ちょっとお茶を飲みたい、お湯を沸かしたいというとき、速くて便利で安全なのが電気ケトル。基本的には「お湯を沸かすだけ」というシンプルな製品だが、使い方がイメージできる人にとっては、やかんや電気ポットよりも便利で使いやすい。定番商品を中心に、人気のおすすめ電気ケトルを紹介しよう。

電気ケトルとは?

日常生活において、ちょっとだけお湯が欲しい、という場面は意外と多い。
朝にインスタントコーヒーが飲みたい、ご飯と一緒に日本茶がほしい、カップラーメンを食べよう、といったことは想像しやすいだろう。

そんなときに便利な家電が電気ケトルだ。
これは、電気を利用してお湯を沸かす器具で、電源プレートの上にケトル本体を載せて使うタイプが一般的。
スイッチを入れてお湯が湧いたら自動的に電源は切れ、電源プレートからケトルを持ち上げて外し、そのままお湯を注ぐ。
電源コードは電源プレートにつながっているのでケトルはワイヤレス。コードを気にせずお湯を注げるので、コンセントの近くから離れても大丈夫だ。

電気でお湯を沸かすというと、なんだか時間がかかりそうに感じるかもしれないが、製品と容量によって、もちろん具体的な性能は異なるものの、容量0.8リットルの一般的なサイズなら、数分程度、5分未満の製品がほとんど。
沸かす量が少なくなればもちろん沸騰も早くなり、カップ一杯(約140ml)程度なら1分未満で沸く製品もあるのだ。
スイッチを入れ、ちょっと他のことをしている間に沸いてしまう、というイメージである。

電気ケトルのメリット

電気ポットとの違いは?

電気ケトルのメリットは、やかんとコンロでお湯をわかす場合に比べ、目を離しても危険度が低いこと。
お湯が湧いたら自動的に止まるので、沸騰するまで見ている必要もない。
最近は、ケトルを倒しても漏れない、沸いても蒸気が出ない、といった製品もあり、より安心だろう。

お湯を沸かす家電という意味では、電気ポットも似ている。
大きな違いは、電気ポットは沸かしたお湯を温かいままキープする保温機能を備えているが、電気ケトルには保温機能がないことだ。
製品によっては、ケトル部分の保温性能が高くてしばらくは温かいままの製品もあるのだが、電気ポットのように電力を使っての保温機能は、基本的にない。

保温機能がないというと、電気ポットのほうが便利に感じるかもしれない。ただし、電気ポットの保温機能は常に電気を消費しており、その意味では省エネとは言えない。
電気ケトルは、お湯が必要なときにすばやく沸かしてすぐ使うスタイルが向いているのだ。

たとえば、食事のときお茶を飲むためにお湯が必要であれば、一日三回お湯を沸かせば十分、ということになる。その三回のために常時保温しておくのと、食事のたびにお湯を少量沸かすのと、どちらが自分の生活にとって便利かを考えるとよいだろう。

画像: 電気ポットとの違いは?

定番のおすすめ電気ケトル

電気ケトルの基本機能は「お湯を沸かすだけ」ととてもシンプルなので、製品選びで気にすべきポイントも、そう多くはない。
早くお湯がわかせることがメリットなので、沸騰時間はチェックしておきたいところだが、実際の使い勝手においては数十秒程度の違いはあまり気にならないはずだ。その意味ではデザインの好みや価格で選んでも大丈夫だろう。

沸かせるお湯の容量は、使用スタイルに合わせて確認しておきたい。
標準的な容量としては、0.8リットルタイプが主流だが、ちょっと少ない0.6リットルや、多めの1リットルタイプも用意されている。

容量は多めのほうが余裕があって便利そうに感じるかもしれない。しかし、電気ケトルは必要な量のお湯をこまめに沸かして使う器具なので、普段使うだけの量で選んだほうが本体も小さく、お湯が沸くのも早く、便利に感じるはずだ。
一般的な電気ポットに比べ容量が少ないのも、少量をそのたびに沸かす、という使い方のためである。たとえば、日常使いの急須に入る量、などで確認してみるとよい。

高機能な電気ケトルは、沸いても蒸気が出ない、倒してもお湯が漏れないなど、安全面で配慮されている製品がある。子どもも一緒に使う、ペットがいたずらするといった不安があるなら、そういう製品をチェックしよう。

タイガー 電気ケトル
わく子
PCF-G080-D

【特徴】
従来製品に比べて蒸気量を減らした省スチーム設計と、倒れてもお湯漏れを防ぐ転倒流水防止構造を取り入れ安心して使える容量0.8リットルのベーシックな電気ケトル。
カップ1杯分(約140ml)のお湯は約60秒で沸騰。カラーは画像のコーラルオレンジのほかホワイトもあり、色によっては容量違いの0.6リットルタイプも用意されている。

画像: タイガー 電気ケトル わく子 PCF-G080-D

ティファール 電気ケトル
アプレシア プラス
0.8L

【特徴】
電気ケトルというジャンルを普及させたティファールのベーシックなタイプ。容量0.8リットルで、画像のスカイブルーの他にもカラーバリエーションが豊富で、ケトル本体がメタリック調のカラーも選べる。
注ぎ口にはホコリが入らないような可動式のカバーが付き、カップ1杯分のお湯は約50秒で沸く。

画像: ティファール 電気ケトル アプレシア プラス 0.8L

タイガー 電気ケトル 
蒸気レス わく子 800ml
PCH-G080-WP

【特徴】
独自の蒸気キャッチャー構造を採用し、蒸気の出る孔自体を廃止した蒸気レス構造の安全・安心な電気ケトル。周囲を結露させることもなく、設置場所の自由度が高い。カップ1杯分のお湯は約45秒で沸騰と、業界最速クラスで早いのも特徴。
画像のPCH-G080は容量0.8リットルだが、容量0.6リットルのPCH-G060も選べる。カラーはパールホワイトとパールブラックの二色展開。

画像: タイガー 電気ケトル 蒸気レス わく子 800ml PCH-G080-WP

コーヒーを入れるのに最適な電気ケトル

電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒーをドリップしたい、という人もいるだろう。
もちろん、ごく一般的な電気ケトルでもハンドドリップに使えるが、お湯を細く上手く注ぎやすいよう、注ぎ口やハンドル、ケトル本体の形状が工夫されているような製品もある。
もともとこういったタイプのコーヒーポットを使っていた人は、いろいろ探してみよう。中には沸かすお湯の温度を自由に設定できたり、お代わりしながらティータイムを優雅に過ごせるよう保温機能を備えたような多機能タイプもある。

バルミューダ 電気ケトル 
BALMUDA The Pot
K02A-BK

【特徴】
パンが美味しく焼けるトースターなどでも人気のバルミューダが送り出した電気ケトル。ケトル本体はステンレスボディに塗装を施しており質感が高く、お湯の注ぎ心地にこだわってノズルとハンドルがデザインされている。丁寧にコーヒーをドリップしたい、という人にも気になる存在だろう。
容量は0.6リットルで、200mlのお湯は約1分半で沸騰。カラーはこのブラックの他にホワイトがあり、2019年秋には新色のクロームが発売予定だ。

画像: バルミューダ 電気ケトル BALMUDA The Pot K02A-BK

山善
電気ケトル 0.8L
YKG-C800(W)

【特徴】
コーヒーをドリップするときにお湯の注ぎ方をコントロールしやすい細口ノズル。沸騰させるだけでなく、60〜100℃の範囲で温度設定してお湯を沸かすことができ、60分間の保温機能も備えるなど、多機能な電気ケトルとなっている。
コーヒーや日本茶など、淹れるものによってちゃんとお湯の温度にもこだわりたいといった人におすすめ。カラーはブラックも選べる。

画像: 山善 電気ケトル 0.8L YKG-C800(W)

まとめ

電気ケトルは、お湯をすばやく沸かせる家電。お湯が湧くと自動的に電源が切れるため安全で、沸かすスピードもコンロ+やかんと同等レベルで早い。電気ポットとは異なり、沸かしたお湯を保温する機能はなく、こまめに必要なだけ沸かす使い方が向いている。

◆大坪知樹
オーディオやPCといった記事を多く手がけてきたが、ガジェットはもちろん白物家電、クルマ・バイク、模型や玩具、時計に服・靴など基本的にモノが好きな物欲系フリーランスライター。

This article is a sponsored article by
''.