運べたのに対し、本機は構造上の都合で、そのポケットがなくなったのは残念だ。

帯電ケースで静電気を発生させることで、ゴミの吸着率をアップ。汚れたモップをスタンド下部の穴に差し込むと、掃除機本体がホコリを吸引する。

集じん方法はダストパック式(25枚付属)で、掃除3〜4回ほと゛で交換か゛必要。手間ではあるが、ホコリか゛舞わず、サッと捨てられるのは衛生的だ。サイクロン式のダストカップの手入れがめんどうだという人にも向いている。

性能や使い勝手など、価格以上の満足度が得られるので、初めてスティック掃除機を買う人にも、安心しておすすめできる一台だ。

まとめ

床を掃除しながら、付属のモップでホコリ取りもできる二刀流スティック型

ここが〇

手ごろな価格ながら、機能の平均点が高く、コスパに優れた一台。独自のアイデアや工夫により、使い勝手が向上している点も好感が持てる。

ここが×

ヘッドの前面がオープンになっておらず、壁際のゴミに弱い。また、アタッチメントが付属しないので、布団掃除などには対応しない。

※価格は記事作成時のものです。

解説/諏訪圭伊子 (フリーライター)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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