天ぷらを温めたいときに電子レンジを使うかトースターを使ったほうがいいのか専門家に聞いてみた。レンジ加熱は食材の水分を沸騰させて加熱するため、食材から出た水蒸気で天ぷらやフライの衣がフニャフニャになりがち。そのため、レンジ加熱(温め機能)を使うのはあまりおすすめできないそうだ。

オーブントースター
バルミューダ・ザ・トースターのスチームと、シャープ・ヘルシオグリエの過熱水蒸気は同じ方式?

どちらもスチームを使うトースターですが、内容はかなり異なります。バルミューダのザ・トースターは、水を蒸発させてスチームを作り、トーストの周囲に水の膜を作ることでトースト内の水分を蒸発させにくくしています。ただし、水を加熱して蒸発させているため、スチーム自体は100℃を上回ることはありません。

一方、シャープのヘルシオグリエは、スチームをさらに加熱して100℃を超える温度を実現する「過熱水蒸気」を使って調理します。ヘルシオグリエの過熱水蒸気は、最高250℃もの温度を実現しており、水でトーストを焼くことができます。過熱水蒸気はオーブン(熱風)の約8倍もの熱量で素早く食材を加熱できるだけでなく、脱油・減塩効果も実現しています。

画像: 最高250℃もの過熱水蒸気でパンを焼き上げるシャープのヘルシオグリエ(写真はAX-GR1)。

最高250℃もの過熱水蒸気でパンを焼き上げるシャープのヘルシオグリエ(写真はAX-GR1)。

オーブントースター
天ぷらやフライはレンジとトースターどっちで温め直す?

レンジ加熱は食材の水分を沸騰させて加熱するため、食材から出た水蒸気で天ぷらやフライの衣がフニャフニャになりがちです。そのため、レンジ加熱(温め機能)を使うのはあまりおすすめできません。

一方、トースターはヒーターで食材を外側から加熱するために衣の水分が蒸発しやすく、カリッと仕上がります。

高機能な電子レンジには、オーブン機能や過熱水蒸気機能が装備されていて、天ぷらやフライの温めに向いていますが、電子レンジは庫内のサイズがトースターに比べてはるかに大きいため、予熱も含めて加熱に時間がかかってしまうのが難点です。

量の少ない天ぷらやフライを温める場合は、できるだけトースターを使うようにしたほうがいいでしょう。

電気湯沸かし
お茶のお湯を沸かすには電気ポット、電気ケトル、IHやかんのどれがいい?

電気ポットも電気ケトルも、消費電力の高い機種ほど素早くお湯を沸かすことができますが、沸騰させるために必要な電気代は、どちらも1リットル当たり約3円程度と、それほど大きな違いはありません。

ビルトインタイプのIHヒーターは、電気ポットや電気ケトルに比べて消費電力が大きいため、お湯を素早く沸かしたい人にはおすすめですが、電気代はいちばんかかるといえるでしょう。

使い勝手の面でいうと、電気ポットは断熱構造に加えて保温機能を搭載しているため、1日を通じて小まめにお湯を使うニーズがある場合は便利です。ただし、電気ポットは保温時の電気代がけっこう高い(製品にもよりますが、1日で15~30円くらいかかります)ので注意が必要です。

一方、電気ケトルにも保温機能を搭載しているモデルもあるため、頻繁にお湯を使う人でなければ、電気ケトルを選ぶのが経済的にはいちばんおすすめです。

◆解説/安蔵靖志(家電・ITジャーナリスト)

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