オリンピックを高画質テレビでライブビューイングしたい。そんなニーズを受け、大画面の有機ELテレビが売れている。さらに最近はネットとつなげ、いろんなコンテンツを美しく見るという楽しみ方も増えてきた。リモコンにはすでに YouTube のボタン。Hulu も AbemaTV もある。ズバリおすすめは、ソニーのブラビア KJ-55A9G だ。
ヨドバシカメラのカリスマ店員が「ソニーの有機ELテレビ」をおすすめする理由
私の家のテレビもこれ!
ヨドバシカメラ新宿西口本店
勝田泰幸さん
ヨドバシカメラのカリスマ店員。雑誌『特選街』で、連載「我ら!家電体験隊。」の解説委員を長年務める。プライベートでももちろん家電好きで、あらゆる商品を実際に自分で試し、その使い勝手を厳しく評価する。家電は「道具としてしっくりくるか」という点が最大のポイントだという。『アメトーーク!』(家電芸人)をはじめとするテレビや雑誌などの媒体で「家電コンシェルジュ」としても活躍中。
フラッグシップ4K有機ELテレビソニー ブラビア KJ-55A9G
オリンピックに絡んでテレビが売れています。
その中でも、ソニーのブラビアは特におすすめしている商品。私の家のテレビもこれです。
昔は、有機ELの大画面というと、画質が粗かったこともありましたが、今は進化して超きめ細やかです。
個人的にスポーツをよく見るんですが、サッカーなんかでも臨場感がすごい。かつての液晶に比べると、画質が格段にいいです。特に黒の表現は、素人でもわかるレベルですね。
YouTubeも、タブレットで見るのと全然違いますよ。
55インチだと画質もきれいにしてくれて、タブレットで見るよりもリアルに見える。タブレットの感覚のまま、それをグレードアップして、濃い時間をリビングで楽しむ感覚です。
「歌ってみた」とか「演奏してみた」系の動画の視聴も楽しいし、ライブのダイジェスト版のPVなんかを見ると、会場に迷い込んだような感覚が味わえます。
リモコンにはすでに YouTube のボタンがあるし、Hulu も AbemaTV もある。チャンネルのひとつとして楽しめて、マルチメディア端末みたいになっています。
画面の中央部から音が出てくる!
見た目スッキリ!音もハッキリ!
あとこのテレビ、見た目がすっきりしてません?
ベゼルだけのスマートなデザインで、絵が置いてあるような感じ。
なぜかというと、スピーカーのスペースが省略されているから。
音は、画面の中心から音が出てきます。パソコンでは昔から採用されていた技術ですが、こういう形でテレビで使われると、一気に新しい感じになりますね。
音が悪いんじゃないかと思う人もいるかもしれないですが、そんなことないですよ。
ウーハーも入っていてはっきりと聞こえるし、低音もよい。
しっかりといい音がして、とても実用的です。
ハードディスクを外付けすると、レコーダー的な使い方もでききるんですよ。
後ろに背負ってくれるだけなので、このスタイリシュさを壊さないまま録画OK。
それでいて16TBまで対応しているから、4K画質でもたっぷり録画できて頼もしい限りです。
ソニー KJ-55A9G
BRAVIA
55V型 有機ELパネル
漆黒と豊かな色彩であらゆる映像を美しく描く、フラッグシップ4K有機ELテレビ。
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<主なスペック>
【画面サイズ】55V型
【画面解像度】4K
【チューナー】
地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル ×2
BS 4K・110度CS 4K ×2
【スピーカー個数】4個
※アクチュエーター×2個、ウーファー×2個
【外付けHDD】対応
※USB3.0準拠。160GB~16TBまで
【HDMI端子数】4
【消費電力】(約)386W
【高さ】71cm ※スタンド含む:71.4cm
【幅】122.6cm
【奥行き】4cm ※スタンド含む:25.5cm
【重量】18.7kg ※スタンド含む:22.3kg
まとめ
この画質、ぜひ売り場で体感してほしい!
自分のコンテンツを持ってきて、試してみることもできますよ。
写真や動画などは、スマホやタブレットで見るのとは全然違います。
いつも見ているムービーも、大きな画面で出力すると感動しますよ。
◆構成/諏訪圭伊子(フリーライター)